SKY-HI、大型プロジェクト『D.U.N.K.』を発表「垣根を越えて踊り、世界中にとどろかせたい」
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オーディション『THE FIRST』から誕生したダンス&ボーカルグループBE:FIRSTのプロデュースを手掛けるSKY-HIが19日、オンライン会見で新たな大型プロジェクトの立ち上げを発表した。
今回発表された『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』は、SKY-HIが目指す「幾多のダンス&ボーカルグループ(アーティスト)が垣根を越えて、日本から世界に発信していく」というSKY-HIの志に対し、さまざまな国内外のアーティストが賛同(共鳴)した大型プロジェクトである。
まずは2023年2月1日(水)より日本テレビで音楽番組がスタート。SKY-HIがプロジェクト立ち上げに至った思い、参加アーティストなどによる対談などが盛り込まれる。3月5日(日)、11日(土)、12日(日)には豪華アーティストが集結し、3日間にわたり大型ライブイベントを開催する予定だ。
SKY-HIは会見の冒頭に「ダンス&ボーカルが流行っている、と言われますが、ダンスというものが、そもそも垣根がないものです。音楽に合わせて体を動かすのは楽しいものですから、楽しい方向にしていこうと思い、このたびこういった形で音楽番組、および音楽フェスを開催することが決定いたしました」と、今回のプロジェクトの趣旨を語った。

プロジェクト参加アーティストはSKY-HIのほかに、DREAMS COME TRUE、BALLISTIK BOYZ、BE:FIRST、Aile The Shota、&TEAMと、デビューしたばかりのグループから長年業界をひっぱってきたレジェンドまで、幅広いラインアップとなっている。


この意図についてSKY-HIは「時代が変わっても、積み上げてきた歴史自体は変わりません。先人たちがつむいできた歴史は本当に重く、強く受け止めています。今流行りの、ということだけではなく、音楽に合わせて体を動かすということの尊さや、それを作ってきた方々に対するリスペクトを、しっかりと形に残るものにしたいと思っています」と解説した。


この日の発表は第1弾ということで、今後、新たなアーティストが発表される予定だ。さらにプロジェクトの趣旨に賛同するアーティストには、ぜひ参加してもらいたいたい、と呼びかける。
「すべての事務所の皆さんとも、一緒にできたらと思っていますし、事務所に参加していない、事務所に入っていない、事務所に所属していない方でも、ぜひ参加していただきたい。ダンス&ボーカル戦国時代といったことをよく言われていますけれど、“そもそも戦わなくてはいけないものなのだろうか?”と、強く思っているところではあります」
プロジェクトの模様は公式YouTubeや配信プラットフォーム、さまざまな形での展開も予定しており、アーティストとの対談や、プロジェクトの裏側、アーティスト同士のコラボ企画など、音楽・ダンスが繋ぐ心躍るコンテンツが展開される。特に公式YouTubeでさまざまなコンテンツを作ることに関してSKY-HIは、「どうしてもやりたかった。垣根を越えていく、という意味では、必要なことであったと思っています」と説明した。
D.U.N.K.のテーマソングもSKY-HIが制作。この楽曲にもたくさんの秘密が隠されているという。そのあたりも、プロジェクトの進行とともに、明かされていく。
SKY-HIは最後に、これから一緒にこのプロジェクトに参加していく視聴者にメッセージを送った。
「ダンス&ボーカルにおいてクオリティはとても大事なことだと思います。同時にダンスにおいては、上手い・下手ではなく、音楽に合わせて体を動かすことが、いかに楽しく豊かであるかを伝えたいというのも、今回のD.U.N.K.に込めたテーマではあります。生まれたその時から死ぬ直前まで踊って生きていきたいですし、皆さまも見るだけではなく、感じるものになっていければ、と思います。みんなで日本を躍らせて、世界中にとどろかせましょう」