サッカー・森保一監督「球技ができる場所がより多くなってほしい」子どもたちのスポーツの未来願う

2023.10.23 14:30

日本サッカー協会と大手不動産会社のパートナー契約発表イベントに、サッカー日本代表の森保一監督と元日本代表でタレントの槙野智章が登場。海外で経験したサッカー裏話や今後のスポーツ環境への願いを語った。

2023年10月13日MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023 カナダ代表戦 先発選手 ©JFA

昨年のカタールW杯でドイツとスペインに勝利し、世界中に日本サッカーの躍進を見せつけた日本代表。解説者として現地に行っていた槙野は、“面白いサッカーファンはいたか”と聞かれ、「日本がいい勝利をしたあとにホテルの方や飲食の方から、勝ったからご褒美とかサービスとか、日本人だからやっていただける環境がありました」と選手ではないのにもてなされたことを明かした。続けて「今だから言いますけど、森保さんありがとうございます。ごちそうになりました!」と、“たなぼた”に感謝して笑いを誘うと、森保監督は、「槙野さんたちがつないできてくださったおかげです。ありがとうございます」と、かつてキャプテンとして日本代表をけん引した槙野に敬意を払った。

そして、ドイツで経験したあるエピソードを披露。「食事をしていて、“お前らに負けたのは悔しいけど、お前らの戦いは良かった”ということで、ビールを1杯おごってもらったことがあります。視察に行かせてもらっている中で、“お前日本の監督だろ。一緒に写真撮ろう”と一般の人に言われることが多くなりましたし、アジアの中で言うと、“アジアの代表として日本が戦ってくれて、俺たちの誇りだ”って言ってくれる人がすごく多くなったのもうれしいですね」と、日本サッカーの認知度アップを実感していた。

イベントに参加した森保監督(左)と槙野智章(右)

今後、スポーツ界でどんな環境づくりをして欲しいか聞かれると森保監督は、「危ないから(球技が)できないっていう場所がすごく多くなってきていて、いろんな世界大会があるなかで、見た後にやりたいと思っても結局は危ないからやれないということで、せっかく子供たちが夢をもって行動を起こしたいと思うときにできないということが起こっていると思いますので、子どもたちの夢の為にも球技ができる場所がより多くなってほしい」と未来への願いを語った。

日本サッカー協会×三井不動産 メジャーパートナー契約締結。サッカーに関する大規模イベントを今後開催予定。

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