『夫婦が壊れるとき』息子からまさかの言葉「ママは仕事で頭がいっぱい、だからパパも浮気した」ショックを受けた陽子はハサミを握りしめ…

2023.6.25 19:00

6月23日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『夫婦が壊れるとき』の第12話が放送された。

陽風台クリニックの副院長・陽子(稲森いずみ)は、夫・昂太(吉沢悠)と子供の3人で幸せに暮らしていたが、夫は不倫相手の佐倉理央(優希美青)を妊娠させ、妻の財産にも手をかけていた。夫を引き連れ不倫相手の一家を訪問し、家族の前で真実を暴いた陽子。息子、財産、邸宅のいずれも失うことなく夫のみを人生から排除する最大の不倫復しゅう劇が遂行された。

陽子は離婚の準備を進め、また勝手に移されたお金を取り戻す手続きを進めていた。弁護士の神崎(奥田洋平)は、陽子から夫の隠し口座のコピーと保険の書類を受け取ると「違法に集めた証拠ではないですよね?」と尋ねた。法に触れるような行為は社会的信用の失墜につながり、親権にも関わってくることもあるための確認だと言う。

その頃、芽衣(結城モエ)は、睡眠薬の服用をDV彼氏の康生(犬飼貴丈)に気づかれてしまう。康生は、薬の処方と引き換えに陽子が芽衣を使って尾行させていたことにも勘づき、昂太と理央の元に押しかけ、陽子と芽衣の関係を暴露した。理央もここで初めて、親しくなって相談に乗ってくれていた芽衣が陽子と繋がっていたことを知る。芽衣をDVで支配する康生は、陽子への仕返しができて不適な笑みを浮かべていた。

高梨院長(半海一晃)に呼び出されたという陽子が医院に向かうと、そこには昂太の姿が。これに陽子も冷静に「ちょうどよかった。サインして」と離婚届を差し出した。あまりに不利な離婚の条件に「一方的過ぎるんだよ」と声を荒げる昂太だったが、書面を偽装して財産に手をつけたことを指摘されてしまう。それでも自分が育てたと主張し、息子・凪の親権を譲りたくない昂太と、昂太を絶対に許せず、親権も引き渡す気のない陽子が争っていると、そこに院長があわられた。

院長は陽子が薬の処方を条件に芽衣を使って昂太を尾行させたことを知り、「下手すると医師免許に関わる問題ですよ」と強い口調で言い放った。また芽衣から引き離す際に康生に怪我をさせてしまったことについても問題があると指摘した。なんとしてでも親権を得たい昂太は、これに乗じて陽子の信用を落とそうとし「親権は俺が持つ」と改めて息子を譲らない姿勢を見せた。この態度に「卑劣者」と言い残し病院を後にした陽子。

SNS上では「息子がそんなに大事なら、なんで不倫したの」といった冷静な意見も見られた。

陽子に車の鍵を奪われてしまった昂太は後を追うものの、あざ笑うかのように陽子は鍵を遠くへ放り投げた。この場面についてはSNS上でも「陽子さんが車の鍵投げるシーン最高」という声も。

その後、陽子は車で凪の学校に向かい、そのまま車に乗せとある場所へと向かった。車内では昂太からの電話が鳴り続くも無視し続け、電話に出ようとする凪の手を振り払う場面もあった。

陽子と凪が向かったのは、凪の名前の由来にもなった海。「凪がお腹にいたとき、ここに来たの。この海を見て名前を決めた」と静かに陽子は語った。そして現在、家庭が崩壊状態で、離婚を進めていることを凪に伝えようと話し始めるが、陽子の思いに反して凪は「パパは学校の話を笑って聞いてくれる。だけどママは仕事のことで頭がいっぱい、だからパパも浮気した」と自分の思いを打ち明けた。仕事がないからとはいえ、一緒に過ごしてくれる昂太のことが好きで、「これから一緒にいれるように頑張るから」と陽子が語りかけても「今のママは好きじゃない」と拒絶されてしまう。息子のまさかの返答に深いショックを覚えた陽子は車のトランクから医療用のハサミを持ち出し、凪の元に向かうと…。

SNS上では、このラストシーンには「凪のことどうするの陽子さん…」と結末を心配する声もあった。次回、ついに最終回を迎える第13話では、陽子の想像を絶する行動に昂太が「うわあああああー!」とパニック状態に。夫と妻の壮絶な愛憎劇、その衝撃の結末は?!

『夫婦が壊れるとき』
日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分(日本テレビほか)※TVer・Huluでも配信
※一部、放送時間変更の場合あり。
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写真提供:(C)日テレ

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