宇宙飛行士・野口聡一 “宇宙はプラス150℃~マイナス120℃” 夏休み・子どもたちからの想定外質問に真剣回答

2023.8.14 08:00

宇宙飛行士の野口聡一(58)が13日放送の『おしゃれクリップ』に出演。これまでに3度の宇宙飛行を経験している野口が、夏休みの子どもたちからの宇宙に関する質問に答えた。

「(子どもたちの質問は)本当に想定できないので、発想が自由というか刺激になる」と語る野口。まずは、「夏は暑いけど宇宙も夏は暑いんですか?」という質問に「地球上の季節は地球の傾きも含めて太陽にどれくらい近いかで変わる」と前置きした上で、「宇宙に行くと1日で北極から南極近くまで行くので、(季節に関係なく)同じような温度条件になる」と答えた。一方で宇宙空間では、「太陽が当たる昼間はプラス150℃ぐらい、地球の裏側に来るとマイナス120℃くらい」と温度差があると語り、スタジオからは驚きの声があがった。

子どもたちからは、そのほかにも「ブラックホールはある?」といった宇宙の仕組みについての質問や、「宇宙飛行士はどのくらい稼げる?」といった仕事事情に関するギモンも寄せられ、「将来は絶対、宇宙飛行士になります」と決意した子どもまで登場した。

そんな、子どもたちに混じって質問に参加した番組MCの井桁弘恵から「野口さんの性格を客観的見るとどんな性格ですか?」と聞かれた野口は「こういうのがあるから、子どもの質問は大変なのよ~」と笑いをとるも、「本当は結構色々考えるタチなんですけど、宇宙飛行士になってからは強制的に自分は楽天的なんだと思うようにしている」と回答。楽天的な性格の方が宇宙飛行士には向いているそうで、死と隣り合わせの宇宙飛行士という職業は気持ちも落ちてしまいがちだという。それでも「僕たちがやっていることは人類にとっていいこと」だと思うことで、前向きにがんばろうという気持ちになれると語った。

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写真提供:(C)日テレ

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