北村匠海がキャスト代表で謝罪 映画『東京リベンジャーズ2』“前編”初日舞台挨拶でまさかの事態が

2023.4.22 19:30

最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録し、2021年劇場用実写映画No.1の大ヒット作となった映画「東京リベンジャーズ」

前作から2年の時を経て、続編となる「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」が、4月21日(金)満を持して公開された。

丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には、主演の北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、そして前作に引き続きメガホンをとった英勉監督が登場。

映画を見終ったばかりの観客を前に、主人公・タケミチを演じた北村が「まずはどうでした?リベンジャーズ2?」と問いかけると、キャストらに盛大な拍手がおくられた。

今作の「東京リベンジャーズ 2」は前編・後編の二部構成。登壇した北村の口からは観客の気持ちを代弁するかのように、こんなコメントが・・・

北村「後編も見たいっすよね? 僕らも後編見るまで1ヶ月くらいかな、待って見たんですけどすごくその気持ちわかります。出ていた僕らですらそう思うくらい、自分たちも自信が持てる作品をやっとみなさまに届けられて、本当にたくさんの反響を頂いています。」

後編となる「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」は6月30日から公開予定。

前編の公開初日にもかかわらず、「続きが気になる!」とばかりに、早くも後編へとつのる思い。観客だけでなく出演者たちも、思いは一緒だったようだ。

心を揺さぶる数々の名言、名ゼリフが飛び出す東京リベンジャーズ。「かっこいいと思う劇中のセリフは?」というテーマで、フリップトークが始まると、前編を見たばかりの観客たちを前にまさかの展開に。

◾️かっこいいと思う劇中のセリフは?

北村があげたのは東京卍會と敵対する“芭流覇羅”(ばるはら)のNo.2、清水演じる半間の口癖「ダリィ」だった。「(リベンジャーズ)1でぜんぜん出れなかった(清水)尋也が、やっぱこの一言に全てをかけてた感じが」と北村が理由を説明すると、清水は「こんないっぱい人がいるとこで言われるの『ダリィ』っすね」と惜しげもなくセリフを披露。

すかさず山田が「なんか作中の方がいいね」と強烈なダメ出しをして観客を笑わせた。

そんな山田がかっこいいと思ったセリフも・・・

山田「ガードしててこれかよ、ダリィ、これすいません、決戦(後編)の方なんすよ、ぜひ楽しみにしてほしいんですけど、また『ダリィ』が聞けるということでね」

北村と同じく「ダリィ」を挙げた山田だったが、こちらはこの日公開された前編には登場しない、後編のセリフだった。

◾️次々と飛び出す「後編」のかっこいいセリフたち

杉野「『一人一人がみんなのために命を張れる、そんなチームにしたい』って場地さんが言っていたという、後編ですよね、後編のやつ、だから是非見て下さい」

今田「私は『行ってきます、行ってらっしゃい!』です、後編なんですけど、これも・・・。とにかく平和なシーンなんですけど、このあとタケミチがいろいろ大変なことになるので、なんか『行ってらっしゃい!』って送り出せるのはなんかすごくいいなと思って選びました」

眞栄田は吉沢演じるマイキーの「オレ、ガキになっていーか?」というセリフを挙げると、吉沢から「後編だな!」と鋭いツッコミが入った。北村が「すいません! 代表して謝ります」と頭を下げ、山田が「みんな前編見たばっかなんだな」とフォローするなど会場は笑いの渦に包まれた。

清水「私は千冬の『よろしくな! 相棒!』タケミチに対しての、これは前編です、ちゃんと仕事を全うしました、ここから始まる感というか、タケミチと千冬のコンビは個人的にも好きなコンビなので、やっと2人が交わってストーリーが始まっていく瞬間だなと」

磯村も清水と同じく高杉演じる千冬の「よろしくな! 相棒!」を選び、セリフを言う際の「アゴの角度がよかった、あれは(高杉)真宙くんにしか出せない。めちゃくちゃいい角度」と絶賛した。

間宮は山田演じる「ドラケン」のセリフをチョイス。「俺、ちゃんと前編です。前編を見た後の舞台挨拶だから、前編の話になるだろうなって、ちゃんとみんな考えよう!」と、後編のセリフをあげた面々を諭し、笑いを誘った。

ところが続く高杉が挙げたのは「半分コな」という後編のセリフ。「前編ですよね、みなさんありましたよね?」と観客に問いかけるも、北村が「後編の後半です」と指摘。山田が前編・後編通して「半分この作品ということだよね」と畳み掛け、うまくまとめた。

英勉監督が選んだのは、現在休養中の村上虹郎(花宮一虎役)が発した「あかん、パンチはあかん」というセリフ。「これ台本にない、アドリブなんですよ『なんで関西弁なんや?』って聞いても何にも教えてくれない、でもあれで、場地と一虎はやっぱり仲いいんだなって、撮った瞬間にわかった」と、村上のセンスの良さを賞賛した。

吉沢は「前編はいろんな名言があるんですけど、1つに絞るなら、これですよね」と、北村演じる主人公タケミチの「右っていいよね」というセリフをあげた。

北村が「あんまりタケミチ出てきてないなと思ったら、これか? しかもこれアドリブだぜ?」とツッコミを入れるも、吉沢は「冷静に考えたら、めっちゃ深いセリフじゃね? って思ったの。そもそも右と左に、良い悪いって概念あるって知ってました? 人類が進歩を果たしたセリフ。ここが1番、泣きました。」と真剣な表情でトークを展開。

間宮が 「これって後編への伏線になってるよね?」と指摘すると、山田が「伏線をアドリブで入れていくって・・・」と苦笑い。

前編の公開初日舞台挨拶は、6月公開予定の後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』をアピールする場となった。

前編:『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(大ヒット上映中!)
後編:『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日(金)公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

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