映画『生きててごめんなさい』主演・黒羽麻璃央のオフィシャルインタビュー映像解禁

2023.1.14 10:00

映画『生きててごめんなさい』(通称:イキゴメ)で主演を務めた俳優の黒羽麻璃央(29)のオフィシャルインタビュー映像が14日に解禁。映画の見どころや撮影の裏話を明かした。

映画『余命 10 年』の藤井道人監督と、ドラマ『アバランチ』では藤井監督と共に演出を担当した新鋭・山口健人監督がタッグを組んだこの映画は、出版社の編集部で働きながら小説家を夢見る園田修一(黒羽麻璃央)と同棲相手の清川莉奈(穂志もえか)を主軸に、現代の日本の若者たちが抱える“病み”を鋭い視点で描いた作品。

そこで本作で一癖ある難しい役どころに挑戦した主演の黒羽が作品について語ったインタビューの一部を紹介。

――クランクイン前に山口健人監督や藤井道人プロデューサーからはどのような話がありましたか?

黒羽「夢を持っているけれど、キラキラしていない、普通の男の子というのを大事に」という話をしました」

――修一役をどのように捉えましたか?

黒羽「この現実の世界によくいる、決して特殊能力があるわけでもないし、器用なわけでもないし、本当に普通の平凡な人です。その中でも莉奈という女性と出会って生活していく中で、現代社会での悩みだとか葛藤だとかに襲われながら、莉奈とどう接していくかという話です」

清川莉奈(穂志もえか)と園田修一(黒羽麻璃央)

――彼女・莉奈役の穂志もえかさんとの共演はいかがでしたか?

黒羽「穂志さん演じる莉奈という存在がナチュラルすぎて、待ち時間も莉奈なのか穂志さんなのかわからなくなり、憑依するってこういうことなんだなと思いました。“穂志さんのお芝居の足を引っ張らないようにしないとな”というような撮影期間でした」

――読者にメッセージをお願いします

黒羽「気分爽快とかそういうものではないし、ヒーローが出てくるわけでもない、ただの普通の会社員と女の子の話なんですけれど、観てくださった方とどこか必ずリンクするものがあると思いますし、リアルさが刺さってくれればいいなと思います。日々疲れた方に寄り添い、少しぐらいは明るい気持ちにしてくれるような作品になっています。観終わった後に、普段頑張っている自分へのエールになってくれるような、気持ちの助けになるような作品になっていると思うので、ぜひ受け取ってもらえればと思います」

黒羽が主演を務める映画『生きててごめんなさい』(通称:イキゴメ)は2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開予定。

公式サイト:https://ikigome.com/

写真提供:©2023 ikigome Film Partners

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