FRUITS ZIPPER 快進撃が止まらない!早くも武道館公演が決定 ツアー最終日8000人のファンと歓喜

2023.11.18 18:00

7人組アイドル・FRUITS ZIPPERが、10月28日(土)『FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2023 -AUTUMN- The Parlor of FRUITS ZIPPER TOUR FINAL』を東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開催した。9月にスタートした7都市7公演をまわる初の全国ツアーは全公演を通しておよそ16,000人を動員。ファイナル公演はこれまでの単独公演の会場の中では最大規模の会場にもかかわらずチケットは瞬く間にSold outを記録。この日、グループ初のアリーナ公演となった東京体育館には約8,000人のファンが詰めかけた。entaxでは、FRUITS ZIPPERの様々な初披露とサプライズ発表に沸いたファイナル公演の様子をリポートする。

大きなフルーツが並んだステージにメンバーカラーのキュートなメイド風衣装で登場

ステージはツアータイトル『The Parlor of FRUITS ZIPPER』をイメージした、カラフルなフルーツがデザインされたかわいいパーラーを再現。大歓声の中、メンバーカラーのメイド服を着た元気いっぱいの7人が登場した。

1曲目は『ぴゅあいんざわーるど』からスタート。オープニングにぴったりのこの曲は、MVが原宿を代表する数々のお店をロケーションに撮影され、まさにグループのコンセプト「原宿から世界へ」を体現した曲の一つ。歌唱中に登場する鎮西の「迎えにきたよっ」のセリフに会場の熱気は一気に高まった。続いて『完璧主義で☆』『君の明るい未来を追いかけて』を披露したところで7人が自己紹介。今回のツアーでは初のアリーナ公演ということもあり、メンバーそれぞれが思い入れのある様子で「アリーナー!」と声を張って呼びかけた。

この日、会場のふるっぱー(※ファンの呼称)は「FRUITS ZIPPER オフィシャルペンライトver.5」を手に参戦。今回の公演から初めて無線コントロールでペンライトの光が操作される仕組みとなり、仲川瑠夏が「MC中は推しの色に変えることも出来るし、みんなも今まで見たことない景色だと思うので一緒に楽しんでいって」と、ペンライトを振るふるっぱーたちを盛り上げた。

■突如開催の「ワールドかわいいクラシック」では、ユニット曲も初披露!

突然流れ始めたVTRで「ワールドかわいいクラシック」の開催が会場に告げられ、メンバーたちがスペシャルユニットで登場し曲を披露しあう展開に。1組目は月足天音・松本かれんによるユニット曲。2人は「あまれん姉妹の、日本で一番かわいいジョジョ立ちが見せ場!」と、かわいさ全開に『ぴんきーれっど!』を披露した。

2組目は鎮西寿々歌・櫻井優衣・真中まなによるユニット曲『天真爛漫』。3人の歌声が組み合わさり織りなすハーモニーはもちろん、それぞれのソロダンスブレイクが見どころ。真中が見せたY字バランスはダンスリーダーの存在感を見せつけ会場も息を呑む場面となった。また、3人はこの曲について、駅などでお互いの意見を出し何時間も語り合ったことも明かした。

3曲目は仲川瑠夏・早瀬ノエルによるユニット曲『Bye-Bye』。「踊ったりもするし、ラップもするし、今までに見せたことがないジャンルでみんなを黙らせる」と、2人が紹介したとおり今までのイメージを打ち破るようなカッコいい雰囲気で登場。追い打ちをかけるような2人のラップに会場も大いに沸いた。もともと2人はK-POP好きで意気投合。一緒にK-POPのライブに行った際「こういう楽曲もやってみたいね」と話していたこともあり「かなってよかった」と喜びを語った。

