アニメ『呪術廻戦』ギアを上げて戦う真人を演じる、島﨑信長オフィシャルインタビュー

2023.12.14 19:30

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。TVアニメ第2期『渋谷事変』第45話(第2期21話)では、虎杖、東堂、真人の三者による凄まじい呪い合いが描かれる。本エピソードの放送に向けて、真人を演じる島﨑信長のオフィシャルインタビューが公開された。

――『渋谷事変』原作コミックや、シナリオを読まれた際の物語の印象を教えてください。

五条悟という最強の存在が封印されたことによって事態が動き出し、まさに『渋谷事変』というめちゃくちゃな状況が巻き起こるわけですが、キャラクター同士の群像劇や色々な要素が絡み合い、様々な闘いが勃発していくところが面白さの1つだと思います。それぞれの登場人物もとても魅力的ですし、呪霊や呪詛師(じゅそし)の思惑が絡んでくるところも注目の要素です。目を背けたくなるような描写や絶望感を感じるような場面もあるのですが、これに動きや声が入って映像で観たらどんなことになるんだろうと楽しみにしていました。

――シリーズを通して、ご自身が好きなキャラクターや、気になるキャラクターは誰でしょうか。

やはり1番好きなのは真人ですね。自分が関わる役は、どこかしら自分の分身のように掘り下げていくもので、このキャラクターはどんなことを考えているのかなと感情移入もしますし。真人は意外にシンプルなキャラクターだと思っています。呪いとしての本能の赴くままに生きている純粋なキャラクターなんです。自分が敗れそうになった時も、その死の感覚を楽しんでいたりするところもあって。でも、真人は経験したことを通して、どんどん変わっていく、変化していくキャラクターでもあります。最初の本能だけで行動している頃は、他者への共感が無く、怖いと感じる部分もありましたが、成長した今の真人は、ベストな選択ではないと分かっていても、己の強い意志のために行動してしまうようなところがある。そんな変化が面白くて、それを自分なりに埋めていくと、案外わかり易くてなじむキャラクターだなと感じています。

――『呪術廻戦』の魅力はどんなところにあると思いますか。

『呪術廻戦』の登場人物って、呪霊も含めて皆人間くさいなって感じています。立ち位置が変われば白と黒は裏返るし、純白の闇やら漆黒の光なんかも有り得るし、同じ人物でも色がころころ変わったりもする。シンプルな記号しか持たないキャラクターとしてではなく、きれいなところ汚いところ、強いところ弱いところ、格好良いところ格好悪いところ、矛盾する部分なんかも含めてグラデーション豊かに人間を描いているところが、物語に引き込まれる要素の1つなんじゃないかなと思います。

――虎杖との壮絶な闘いを繰り広げる第45話の放送に向けて、視聴者へのメッセージをお願いします。

44話をご覧いただくと分かるかと思うのですが、真人は今はもう最高潮に虎杖との戦いを楽しんでいます。この最後の呪い合いがこの先どうなっていくのか、ぜひご覧いただいて感じてもらいたいです。きっと映像もすごいことになるのではと思います。ぜひ楽しんでください。

TVアニメ『呪術廻戦』第2期
毎週木曜23時56分〜 MBS/TBS系列全国28局にて放送中

画像提供:©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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