さんまが発掘したアーティスト4人の作品がアジア最大級のギャラリーで入札殺到、驚きの落札金額は?

2023.12.1 18:45

11月26日に放送された、『誰も知らない明石家さんま』。才能はあるのにまったく売れていない無名のアーティストを画商・明石家さんまが発掘し、プロデュースする企画『さんまワールド画商プロジェクト』ではさんま画廊史上、最大規模の展示会のようすが描かれ、さんまが見出したアーティストたちの作品が驚きの金額で次々と落札された。

第5弾となる今回の舞台は、アジア最大級のアートフェア『アート台北(ART TAIPEI)』。世界中から100以上のアートギャラリーがブースを構え、約1500の作品が出品されるアートフェアだ。会場にはさまざまな現代アートが展示されており、なんと販売価格6億円の作品も。

今回、さんま画廊では150万円でやや小さめのブースを借りて出展。さんま画商が選び抜いた4人のスターアーティストの計17作品が展示された。“さんま”の名前もあってブースには18もの台湾メディアが訪れており、その日の芸能トップニュースで報じられるほどの活気が。また、アート界の大物やジュエリー会社の社長、台湾の初代総統・蒋介石のひ孫といった、とんでもないセレブが多数来場し、購入希望者が殺到する事態に。

さんま画廊・スターアーティストの1人目は青山哲士さん(52)。50歳で画家に転身するもアートの世界は厳しく全く売れていなかった。しかし、さんま画商の目にとまり、すぐに3作品が完売。「人生めちゃ変わりましたよね」と語る青山さんはテレビ番組のデザインもオファーされるように。さんまに見出されてからの2年半で売り上げが1億円を超えたことを明かし、“さんま画商ドリーム”を体現した人物。去年開催されたオークションでかわいいウサギのキャラクターが描かれた作品を出品すると、なんと450万円で落札された。

そんな青山さんには、中国の石油王で東京にも豪邸を持つアートコレクターから「私の家に来て、どんな絵が合うか考えて描いて欲しい」とのオファーが。この破格の依頼に、台湾に帯同したフットボールアワー・後藤輝基も「ウーバーイーツみたいな売れ方してるやん」と驚く場面も。

さんま画廊・スターアーティスト2人目は、スプーンでペンキを垂らして絵を描く独特な画風の髙嶋シオンさん。美術教室で生徒に絵を教えていたが、自分の絵に自信がなく絵を売ったことがなかった。しかし、シオンさんの描く愛くるしい動物の絵をさんまは大絶賛。去年のオークションでは彼女の作品が380万円で落札され、その後は個展を開くと65作品がわずか2時間で完売する人気アーティストに。前回の画商コーナー放送中に2026年末までの予約が埋まるほどの反響があったと告白。今回は5作品を出品。

そして今回、青山さん、髙嶋さんの2人にはさんま画商から特別な提案が。展示会場のお客さんの前で絵を描く『ライブペイント』だ。快諾した2人は見事なライブペイントを披露し、さんまの予想通り、連日お客さんが殺到。その効果もあって残り2人の作品にも注目が。

3人目は井口麻未さん。キャンバスの上に異なる衣装の人々を細かく描いた作品をさんまが絶賛。以前、アパホテルの元谷芙美子社長が井口さんの作品を150万円で購入し、ホテルのロビーに飾られているという。

4人目はさんまが新しく発掘した新人アーティスト、Ochiro(オチロ)さん。去年12月に新たに応募のあった5310人の中からさんま画商が選んだ、赤い背景が特徴の絵を描くアーティストだ。

今回、台湾での出展では、さんまが選んだスターアーティスト4人全員の作品が30万円から150万円で落札され、さんま画廊は大成功。そして台湾で入札の多かった3作品のオークションが東京中央オークション主催のもと、リモートで開催された。台湾のセレブたちとともにスタジオゲストも参加。

まずは髙嶋シオンさんの作品『Rhythm of the Earth』(リズム オブ ジ アース)。金額は80万円からスタート。早速90万の入札があると、カリスマホストで実業家のROLANDが「俺、いこうかな」と100万円で入札。その後も徐々に金額が上がっていき、最後はROLANDが160万円で落札した。

続いて、青山哲士さんが台湾で『ライブペイント』で仕上げたウサギの絵の作品。絵の中にすべての干支が入っており、金額は80万円から。ここでも参加者の金額を上回る金額で次々と入札していくROLANDだったが最終的にコレクターの“くーちゃん”が270万円で落札。

最後に今回の目玉作品、青山さんの『頭の中ver. LOVEビーム』が出品。さんまの希望した、パンダがモチーフの作品で金額は100万円からスタート。なんと最初に俳優・満島真之介が110万円で入札の札をあげるとスタジオからは驚きの声が。その後、金額が上がり続ける中、後藤輝基が210万円で入札。直後に220万円の声があがると後藤はおもわず「よかった~」と安堵(あんど)の声。最後は270万円でコレクターの松村さんが落札した。

オークション終了後、最初に入札した満島は「ドキドキしますね」と感想を述べると、さんまがすかさず「お前、買わないで参加するの好きやな」とツッコミを入れた。満島が「(落札は)ちゃんとしたところのオークション会場でしたい」と言うと、さんまから「ちゃんとしてんねや、これも!」とさらにツッコまれ、スタジオは大きな笑いに包まれた。

写真提供:(C)日テレ

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