【速報】ハンバーガー日本一決定戦『Japan Burger Championship 2023』2日目第3試合は“シンプル・イズ・ザベスト”対決

日本一のハンバーガーを決定する大会『Japan Burger Championship 2023』が横浜・赤レンガ倉庫にて開催中。entaxでは、日本一をかけてしのぎを削る戦いを、1試合ごとにライブ感満載のレポート記事でお届けする。

■2日目第3試合

Grow（岩手・奥州市）  VS  Yummy Burger（東京・下北沢）

2日目第3試合は、“シンプル・イズ・　ザベスト”対決。

『Grow』は、「衰退していく街を何とかしたい…」という地元愛にあふれたシェフ・菊地良太が“りんご”“米”“和牛”に続く新たなカルチャーを根付かせたいとの思いで2016年にオープン。試行錯誤を経て到達したというアンガス牛の肩ロースの“肉々しい”パティが絶品のシンプルな本格派バーガーがウリだ。

『Yummy Burger』は、アメリカンレストランで10年間修業したシェフ・尼崎新二が「シンプルにうまい！」を目指し、2022年5月にオープンした新店。店名は“やみつき”から命名したもので、表面はカリっとクリスピーに、噛めば肉のジューシーさをダイレクトに感じられるパティと、ふわふわの豆乳バンズの組み合わせでリピーターが急増中という。

両店舗は、共通のテーマ「世界のバーガーファンに食べさせたい究極のチーズバーガー」で調理スタート。

『Grow』は自身が必要最低限ものだけで生活するミニマリスというヘッドシェフ・菊地が、見た目には生野菜が入っていないシンプルな『The Cheese Burger』を調理。

『Yummy Burger』は5種類のチーズを使ったほか、煮詰めたビールにチーズを投入してソースを作るなどのこだわりで、『Beer five Cheeseburger』を完成させた。

『Grow』のヘッドシェフ・菊地良太は「個人的にいろいろ食べ歩いたりしていて、どんどん削ぎ落としていって、結果もうオニオンくらいの生野菜とソースとお肉とチーズがあればチーズバーガーとしては完璧なんじゃないかなというのがあったんで、あえて直球勝負で挑みました」と、きっぱり。

『Yummy Burger』の尼崎新二は「僕が好きなチーズを5種類詰め込みました。一番下にゴルゴンゾーラチーズ。その上にビアチーズ、これにはチェダーとゴーダとグリエール（を溶かしていて）、ビールの苦味と風味を残したままチーズのうまみが十分に詰まったものになっています。最後に食感でパリパリのチーズせんべえが来ているので、チーズの3段階を味わっていただきたいなと思います」と出来栄えに胸を張った。

審査基準には味、見た目、調理の正確さの3項目があり、各審査員のスコア（10点満点）の平均点が獲得点数となる。点数は『Grow』が8.64イント、『Yummy Burger』が8.13ポイントという結果に。審査員を務めた『SHOGUN BURGER』のシェフ・扇谷厚子は「『Grow』さんは生肉を食べているような野獣になったような気持ちで食べる肉々しいハンバーガーでした。『Yummy Burger』さんはホントに研究熱心。食べれば食べるほど、おいしかった。甘みと酸味のバランスがすごく良くて、味を探しながら食べるハンバーガーで、ファンが多いのもうなずけます」と両店舗をたたえた。

『Japan Burger Championship 2023』
今年2回目の開催となる日本一のハンバーガーを決める大会。全12店舗でハンバーガーの完成度を競い、優勝チームは、世界大会『World Food Championships』内の『World Burger Championship』ハンバーガー部門に日本代表として挑戦。会場では、大会出場店舗のハンバーガーを食べることができるほか、コラボグッズや人気アパレルなどの物販やドリンクも販売する。

＜期間＞
2023年6月9日（金）～11日（日）※雨天決行（荒天候時は中止）
6月9日・10日　 11：00～20：00（閉場21：00）
6月11日 　　　　11：00～17：00（閉場18：00）
＜場所＞
横浜赤レンガ倉庫 （神奈川県横浜市中区新港1-1）
＜入場料＞
無料（※飲食は有料となります。）
＜販売店舗＞
ハンバーガー、フライドポテト、ビールなど計22店舗
＜URL ＞
公式HPはこちら
＜Instagram＞
公式Instagram　（@jburger_2023）

写真：©entax