別所哲也が自分に「バカバカバカ!」 無名時代に『あぶない刑事』で学んだこととは?

2023.2.21 21:30

俳優の別所哲也が21日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。無名時代のエピソードを語った。

大学時代は英語劇で演技を学んだという別所。その影響か「めちゃめちゃ理屈っぽく、俳優としてデビューしちゃった」とのこと。そんな別所が駆け出しの頃、出演のチャンスを得たのが、名作ドラマ『あぶない刑事』。ゲスト主演に大抜てきされたそうで、台本を必死で読み込んだという。

しかし、台本には役柄が書かれておらず、別所は「柴田恭兵さんとか、舘ひろしさんとか、浅野温子さんが出てる中で、役柄がないと役者としてキャラクターを作れない」と困惑。そこで、自分なりに役柄の人物像=パーソナルヒストリーを考えたという。

■「いいから走れ!」 目が覚めた監督の一言とは…

そして現場に入った別所。衣装を着ると、スタッフや共演者に「このキャラクターに合ってますかね?」などと違和感をあらわに。MCの明石家さんまは「うわー、難儀な役者やなあ~。共演者に迷惑な奴や」と苦い顔。セリフについても、例えば台本に「俺がやる」と書いてあると「『俺が』の“が”は限定強調の“が”だな」と考え、「監督、この“が”は重要ですか?」などと質問したという。スタジオからも「めんどくさい」とあきれる声が。

そんな風に、台本に色々と書き込んで、受験勉強みたいに傾向と対策をして臨んだ本番。ロケバスを降りた途端、監督から「別所、走って!」といきなり指示が。「いいから走れ!」と言われるまま、必死で走ったという別所。すると監督から「OK!」の声。わけもわからず「ちょっと待ってください。これでいいんですか?」と別所がたずねると、監督は一言。「お前ね、刑事モンだろ? 走った姿に全部出てなきゃダメなんだよ」。この言葉に目が覚めた別所。内心で自分に「バカバカバカ!」と言葉を浴びせ、理屈ばかりだったことに反省したと振り返った。

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写真提供:(C)日テレ

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