トラウデン直美 “CanCam最年少専属モデル”“キャスター” マルチに活躍する「チャレンジ・マインド」の原点を明かす

2023.10.19 13:30

モデルでタレントのトラウデン直美が、トップアスリートとの共同プロジェクト『NEC +CHALLENGE PROJECT』の座談会に登場し、モデルを始めたきっかけや“自分らしさ”について語った。

この日、トラウデンはパラ陸上選手の中西麻耶、スポーツクライミング選手の野中生萌、一般の女性大学生・大学院生とともに参加した“誰もが個性をいかし輝くための秘けつを探る座談会”で特別MCを務めた。

冒頭で自身のプロフィールを紹介され、大学時代に国際政治を学んだきっかけを聞かれると「夜7時のニュースを家族で必ず見るという謎のルールがあった。両親がニュースについて話しているのを横で聞いていたら興味が湧いてきた」と両親から影響を受けたことを明かした。

また史上最年少で女性誌『CanCam』の専属モデルとしてデビューしたトラウデンは、モデルを始めたきっかけについて「ミス・ティーン・ジャパンという大会でグランプリをいただいたから」とデビューの経緯を話し、「中学に入りたてのとき環境が変わるのがしんどくて、学校に行きたくない時期が続いていた。それを見た母と母の妹が何かさせなきゃまずいと思って(大会に)応募した」と説明。さらに「(学業とモデルの)二拠点生活が、どっちに対しても逃げ場があったので良かった」と当時を振り返った。

一方で、ニュース番組などでコメンテーターを務めることについては「難しいこともたくさんある。最初は背伸びしすぎてちょっと偉そうに聞こえたり、苦しくなっていた。でも今は、知らないことは知らないと言うようにしてから気楽になれて、楽しく仕事できています」と笑顔で語った。

そして“自分らしさ”というテーマについてディスカッションがスタートすると、野中は「自分が好きだと思うこと、やりたいと思うことをやる」と前置きした上で「大会前に必ず髪の色を変えるんですけど、それも自分らしさ。スポーツってメイクやファッションとかけ離れているイメージですけど、バチバチに決めていきたい!」と熱弁。

これに対し、トラウデンは「すごく共感できる。これまで髪はずっとロングで同じスタイルだったけど、今年初めて髪の毛を短くして染めてみたら、(気持ちが)すごく軽くなった。自分自身に勝手に押し付けてた“自分”というイメージがなくなった気がした」と自身のイメチェン体験談を交えてうなずいた。

さらに“自分らしさ”を保つために「とにかく何もしない時間をつくる。何かに追われていると(頭の中が)ぐちゃぐちゃになっちゃうから、携帯もさわらないでソファの上でぼーっとすると整理される」とこだわりを明かした。

続いて“私の〇〇を変えた人”というテーマについて、トラウデンは「中学生のときの国語の先生」と答え、人見知りだった当時にその恩師から言われた「出る杭(くい)は打たれるかもしれないけど、出過ぎる杭は打たれない」という言葉に感銘を受けたという。「振り切ってやっちゃえば誰も文句言わないと思って、そこからクラスでもやってみたいことを前に出て言うようになれた」と吹っ切れたことを告白。

また中西は、アメリカでトレーニングしていた頃、「陸上するためだけにアメリカに行っていたのでジャージしか持ってなかったし、日焼け止めも塗っていなかった」と見た目をまったく気にしていなかったが、アメリカ人コーチから「女性としての時間を楽しむ余裕のない人に世界一なんて絶対にとれない」と言われ、衝撃を受けたことを明かした。

最後に、トラウデンは座談会について「モチベーションが上がる話がたくさんあって、今わくわくしている。将来を振り返ったときに私の人生最高だったと思える人生を歩んでいきたい」と締めくくった。

『NEC +CHALLENGE PROJECT』のイベントは今後も予定されており、22日(日)はプロスケートボーダ―の堀米雄斗が野中とともに1日大学教授に就任し、講義や競技体験を実施。28日(土)は元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾が堀米とともにトークショーや競技デモを行う予定。

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