檀れい 宝塚・娘役トップ時代のストイックな生活を明かす 「お刺身とか、一切…」

2023.12.4 12:15

俳優でアーティストの檀れいが12月2日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。初舞台に立つまでの意外な道のりを明かした。

1992年、宝塚歌劇団に入団。1999年から月組トップ娘役、2003年からは星組トップ娘役をそれぞれ務めた檀は、志したきっかけについて「子どもの頃見た外国映画。それにワクワクしてた自分がいたな。6歳くらいだったんですけどね」と幼い頃の記憶を思い起こし、「でもずっと自分の中で封印してたっていうか、“(芸能界は)私のようなものが行くところではない”と思った」と、自分とは遠い世界への憧れの気持ちを抑えていたことを告白。

そして17歳の時、進路を思い悩んだという檀は、「“大学行くのか、次の進路どうするのか”って。“やっぱり、エンターテインメントの世界に行きたい”って、慌てて、宝塚受験」とやはり諦めきれず、難関の宝塚音楽学校を受験し、1発合格を果たしたという。

しかし「周りの同期生のみんなは、もっともっと幼い頃から宝塚を目指してきてる人達ばっかりだったので、その中で追いついていかなければならない。その大変さっていうのはやはり、最初はありましたね」と順風満帆な学生生活ではなかったことを振り返り、入学時の成績が40人中40位だったという檀は、「ずっと成績も悪くて、人の後ろを必死についていくような感じでした」と、当時の葛藤を告白。それでも、負けず嫌いで「できない自分が嫌」だという檀は、自分にだけは負けぬよう全力を尽くし続け、入団して7年で主演に大抜擢。トップ娘役の座をつかんだ。

そんな檀は、「毎日舞台に立ってるじゃないですか。なので、生ものは一切食べなかったですね。お刺し身とか食べたいんですけど、好きなんですけど、一切いただかなかったし、でもそれをあまり苦には思ってなかったですね」と、現役時代のストイックな食生活を打ち明け、「やっぱりいい状態で良いお芝居をしたい。技術で誰かを魅了する、見てる方を魅了するとか、そういうのは自分の中にはまだまだ足りない時だったので、ただただ必死に」と、舞台への向き合いと思いを明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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