Travis Japan「アメリカで結果を出さないと帰れない」デビュー前の覚悟を振り返る
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7人組アイドルグループTravis Japanが、昨年12月23日深夜放送の『バズリズム02』に出演。今年日本からアメリカに拠点を移した彼らが、世界デビューを果たすまでの長い道のりを明かした。
Travis Japanは昨年3月から、ダンスの修行のため全員でアメリカへ留学。そこでは世界的なダンスの大会『ワールド・オブ・ダンスチャンピオンシップ(通称:WOD)』で全米4位に輝いた。その後、アメリカの大手レコード会社との契約を果たし、デビュー曲『JUST DANCE!』のMVは公開1週間で1000万回再生を記録するなど、海外での注目度が加速しているアイドルグループ。今回番組は、そんなTravis Japanの波乱万丈の歴史に迫った。
■デビューまでの長い道のりとアメリカ進出への決意
実はジャニーズとしてのキャリアが長いTravis Japan。中でも最年長メンバーの川島如恵留は、ジャニーズ史上最年長の27歳11か月でのデビュー。川島は「結成されてから、僕たちはお仕事も全然ない中、頑張っていたんですけど、自分たちにダンスと言う代名詞を強く持てるように、“アメリカで修業を積もう”と…」とメンバーたちが自ら希望してアメリカ修行を決意したと語った。
その大きな選択に、MCのバカリズムが「アメリカに拠点を移したところで、何かが約束されてるわけではなかったんですよね?」と聞くと、川島は「ないです。何か結果を出さないと帰ってこれなかったんですよ。『WOD』とで全米4位にならせていただいたんですけど、それがきっかけでいろいろつながっていったんです。『アメリカズ・ゴット・タレント(アメリカの有名オーディション番組)』に出させていただいたりとか、向こうでお仕事もいただけたりとか…」と、全米にその名を広めていった軌跡を明かした。バカリズムはメンバーがようやく報われたことに「良かったねえー!」と感動の声を上げると、スタジオが盛り上がった。
■とっさのハプニングにも抜群の対応力 リーダー宮近海斗「生き抜く力が強くなった」
続いて、リーダーの宮近海斗が広島公演でのライブパフォーマンス中に起こったハプニングエピソードを披露。大きな旗を操るフラッグパフォーマンスをする予定だったが、いつも舞台の上から降りてくるはずの旗が降りてこないというトラブルがあったそう。
それでも宮近は瞬時に声を上げ、観客をあおるダンスに変更。会場を大きく盛り上げ、このとっさの対応力がSNSを中心に話題となった。宮近はリーダーとしてメンバーを導くために、「(皆より)ちょっとだけ前に出て、“踊るぞ!”みたいな感じを出して、皆も合わせて踊ってくれました」と、当時のことを振り返った。
さらにメンバーたちは、アメリカでも数々のハプニングを経験してきたそうで、宮近は「イヤモニから音が全く聞こえない状態で45分間くらいライブパフォーマンスをしたりとかありました。ステージ上で生き抜く力は強くなりましたね」と語り、数々の試練を乗り越えてきたことを明かした。