■新曲『キミコイ』を初披露!ファンへの感謝の気持ちを込めた楽曲

鎮西寿々歌が「次の曲は私たちが今日のために用意した新曲です。今日、東京体育館に来てくれたみんなに感謝の気持ちを込めて歌います」と新曲『キミコイ』を披露。「この曲は私たちを信じてついてきて応援してくれている大切な人に感謝の気持ちを伝えたい、そしてさらなる高みを目指してこれからも夢を与えていく存在であり続けたい、これからもみんなと一緒にそんな夢を一つずつかなえていきたい。そういう思いを込めて作った楽曲です」と紹介。『キミコイ』は、初披露されたこの公演のあと、29日の0時にリリースされた。

■会場騒然!来春の日本武道館公演決定をサプライズ発表 

最後の曲では、TikTokで総再生回数約9億回を突破した話題曲『わたしの一番かわいいところ』を披露。櫻井優衣は「アリーナのみなさんも踊ってくださいー!」と呼びかけ、会場は2階席3階席までが一体となり盛り上がりを見せた。終盤にはカラフルな銀テープが宙を舞い、この日一番の熱気に包まれた。

その後、興奮冷めやらぬファンのアンコールを受けて再びステージに戻ってきたメンバー。会場のファンと記念撮影をし、アンコール曲として、先ほど発表されたばかりの新曲『キミコイ』を再度披露。この曲では、撮影が解禁されトロッコでまわってくるメンバーに、多くのファンがスマートフォンのカメラを向けた。メンバーも客席のボードやうちわのリクエストに応えるように指でハートを作ったり投げキスをしたりと一人一人の顔を伺うようにファンサービスを送った。

曲が終わると同時に、鎮西が「私たちも聞いていないお知らせがあります」とファンに告げると、正面のスクリーンに映像が流れ始め2024年5月18日(土)に、日本武道館にてグループ結成2周年を記念するワンマンライブを開催することが決定したと発表。メンバーたちがお互いの顔を見合い涙で歓喜。会場は割れんばかりの歓声に包まれた。

鎮西は「本番前に今後の目標ありますか?って話をしてたんですよ。一番近い目標は日本武道館かなって話してたんですけど、わずかその数時間後にこうして夢がかなったのもみんなのおかげです」と会場のファンに感謝を伝えると、メンバーは「うれしい」「2年で武道館に立てるなんてあるんだ」「もっと先かと思ってた」とうれしいサプライズが信じられないといった様子も垣間見せた。

■それぞれの今の気持ちをファンに報告

早瀬ノエル

まず今日会場に足を運んでくださって本当にありがとうございます。長い間、今日のために準備してきたのが終わりに近づいて寂しいなと言う気持ちがあるんですけど、間違いなく今までで一番最高の思い出になったと思います。初めてのアリーナでこんなにたくさんの人が見に来てくれて本当にうれしいし、近くまで行ってお顔をたくさん見れて、いとおしすぎる。とてもいいお知らせもありましたが、これからどんどんFRUITS ZIPPER大きくなっていくのでついてきてください。

仲川瑠夏

今日はこんなにも素敵な景色を見せてくれたファンのみんな、メンバーのみんな、そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。私はマントルのアイドル(※地下、地底、さらに奥底のアイドルの意)だったので、なかなか頑張っていても難しいなということがあったり、一生懸命頑張っていてもこういう景色は夢見ちゃダメなのかなって思っていて、でも頑張りたいと思ったからここまで続けてきて、まさか自分がフロートに乗ってみんなに(ファンサを)キュンって返したりして、すごい楽しくて。夢だったファイヤーが出来て、FRUITS ZIPPERが最強だからかなえられた夢だなと思って本当にみんなには感謝しています。ファンのみんなに幸せとか元気とかをあげたいし、支えてもらった分、支え返したいし、これからもいっぱいついてきてください。

