乃木坂46・一ノ瀬美空「責任感じて…」　名曲『好きすぎて バカみたい』挑戦にDEF.DIVAの映像で発声大研究

乃木坂46の5期生たちが、昭和・平成の名曲カバーやコントに挑戦する『超・乃木坂スター誕生！』（毎週月曜深夜1時29分～）。11月20日放送回では、一ノ瀬美空、井上和、小川彩、菅原咲月の4人がDEF.DIVA（デフ・ディヴァ）の代表曲『好きすぎて バカみたい』を披露する。

DEF.DIVAは、『ハロー！プロジェクト』の安倍なつみ、石川梨華、後藤真希、松浦亜弥による伝説のユニットだ。ハロプロ大好きの菅原は本領発揮でノリノリのパフォーマンスを見せ、他のメンバーもいつもとは違うクールな表情でパワフルなステージ収録を終えた。

そんな中、一ノ瀬は歌唱後も緊張が続いている様子。番組MCのオズワルド・伊藤俊介からの問いかけにもうまく言葉をつなげない。これはいつもと違うぞ……。entax取材班は、緊張の謎を解くべく収録後の一ノ瀬にインタビューを試みた。

■「負けないぞ」って気持ちはちょっとあったかも

――まずは『好きすぎて バカみたい』に挑戦した感想を教えてください。

一ノ瀬　ハロー！プロジェクトさんは、女性アイドルというくくりでは（乃木坂46と）同じですが、色も違うし、パフォーマンス力もすごく高いので（歌うたびに）毎回緊張します。前にBuono!さんの『初恋サイダー』を歌わせていただいた時も、緊張で涙が止まらないくらいプレッシャーを感じました。うまく言えないのですが、責任のようなものも感じていて……。

――そうなんですね。歌っている時には緊張した様子は見えなかったですよ。むしろ自信ありげでクールで大人っぽかったです。

一ノ瀬　ありがとうございます。今回は「みんなで仲良く歌おう」というよりも、1人ずつが「私が一番だ」くらいの強さを出していこうって、みんなで決めていたんです。でも他のメンバーは歌も上手だし、何より格好いい曲が得意なので「負けないぞ」っていう気持ちは少しあったかもしれないです。

――負けないために何をしましたか？

一ノ瀬　DEF.DIVAさんの映像をたくさん見ました。声の出し方が、お腹から出しているからなのか、みなさん声の密度が濃ゆいし、一言一言に迫力があるんです。『好きすぎて バカみたい』は歌詞が一音に一言みたいな感じなので、言葉が早くなくはっきりしている。声の力強さを感じたので、そこを意識しました。

■自分の身の回りのことができる人になりたい

――今回一緒に歌ったメンバーの印象はどうでしたか。

一ノ瀬　さっちゃん（菅原咲月）がすごく良いです。ダンスはもちろん、カメラが寄った時の手の動きもすごく上手。上手というかハロプロさんっぽい！声の出し方も歌い方もハロプロさんっぽくて、ものすごくパッションを感じました（笑）。

――オズワルドの伊藤さんも「ハロプロっぽい」って絶賛していましたね。

一ノ瀬　さっちゃんに引っ張ってもらったっていうのはすごくあると思います。ハロプロさんを歌わせたら、さっちゃんの右に出る者はいないって思います。

――『好きすぎて バカみたい』は“健気に見せて実は気の強い女性”がテーマらしいのですが、一ノ瀬さんが考える強い、格好いい女性ってどんな人ですか？

一ノ瀬　自分を強く持っている人ですね。私は結構、人の目を気にしちゃったりするので、例えば自分の好きなファッションを貫き通すとか、自分の個性をちゃんと守っている方ってすごく素敵だなって思います。あと、自分の身の回りのことがきちんとできる人。

――できないんですか。

一ノ瀬　はい、全部できないです。料理もできない、お掃除もできない。洗濯はできるんですけど、ちょっとね（笑）。だからきちんとできる、例えば先輩の梅澤さん（梅澤美波）みたいな女性になりたいって思うんですけれど、ほど遠くて。自分に甘いんですかね。しっかりしていきたいと思います！

【乃木坂46】
AKB48公式ライバルとして結成したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」に由来する。「46」の由来に関しては、秋元康氏の「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」から。

【一ノ瀬 美空Profile】
2003年5月24日生まれ。福岡県出身。身長156cm。
2022年2月に応募人数87,852人の中から選ばれた乃木坂46の5期生メンバーのひとり。
長所は「大体のことはなんとかなると思っているところ」

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