黒柳徹子 42年ぶり“トットちゃん続編”でも語りきれなかった疎開先でのドジっ子エピソードを明かす 「ピラピラピラって何か飛んでいって…」

2023.10.16 13:00

【ZIP!×entax】

日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は10月4日(水)放送の『SHOWBIZ』コーナーから、黒柳徹子が自身の子ども時代を描いた『窓ぎわのトットちゃん』の42年ぶりとなる続編、『続 窓ぎわのトットちゃん』をピックアップ。その発売日(10月3日)にZIP!が本人に単独インタビューし、気になる内容や見どころを聞いた。

“日本で最も売れたエッセイ”と呼ばれる前作から40年以上をまたいで発売された、『続 窓ぎわのトットちゃん』。今回は黒柳徹子こと小学生の『トットちゃん』が青森に疎開してからNHK専属テレビ女優第1号となり、その後ニューヨークへ留学するまでの約30年が描かれている。インタビューの冒頭、黒柳は「1回目の『トットちゃん』を読んでくださった方はお分かりだと思いますが、あまり良いことは言えないかもしれないようなあの女の子が、それから1年経って、あまり進歩してない…(笑) まあ少し、進歩するべく努力しているところでございます」と、少し照れくさそうに語った。

インタビュアーの日本テレビアナウンサー・林田美学(はやしだ みのり)から、「本作を書く上で過去の出来事を思い返す際、どれくらいの時間がかかったのか」と質問が飛ぶと、黒柳は「戦争があったり、疎開したり東京に帰ってきたり、その辺りの時系列はちょっと調べたりしたけど、思い出すのはそんなにかからなかった」と即答。「思い出みたいなものは常に(自分の中に)ありましたからね」と続けた。

その思い出の中で本人が特に印象的だったというのが、疎開先・青森で起きた定期券にまつわるトラブル。戦争の影響で食べ物も満足に得られないような時代、母が買ってくれた貴重な定期券を持って汽車で通学していた“トットちゃん”の話だ。

「母が毛糸で編んでくれたヒモで定期を首から下げていたんだけど、帰りの汽車の中で友達とその紐であやとりしたの、定期は口でくわえて。そのあと駅について、定期を手で持って、友達に“また明日”とかって手を振った時に、ピラピラピラって何か飛んでいって。あっ!と思った時には定期が川に落ちて、しかもその流れがすごく速いんです。ダーっとどこかいっちゃって、もう全然見えない(笑)」

友達とあやとりをしてしまった理由は単に、「退屈だったから」とのこと。定期をなくした翌日からは、周りの友達よりも2時間早く家を出て、歩いて学校に行ったそうだ。

写真提供:(C)日テレ

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