『だが、情熱はある』山里亮太の暗黒期“フラガールもみ消し事件”の真実「森本が嫌われるのではないかと心配」と本人も不安に

日本テレビ系日曜ドラマ『だが、情熱はある』の第8話が5月28日に放送された。“フラガールもみ消し事件”など、山里亮太の暗黒期とも言われる時代のエピソードが忠実に描かれ、本人である山里が「これ、森本慎太郎くんが嫌われてしまわないか心配だよ」とつぶやくほどだった。

第8話では、初出場のM-1グランプリで準優勝という結果を残し、人生が激変した、山里亮太（SixTONES・森本慎太郎）が描かれた。
M-1グランプリ準優勝後の南海キャンディーズは、休憩する間もないほど大忙しで、まさにブレーク真っただ中。欲しかった生活をようやく手に入れたはずなのに、山里は徐々に疲弊していく。周りは「M-1よりも面白いネタを」と要求してくるが、そもそもネタを作る時間がないし、もてはやされるのは相方のしずちゃん（富田望生）ばかり。頑張ってるのは俺の方なのにと、イラ立つ山里はしずちゃんに当たり散らし、マネジャー・高山（坂井真紀）の忠告にも耳を貸さない。そんな中、しずちゃんに映画『フラガール』出演のオファーが舞い込み、気に入らない山里は、そのオファーをもみ消そうとする。

この“フラガールもみ消し事件”を森本が熱演！　役への憑依（ひょうい）っぷりに山里がツイッターで「これ、森本慎太郎くんが嫌われてしまわないか心配だよ」とつぶやき、視聴者も「ほんとにスゴすぎる…」と称賛の声を上げたほか、「一周回って慎太郎に嫌悪感を抱きそうなレベルで憑依（ひょうい）している」というコメントも。
また、この映画『フラガール』を紹介するシーンでは、山里の妻である“蒼井”の名前もあがり、一時『フラガール』がトレンド入るするほどSNSも大盛りだった。

一方、若林正恭（King & Prince・髙橋海人）と春日俊彰（戸塚純貴）のナイスミドルは、社長の提案でコンビ名を『オードリー』に改名。これを機に漫才だけでなくトーク力も身に付けたいと、春日の部屋でトークライブを開催する。

正直カッコ悪いし、恥ずかしいし、惨めだし…だけどなぜだかほんの少し幸せな気持ちになる若林。そしてこの地味なトークライブの経験が実を結び、ラジオ番組のオーディションへとつながった。
オーディションシーンでは、放送作家の藤井青銅氏が本人役で登場！　ファンもSNSで反応し、若林本人も自身のインスタグラムのストーリー機能で「いやいやいや今までで一番ビックリしたわ　“だが、本人である”」とコメント。

さらに、ドラマの最後には、新エンディング曲であるKing & Princeの『なにもの』が解禁。しずちゃん役の富田望生もツイッターで「新エンディング…！　なにもの…！　良！！！！！」と感想を寄せていた。

6月4日（日）放送9話では、迷走する山里があの舞台で大失態。片や若林はようやく覚醒。ピンクベストに七三分けにズレ漫才…苦汁をなめ続けてきたオードリーに歓喜の時が訪れる。

2006年、いまだ日の目を見ないオードリー･若林正恭は、ネタ番組の放送作家から「なんであっちの子がツッコミやってるの？」と指摘を受ける。
毎度、的を射ないズレたツッコミを繰り返す相方･春日のことを、「あんなにツッコミが下手なヤツは見たことがない」とポンコツ呼ばわりされてしまい、若林は改めて自分たちのトークライブの映像をチェックしてみる。
「なるほど、指摘された通り春日のツッコミはズレてばかりだ……ん？　でもこのズレって……そのまま漫才に使えるんじゃないのか…？」
誰も見たことのない『ズレ漫才』を思い付いた若林は急いで春日に伝えるが、「どういうことですか？」と春日はチンプンカンプンで、理解してくれるのは智子だけ。
それでも胸の高鳴りがやまない若林は、父・徳義（光石研）に「年末、見ててよ」と、M-1で結果を出すと宣言するが…。

一方、大阪で活躍する南海キャンディーズのコンビ仲は最悪の状態。
コンビとして劇場やテレビの仕事をこなす傍ら、しずちゃんだけに雑誌やドラマのオファーがくることに不満を募らせる山里は、しずちゃんと目を合わせようともせず、ロケ中もしずちゃんのボケを無視。
さらに、マネジャーから「東京に行けば、もっと全国に2人を売っていける」と活動拠点を東京に移してみないかと打診された山里は、不安な気持ちをしずちゃんではなく花鈴（渋谷凪咲）に相談して…。
そんな中、しずちゃんが出演する映画『フラガール』が公開され、映画は大ヒット。役者としても注目を浴びていくしずちゃんを見て、山里のねたみはピークに到達する。

日曜ドラマ『だが、情熱はある』第9話は、6月4日（日）よる10時30分から放送。

なお、YouTube日テレドラマチャンネルでは、髙橋海人と森本慎太郎のスペシャルインタビューが公開中。撮影秘話やM-1収録の裏側など、盛りだくさんの内容となっている。

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