初代王者・ゆりやん、ほぼ無言のネタで2度目の優勝を狙うも…

2023.12.11 10:00

12月9日に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』Cブロックにピン芸人のゆりやんレトリィバァが出場。最終決戦進出とはならなかったものの、大会初代王者としての存在感を見せつけた。

ファイナルに進出した12組が4組ずつの3グロックに分かれて行われたファーストステージ。ゆりやんは最終Cブロックのトップバッターとして登場した。

『エアハムスターショー』というタイトルで行われた今回のネタは、目に見えない透明なハムスターがあたかもスタジオ内で曲芸を行っているかのようなステージを見せる、というもの。ハムスターを操る調教師をほぼ無言で演じたゆりやんが作り出したエアハムスターショーの世界観は完成度も高く、会場内のお客さんも思わず拍手や手拍子をしてしまうほどだった。

進行の水卜麻美アナウンサーも思わず手元で口を抑えたままあ然としてしまう中、ひょうひょうとステージ脇へと戻ってきたゆりやん。MCの南海キャンディーズ・山里亮太から手ごたえを聞かれるも「いやぁ…まさかちょっと…ハムスターが一回…どこに行ったんやとなったので…」と、なおもネタの世界観が続いているような発言をして煙に巻くその様子に審査員たちも一様に困った表情を浮かべていた。

Cブロック暫定1位となったゆりやんはその後、『角刈りおばさん』のネタでスタジオ中の度肝を抜いたあぁ~しらきとの投票の末、5対2で敗れ、大会史上初のV2とはならなかった。審査員を務めたドランクドラゴン・塚地武雅は「マジで両方とも何を見せてくれてんねん…」と苦笑いをしつつも「ショーアップされているかいないかだけで、結構似たようなテイストのような気もして」と双方のネタを評価。その上で「(目の前に)いないハムスターより、本物の角刈り(おばさん)という、その一点で」と、悩んだ上での採点であったことを明かした。

ここで敗退となったゆりやんは隠し持っていたゴム状のシートが張られた木枠に顔を突っ込み何かを叫んでいたものの、マイクが声を拾えないという致命的な状況のまま終わるという、最後まで“ゆりやんワールド”を貫く形となり、MCの山里も「昔、『デューン 砂の惑星』という映画でこのようなシーンがありましたけれども…」とまとめた。

写真提供:(C)日テレ

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