『パイレーツ・オブ・カリビアン』娯楽映画は出ない?ジョニー・デップが出演を決めた意外な理由

2023.1.20 06:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

恒例企画の“金曜リクエストロードショー”第6弾。多くの声を集めた作品の中から、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作が、3週連続で放送された。ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”をモチーフとした本作は、海賊船“ブラックパール号”の船長ジャック・スパロウを中心に、カリブ海の海賊たちの戦いと冒険が展開されるアクション・アドベンチャー。1週目の1月20日には、その第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が登場した。

ジェリー・ブラッカイマープロデューサーは、この映画がディズニーランドのアトラクションとはひと味違うということをアピールするために、ダークでエッジのある俳優を探し、ジョニー・デップにたどり着いた。彼はありきたりな娯楽映画には出ないだろうと思っていたが…脚本を読んでからはすぐオーケーが出たという。

ジョニー・デップいわく、その決断の裏には「娘を喜ばせたい」という思いがあったのだとか。ロサンゼルスで撮影していた時は、滞在していた3歳半の娘がすっかり自分を海賊だと思い込んでいたらしい。
しかし実は…それ以前に、彼自身6歳のころ海賊に憧れ、ディズニー映画『黒ひげ大旋風』のレコードをすべてのセリフを覚えるくらい毎日何回も聞き、両親を心配させるほどだったのだ。この映画で海賊になって「夢がかなったよ」と、ジョニー・デップは話している。

日本でこれまで公開されたシリーズ作品が433億円(《一社》日本映画製作者連盟調べ)、世界では約6,000億円を超える(Box Office Mojo)興行収入を記録したメガヒットシリーズ。さらなる”とっておき情報”は、次の記事で!

【ストーリー】
海賊船のブラックパール号を率いる冷酷な船長バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)がある晩、港町ポート・ロイヤルを襲撃。ポート・ロイヤルの総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)がさらわれてしまう。密かにエリザベスに恋心を抱いていたウィル(オーランド・ブルーム)は、一匹狼の海賊ジャック(ジョニー・デップ)と手を組み、彼女を救い出すことに。ブラックパール号を奪われた過去を持つジャックは、復讐(ふくしゅう)として1発の銃弾をバルボッサに撃ち込むが―。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003 米)
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
ストーリー:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、スチュワート・ビーティー、ジェイ・ウォルパート
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリクス、ポール・ディーソン
撮影監督:ダリウス・ウォルスキー(A.S.C.)
編集:クレイグ・ウッド、スティーブン・リブキン(A.C.E.)、アーサー・シュミット
衣装デザイン:ペニー・ローズ
特殊視覚効果&アニメーション:インダストリアル・ライト&マジック
音楽:クラウス・バデルト
音楽監修:ボブ・バダミ
出演:ジャック・スパロウ/ジョニー・デップ(声:平田広明)
キャプテン・バルボッサ/ジェフリー・ラッシュ(声:壤晴彦)
ウィル・ターナー/オーランド・ブルーム(声:平川大輔)
エリザベス・スワン/キーラ・ナイトレイ(声:弓場沙織)
スワン総督/ジョナサン・プライス(声:村松康雄)

画像提供:(C)日テレ

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