『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第4話SNS感想「今回も刺さる言葉がたくさん」、「毎回とても大切なことを教えてくれる気がする」

2023.8.7 18:00

8月5日に日本テレビ系土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第4話が放送され、ネット上でも「第4話も最高だった。あっという間に終わる。次回が楽しみ」、「今回も刺さる言葉がたくさん」といった反響が見られた。

3年D組の担任・九条里奈(松岡茉優)は、卒業式の日、何者かに校舎の4階から突き落とされてしまう。恐怖の中、目に入ったのは“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュ。犯人は、自分のクラスの生徒なのか?――1年後“生徒に殺されないため”3年D組の生徒全員を心の底から笑って卒業できるように、“何でもする”という強い覚悟で『2度目の1年』に挑む九条の教師生活が始まった。

夫の九条蓮(松下洸平)に、2周目の人生を打ち明けた九条だったが、それを聞いた蓮は意外にもその事実を受け入れた。その反応に九条は戸惑うが、それに対し蓮は、九条の部屋に貼られている生徒の写真やメモ書きなどが未来の日付であることに合点がいくと語った。続けて蓮は、真剣に本音を打ち明けてくれたことを受け止め「全面的に信じることはできないけれど、一緒に考えることはできる」と九条に寄り添った。これには「夫の理解力が強すぎて逆におもしろい!」といった視聴者の反応も見られた。

その頃3年D組では、鵜久森叶(芦田愛菜)と阿久津由利(藤﨑ゆみあ)と東風谷葵(當真あみ)らが談笑しつつ休日に遊びに行く約束をしていた。そこになぜか星崎透(奥平大兼)も加わることに。そんな様を「調子に乗った空気」と揶揄(やゆ)したのは、西野美月(茅島みずき)で、さらに、西野は九条里奈の追放計画でミスをした江波美里(AKB48・本田仁美)と金澤優芽(田鍋梨々花)をチクリと攻撃する場面も見られた。そしてボス格の相楽琉偉(加藤清史郎)はクラスを静観し不気味なほどに動きを見せないでいた。

話の流れで江波が交際を申し込まれたことが明らかになるも、直後に校内放送で九条からの呼び出しを受けてしまう。そして九条は、呼び出した化学準備室で江波に対して、浜岡修吾(青木柚)から交際を申し込まれた事実を確認すると、浜岡と距離を置くように伝えた。そしてそう語った理由として、1周目の人生と照らし合わせ、江波が8月31日に持っていたカッターナイフで浜岡を刺してしまうこと、そして刺した直後に江波が「私には居場所がない」と漏らしたことを伝えた。最初は嘲笑う江波だったが、どこか引っかかる江波は、九条が話す先の世界に「なんで私の友達が寄り添ってくれるという未来はないの?」と投げかけた。

江波は、行きつけの喫茶店で九条に言われた言葉が引っかかり浜岡との交際を受け入れるか思い悩んでいると、栖原竜太郎(窪塚愛流)が隣の席に。思い悩む江波に栖原は「この世の中、みんなが思ってるよりイージーだと思うけどな」と言葉をかけた。

帰宅した九条は、蓮に卒業式の日に自分を突き落とす可能性があるのは江波ではないかと話していた。続けてその理由として、江波は1周目の人生で担任としての自分を頼ってくれていたものの、九条が目を背けてしまったことを打ち明けたのであった。九条の言うように、実際、勉強のできる妹と比較され親から冷たい目で見られていた江波は、家でも居場所がないような状態であった。また、友人とのお出かけに胸を躍らす鵜久森はうれしそうに着ていく洋服を選んでいた。珍しく服を選んでいる娘の姿を目にした鵜久森の母(吉田羊)が「学校楽しい?」と問いかけると「楽しいよ」と笑顔で答える場面も。

