『夫婦が壊れるとき』夫を引き連れ、不倫相手の両親に全ての悪行を暴く！　選ぶのは妻か、不倫相手か。次回、突きつけられた離婚届、息子の親権は…

6月16日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『夫婦が壊れるとき』の第11話が放送された。 陽風台クリニックの副院長・陽子（稲森いずみ）は、夫・昂太（吉沢悠）と子供の3人で幸せに暮らしていたが、夫は不倫相手の佐倉理央（優希美青）を妊娠させ、陽子の財産にも手をかけていた。最大の復しゅうを果たすため、不倫相手の邸宅へ昂太を半ば強引に引き連れて行った。全ての関係を晒し、遂に人生から夫・昂太のみを排除するための離婚計画へと動き出した。

陽子と昂太夫妻の突然の訪問に驚きつつも、手厚く歓迎する佐倉徹郎と佐倉美南夫妻。そこへは理央の姿も。突如現れた陽子と昂太に、理央は動揺を隠せない様子を見せた。昂太が準備を進めている映画の次回作の出資者でスポンサーである徹郎は、もちろん娘の理央と昂太の関係など知るはずもなく食事会が開かれた。この異様なシーンに対してSNS上では、「不倫女の陽子さんが来た時の絶望してる顔が好き」といった声も見られた。

陽子に「例の彼とは順調？」と話しかけられ怪訝な表情を見せた理央であったが、陽子は容赦無く「両親はご存じない？」と交際相手について切りこんだ。話をなんとか遮ろうとする昂太であったが、「この際だから、うちの話を聞いてもらってもいいですか？」と前置きした上で全てを佐倉夫妻に明かした。昂太が2年前から理央と不倫関係にあり、妊娠、中絶をしたことに加え、徹郎が出資する2億円のうちの半分が会社の借金返済に充てられるなど、陽子は全て吐き出した。理央の母である美南は泣き崩れ、徹郎は陽子に怒りをぶつける。陽子も「教育しなかったんですか？　妻子のある男に手を出してはいけないって」と正論で応戦。怒りを抑えきれない理央が、感情に任せて陽子の頭を叩く場面も。それでも静かに料理を口元に運ぶ陽子の姿に、「この空気で食べる陽子さん強すぎる」という感想もSNSで見られた。

これには、昂太も「いくら何でもやり過ぎだろ、ここまでやる必要あるのか？」と怒鳴ったものの、陽子も全くひるむことなく、それどころか、会社の状態を聞き出すために昂太の親友・加集基樹（内田朝陽）と一夜を共にしたことを告げた。復讐のために関係を持ったのかと聞かれると「最初は復しゅうだった。でも、すごく良かった。あなたよりずっと」と言い放った。食い下がる昂太に「腹が立つ？　汚らわしい？　悔しい？　その気持ちを覚えて。それが私の気持ちだから…」と冷たくも強い口調で語った。

すると理央も陽子に対して「あんたはどうかしてる」と応戦。その後、中絶は昂太を試すための嘘であったことが明らかに。今でも理央は昂太と結ばれることを望んでおり、「私は全部捨てられる。親も家も全部あなたもどっちを選ぶかちゃんと決めて」と昂太に決断を迫った。

その場を後にした陽子は、加集夫妻の元を訪ね、基樹との一夜の関係に感づいていることを朋美に問いただした。「夫には浮気癖がある」「依存症みたいなもの」と遊び癖にはある程度容認していると言い返した。ただ、陽子はそのことを言いにきたわけではなく、病院の掲示板に陽子への誹謗中傷を書き込み、デマを広げたのが朋美であることを確認するためであった。基樹との関係を持った後から書き込みがされたことに加え、時間がある人間の仕業ということから陽子はその犯人を朋美と確信。書き込みを認めた朋美は、陽子との不倫だけは許せなかったようで、「友達だと思っていたのに裏切られたことが悲しい」と明かす陽子に「私のことを見下してたくせに、私は友達だなんて思ったこと一度もない」と切り捨てた。陽子が帰ると朋美は基樹に対して離婚はしないものの「私は子供が欲しい」と陽子との不倫を許す代わりに最善を尽くすことを求めた。

その頃、理央と二人で過ごしている昂太の元に、陽子から離婚届と家にあった荷物、そして息子の凪と自らの口座に移した陽子の財産、邸宅を手放すことを要求する書面が届いた。その一方的な条件に憤慨する昂太。

SNSのコメントでも「離婚届という名の宣戦布告」と称された。次回の第12話では要求を飲まない昂太に対して、さらに追い打ちをかける陽子であったが、息子・凪の親権を得るために昂太も反撃を開始。果たして凪の親権はどちらに軍配が上がるのか…

『夫婦が壊れるとき』
日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分（日本テレビほか）※TVer・Huluでも配信
※一部、放送時間変更の場合あり。
【TVer】最新話を無料配信中！
【Hulu】最新～過去話配信中！

写真提供：（C）日テレ