サッカー元日本代表・権田「僕がミスすると…」W杯ドイツ戦1時間前のありえない緊張を告白

2023.11.9 07:00

サッカー元日本代表ゴールキーパーの権田修一が7日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。2022年11月のFIFAワールドカップでのエピソードを明かした。

「普段は基本的に緊張とかしないんですよ」と話し始めた権田。「試合もそうですし、こういうテレビ番組に出させていただいても普通にいける」のだが、それでも昨年のワールドカップは特別。「さすがに緊張した」という。

サッカーでは、試合の3時間半前に食事をするのが慣例だといい、その1時間後にはチームのミーティングがあり、その後バスでスタジアムへ向かう。試合までは残り1時間。初戦のドイツ戦の前、権田はその1時間、うつむいたまま過ごしたという。「ドイツ戦の前は、ずっと下向いて動けなかったです」と権田。明石家さんまが「他の試合は平気なのに、さすがにワールドカップという空気に飲まれたんだ」と指摘すると「緊張がすごすぎました」。

「4年に1度しかないんで、ここで終わってしまったら次はもう4年後ってなってしまうんで」と権田。「キーパーなんで、僕がミスすると、それがイコール失点になる」との思いが、1時間、頭の中でぐるぐる巡っていたという。

その緊張を乗り越えて臨んだドイツ戦。権田は26本ものシュートを防ぎきり、“ドーハの歓喜”と呼ばれる歴史的勝利を飾った。

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写真提供:(C)日テレ 

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