バスケ日本代表・富樫勇樹 父親との会話はゼロ「ちょっと気まずい」不思議な関係性を告白

2023.8.21 12:45

バスケットボール男子日本代表主将の富樫勇樹が20日放送の『おしゃれクリップ』に出演。FIBAバスケットボールW杯2023開幕を前に、“バスケ界の小さな巨人”と言われる富樫が、父親から教えてもらった大きな武器を明かした。

父親の英樹さんも同じくバスケプレイヤーで、その影響で幼い時からバスケにのめり込んだという富樫だが、「僕、父親とほぼ会話がないんですよ」と打ち明け、「でも、それは仲悪いんじゃないんですよ。もう全く仲は悪くないんですけど、一言で言うとちょっと気まずい」と、父親との不思議な関係性を告白。

その真意について、「僕が中学校時代3年間、父親のチームでプレーしていたんですよ。なので気まずいっすよね、ちょっと色々と。コートの中で怒られて、家帰っても居てっていう空間は」と振り返り、中学生の時から現在に至るまで、バスケの監督をしている父親と会話がないことを明かした富樫。

中学校3年生の時の全国大会優勝を機に、少しずつプレーに自信が持てるようになったというが、その時ですら父親との会話がなかったと打ち明けた富樫は、「ハイタッチした記憶もないです、その優勝の後に。当時めちゃくちゃシャイで、あんまり感情とか表す方ではなかったので、普通にしてましたね、優勝した時も」と当時の記憶を思い起こした。

しかし、「唯一、父親からバスケットのことで何か教わったというか、記憶にあるのが“フローターシュート”で。小学校4年生の時に、大きい選手がいると。その上を浮かして打つような、越えて打つようなシュートを教えてくれたのはすごい覚えてるんですよ」と回顧し、「僕にとって本当にひとつの大きな武器で。ダンクシュートができない中、切り込んでいった時にそれがあるかないかでは、本当にプレーの幅を広げてくれた、大きなシュートかなと思います」と、父親から唯一教わった高身長の選手と戦う武器が、現在の富樫の代名詞になっていることが明かされ、スタジオからは感嘆の声が上がった。

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写真提供:(C)日テレ

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