そして休日に鵜久森、阿久津、東風谷、星崎のグループで遊んでいると、栖原とその先輩の浜岡の2人に出くわす。そのまま全員で九条の友達・早乙女智美(森田望智)のお店へ向かった。すると、いつものようにカウンターで飲んでいる勝見夏穂(ラランド・サーヤ)を見かけ感激した鵜久森が夏穂に握手を求めた。このシーンに「夏穂に出会えた時の愛菜ちゃんかわいすぎる!」「念願の夏穂!」とネット上も盛り上りを見せた。その後、時間も遅くなり全員が帰ろうとすると九条がそこに現れた。九条の目的は、浜岡に会い江波から離れるように伝えるためであった。早乙女からの連絡で浜岡が店にいることを知り九条は来たのであった。そしてここでは明かさなかったが、浜岡が江波に近づいた魂胆も周知していた。

九条は、栖原と2人になると「2023年9月4日、栖原君が退院したばかりの浜岡さんを襲う日です」と、江波に刺されて退院した直後の浜岡を栖原が襲撃することを伝えた。先輩の浜岡にそんなことするわけないと聞く耳を持たない栖原に九条はこう語った。この日から正式に交際するようになる浜岡と江波だが、浜岡は自身の管理するマッチングサイトに江波を送り込み、金儲け(かねもうけ)の道具として扱うようになる。そして裏切られた怒りで江波はカッターで浜岡を刺してしまう。と、この後起きる惨劇を伝えると九条は栖原に対し、浜岡が江波を利用していることに実は勘付いているものの「“その企みが本当に起こるとは限らない”と動き出さない理由ばかりを考えている」と指摘。そして、この世の中はイージーと話す栖原に「失敗を恐れ、確実に成功する何かしか選んでこなかっただけではないでしょうか?」と突きつけた。九条は「大切な人が傷つくことに後悔する可能性があるのなら、この身一つぐらい差し出して根拠のない行動に出てもいいと思いませんか?」と栖原が江波に思いを寄せていることも把握した上で言葉を投げかけた。

さらに後日、江波を化学準備室に呼び出すと、早乙女の店で“江波のことを金儲けに利用しよう”と話す浜岡の音声を聴かせた。すると江波は「知ってたよ。なんとなくわかってたよこんなの」と涙ながらに吐き捨てた。さらには親と同じで「私を通して私じゃない何かを見て…気づくよそんなの」と訴えかける江波であった。居場所がなくなってしまうことを恐れた江波は、気づかぬフリをしていたのであった。音声を聞かされた江波は、これを聞かされてどうすればいいのか?と答えを求めるが、九条は「教師は万能ではありません」と静かに語り「この未来を選択すべきではないという未来だけです」と冷静に江波に語った。

そんな江波に対して栖原は、思い切って思いを打ち明けることに。目に涙を浮かべながらも江波は「ありがとう。でもさすがに今日別れるって決めた人がいるのに、すぐさま別の人の思いに答えられる気持ちにはなれない」と交際の申し出を断った。栖原は残念そうにしつつも絵文字を交え、九条に「フラれたけど」と明るくメッセージで報告するのであった。

結果的には、江波がカッターナイフで刺す事件は起きず、なんとか2周目の1学期を終えることができた九条だったが、夏休みを経て地獄の2学期が待ち受けるのであった。そして九条で映画を撮りたいと言っている星崎のカメラには、九条が栖原に未来のことを話す姿が写っていた。みんなでお店に行った時に忘れてしまい撮れていたと語る星崎は、九条が“タイムリープしているのでは?”と鵜久森たちに打ち明けた。そんな星崎については、視聴者も「絶対黒幕!」「何を考えてるかわからない!」と推理を巡らした。一方、相楽と浜岡はつながっており…。

次回、第5話では文化祭を迎えることになり、九条は突然文化祭でのある催しの責任者に瑞奈ニカ(詩羽)を指名する。そして、あることが原因でこの年の文化祭が中止になると語る九条は、それを唯一止めることができるのが瑞奈だと語った。

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』
日本テレビ系 毎週土曜 よる10時00分 放送 ※TVer・Huluでも配信

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写真提供:(C)日テレ

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