月足天音

ちょうど一年半前にデビューして、その時は100人くらいのライブハウスでお披露目だったんですけど、こんなに短い期間でたくさんの方にご来場いただけるって本当に幸せなことで、それと同時にファンのみなさんが遠くなっていくなって。そう言ってくださるのはうれしいんですけど、寂しくて。武道館もすごく大きな会場なので遠くなっていくなって思うかもしれないんですけど、私たちは何も変わらず初心を忘れずにこれからも前に進んでいきたいと思っているのでずっとずっと一緒にいてください。今日は本当にありがとうございました。

真中まな

みんなが今まで感じたことがない幸せを与えてあげられたらいいなと今日1日思っていて、気づいたら私が今までの人生の中で今日が一番幸せな日だったなって思えました。『ハートのローラーコースター』にある、「♪誰かが泣きそうな夜は満天の星を届けてあげよう」って歌詞を歌いながら、すごいみんなのペンライトがきれいで本当にこれから辛いことがあってもそういう寄り添う歌詞だったり、楽しいひと時を全部思い出して、みんなのことを支えていきたい。私はアイドルをはじめてメンタルが強くなったのはみんなに幸せにしてもらっているからだなと思ったので、これからもついてきてくれるとうれしいです。

松本かれん

日本武道館とか全然実感なくて、それよりもまだ今日東京体育館を終わるのが嫌だなと思って。ずっと今日のためにみんなでいっぱい準備してみんなも楽しみにしていて、同じ場所でこんなに素敵な景色をみんなと一緒に見れてうれしいなって気持ちになって、ずっとそういう風にしたいなと思いました。ずっと一緒に素敵な景色みたいです。ありがとうございました。

櫻井優衣

10月20日に私事ですが10周年を迎えさせていただきまして、今日28日には東京体育館アリーナ公演をすることが出来ました。アイドルに合格した日、お母さんと抱き合って喜んだなと振り返ったんですけど、あとファンのみなさんがずっと私がどこにいても応援してくれてたなとか。いいことだけじゃなくてアイドル辞めたくなることもあって。その時アルバイトしていたんですけど、アルバイトでトイレの掃除をしてまして、それでお店の曲がかかったんですね。アイドルさんの曲で、トイレ掃除しながら「私、何やってるんだろうな」って思った時もあったから、そういうの思い出して。今日みなさんの前にアイドルとして立つことが出来て本当にうれしく思っています。戻ってきてよかったなと思っています。引き留めてくれた関係者のみなさんとかずっと応援してくれていたファンのみなさんとかに今日は私が幸せにしたいと思っていた願いがかなえられたのかなと思って。みんなへの恩返しになっていたらうれしいです。まだまだみんなと一緒に大きくなって行けたらうれしいのでこれからもたくさん頑張るのでいつも一緒にいてたくさん応援してください。

鎮西 寿々歌

2周年という大きな節目に日本武道館に立てることが奇跡のようで、でもそれを本当なんだなって思えるのはいつも応援してくれるみなさんのおかげです。日本武道館に立てる女性アイドルグループとして恥じぬように最高のパフォーマンスをお届けするので全世界、全宇宙のみんな来てください!

アンコール最後の曲はFRUITS ZIPPERが初めて出した曲『君の明るい未来を追いかけて』を披露。曲が終わると、ファンにそれぞれが自分の名前のコールをリクエスト。大会場に響き渡る自分の名前に耳を傾け、メンバーそれぞれがこの瞬間をかみしめるような表情を見せた。日本武道館公演という次のステージに向けて走り出す7人を会場が温かい目で見守る中、リーダーである真中が「それでは以上、私たちFRUITS ZIPPERでした!」の挨拶で締めくくり、ファイナルツアーの公演は幕を閉じた。

FRUITS ZIPPER Profile
アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生した新アイドルグループ。グループのプロデューサーは、元むすびズムのリーダーとしてのアイドル活動を経て、「KAWAII LAB.」の総合プロデューサーを務め、モデル・タレントとして活動する木村ミサ。グループ名は、「実を結ぶ」という意味を持つFRUITに、「元気を与える」という意味のZIPを組み合わせ、FRUITS ZIPPERと命名された。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。

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