さらば青春・森田 様々な工夫で『土地代込み3500万円』で建てた西海岸風豪邸に興味津々

俳優の藤原さくらとお笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が、日本テレビ系で8月5日に放送された情報番組『ゼロイチ』に出演。『豪邸家主捜査』で埼玉県坂戸市にある『土地込み3500万円で実現させたアメリカ西海岸風豪邸』を訪れ、家主の正体を推理した。

猛暑の中を歩く2人の目の前に現れたのは、まさに『アメリカ』な豪邸。庭にはヤシの木がそびえ立ち、駐車場には森田いわく「西海岸のラッパーが乗ってる車」が停まり、とても埼玉とは思えない雰囲気。森田は「これ西海岸のラッパーやとしたら、家の中を捜索したら悪い粉とか出てくる可能性もある。その時は通報しましょう」と藤原と約束する。ちなみに家のフェンスは実際に米軍におろしている会社のものを使っている。

およそ26畳あるという、リビングダイニングキッチンへ向かった2人。この部屋のこだわりは家主こだわりのヴィンテージものの家具だ。家具のほとんどはミッドセンチュリーと呼ばれる1940年から60年代のヴィンテージもので、アメリカに限らず世界各国のヴィンテージ家具を集めるのが家主のこだわり。数十年前の家具を安く仕入れ、修理することで自分好みにカスタムを楽しんでいるという。家主と同じくヴィンテージものが好きだという森田は「大体わかるんすよこういうの。ここの家の人ばりおしゃれ！」と目を輝かせる。

この豪邸のポイントは『コストの少なさ』。玄関からリビング、ダイニングと仕切りや廊下を一切作らないひとつなぎで広々とした空間にし、その分建築資材を少なく済ませ、コストを抑えられたことが3500万円でこの豪邸を実現できた理由。また、この家は空調システムまでもがアメリカンスタイル。日本では部屋ごとに温度管理をする個別空調が一般的だが、この家ではアメリカで一般的な建物全体を一括で管理するセントラル空調システムを採用しているという。

2人の捜査のメスは2階へ。クローゼットで、気になるものを発見した藤原。たくさんの古着が並ぶ中、柔道着が何着も収納されていたのだ。さらに、寝室には『JBJJF ALL JAPANマスター柔術チャンピオンシップ2023』と書かれたメダルも発見する。藤原はこれらの証拠から「海外の人で、日本に来て柔術を教えてる人」と推理する。

捜査のメスはガレージに向かう。高級車の象徴、ベンツゲレンデのほか、トラックやバンと大型のアメ車が並ぶ。実は、車はこれら3台だけではなく裏手の駐車場にさらに4台、合わせて7台も所有するほど家主は大の車好き。そして車と同じくらい愛してやまないものがハーレー。愛車のハーレーはなんと50年以上前のものだという。「もういちいち憧れるな」とハーレーに興味津々な森田が、家主気分に浸り、またがってみることに。藤原に向かって「姉ちゃんケツ乗っていくか？」と上機嫌な森田だが、「バイク好きなふりしてるだけで免許すらないんですよね」とポツリ。

■果たしてこの豪邸の家主とは？

藤原は『アメリカ風のインテリアを提案するコーディネーター』、森田は『マッカーサーのひ孫か、もしくはただの柔術家』と家主を予想。家主の正体は西海岸風の住宅を専門としたデザイナー兼工務店、『Piece style』を営んでいる、阿久津尚さんとその妻ひろこさん。一般住宅からレストラン、保育園など阿久津さんご夫妻がデザインを手がけた建物は200件以上。さらに、筋骨隆々な尚さんは今年開催されたマスタークラスの柔術大会で優勝したバリバリのスポーツマンだという。

アメリカへの憧れから西海岸風の豪邸を建てた尚さんだが、「西海岸は残念ながら1回も行ったことがない…ぜひ今度行きたいと思ってます」とまさかの告白。これには森田も藤原もびっくり。「説得力急に無くなりましたよ」「西海岸に行ったことないのに、こんなに行ったことある雰囲気出せる人おらん」と2人からつっこまれていた。

『ゼロイチ』毎週土曜日10時30分から日本テレビ系にて放送

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写真提供：（C）日テレ