【先週読まれた人気記事】『こっち向いてよ向井くん』最終話 「その先の続編が見たい」と称賛の声 まさかのあの“向井くん”がサプライズ登場

2023.9.23 13:00

9月13日に日本テレビ系水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』の最終話が放送され、恋愛迷子だった向井(赤楚衛二)の物語に決着を見せた。SNSでは「最後の最後まで、しびれたな〜」「向井くんらしい終わり方でよかった」など恋愛について深く切り込んできたこのドラマならではのラストに称賛の声があがっているようだ。

洸稀(波瑠)の存在が、自分の中で大きくなっていることに気が付いた向井は、今の楽しい関係が壊れるぐらいなら、気持ちは伝えられない…と葛藤する。そんな中、再び洸稀の会社とコラボTシャツを製作することになり、デザインをお願いしたい大好きなデザイナーの元へ2人でプレゼンに向かう。ところが、先方は別の打ち合わせの真っ最中で洸稀と2人で時間をつぶすことに。

早めのランチをとって、再びデザイナーの元へ向かった向井と洸稀だったが、まだ打ち合せは終わってないとのことで…今度は仕方なくゲームセンターへ。向井は、洸稀が欲しがるカブトムシのフィギュアを何度もクレーンゲームに挑戦してゲット。喜ぶ洸稀を微笑ましく見つめていたが、ふと“いずれ洸稀に恋人ができたら一緒にはいられない“という思いに駆られ「どうしたらいいんだよー」と混乱する。

麻美に励まされる美和子

その頃、元気(岡山天音)の店に美和子(生田絵梨花)がやって来て、店を手伝っていた麻美(藤原さくら)と久しぶりに再会する。1人でも強く生きていこうと決めた美和子に、誰かと一緒にいるから強くなれることもある。自分の人生を自分の力で生きているつもりでも、私のそばには元気がいて、両親と兄がいて、みんなに支えられている。だから「美和子ちゃんも1人で頑張らなくていいと思う」と言う麻美。その言葉で、美和子の気持ちはスッと楽になって…。

一方、デザイナーに待たされ続ける向井と洸稀は、2人だけの時間を過ごすことで、これまで知らなかったお互いの部分に触れあう。気持ちを伝えるべきか迷う向井は、それとなく探りを入れてみるけれど、やっぱり告白しない方がいいのかも、と迷って…。

ここまでのシーンで、お笑いトリオのパンサー・向井慧が、向井と洸稀をカップルだと勘違いしてインタビューするリポーター役で登場。「急にパンサー向井出てきたぁ」「パンサーの方の向井くんだ!笑」とネット上がざわついた。実はドラマの原作漫画の作者はパンサー・向井慧のラジオ番組が、同作のストーリーの着想を得るきっかけになったと明かしており、最終話でのサプライズ登場となった。

さらに、公式SNSが放送中にこの3人が並ぶオフショットをアップ。「向井くんのモデルとなったパンサー向井さんも出演してくださいました」と紹介したことで、「え? パンサー向井さんがモデルってどういう事?」「向井くんのモデルだったの衝撃的です」などの盛り上がりをみせていた。

麻美と元気は新たな結婚生活を始めて―

そうこうしているうちにようやくデザイナーと対面。向井の熱量たっぷりのプレゼンの効果もあって交渉が成立する。向井の熱い一面を見て「好きなものを好きって真っすぐ言えるのってステキだと思うし、相手にもそれは伝わるんだよ!」と感激する洸稀。その言葉に向井は思わず…「俺、坂井戸さんのことが好きです」と告白。しかし、すぐに我に返り、戸惑う洸稀に謝るのだった。

この告白シーンには、「告白いきなりすぎて笑った」「あふれ出ちゃった感じかわいかったし伝わると思うけどなぁ」「向井くんが坂井戸さんに好き!!! っていうシーン本当に良い。たった二文字なのにこんなに表現豊かな好き聞いたことない」などの反応があった。

「じゃあ、ここで!」と慌ててその場を退散した向井は落ち込み、「終わった…」と下を向くが…「いや、大丈夫」…友達を失ったって、恋を失ったって、ただ生きて行けばいい。彼女がいる人生、いない人生、結婚する人生、独身の人生、どんな人生だってアリなんだ! と言い聞かす。だけど今、目を閉じて思い浮かぶのは、洸稀の笑顔ばかりで…。

急いで元気の店にやってきた向井は「来るんじゃないかって思ってた」と店の外に待っていた洸稀に、改めて思いを伝える。今までは目の前の人をちゃんと見ていなかったけど、今はちゃんと向き合える。自分と考えや価値観が違っても、違うんだってことを理解して「俺は、坂井戸さんと向き合いたい。坂井戸さんのことが好きです」と再び告白。そんな向井にイエスともノーとも返せない洸稀。でも、このまま別れるのは嫌だなって思ったから今ここにいて、素でいられるから向井と過ごす時間が好き。だから「ありがとう…向井くん」。その言葉が、向井の胸いっぱいに充満して―。

元気の店で再び向井から告白された洸稀は…

ラストは「ゴールはどこなのか、誰かが決めてくれたら楽だなって思っちゃうこともあるけれど、やっぱり自分で決めた道を時には1人で、時には誰かと一緒に進んで行こう」という向井のモノローグで幕を閉じた。

この終わり方に「ハッピーエンドだけじゃなくてその先を感じられるドラマ。その先の続編がみたい」「付き合う付き合わないとか結婚するしないとか、そういう型にはまらずに『ありがとう』で終わったのもこの作品ならではで良かった」「行き着くところに行き着いたわけではないのにめちゃくちゃ腑(ふ)に落ちた最終回」など、このドラマらしいラストを評価する声が多くみられた。

また1話から成長を見せた向井については「一緒にいたいとだけ伝えて終わりで、その先の答えがなくても不安にならなくなったのってすごい成長」「あんなかっこいい誠実な告白できる男性中々いないと思う!」などのコメントが。「もう水曜に向井くんに会えないのか寂しい」など向井くんロスに陥る人のコメントも多く、その熱はしばらく続きそうだ。

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写真提供:(C)日テレ

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