カズレーザーが考える無限の才能との出会い方「楽しいかどうか、気楽に」

2023.1.10 22:54

「カズレーザーと学ぶ。」2時間SPが1月10日に放送された。同番組はお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める、知ればきっと人生が変わるような新知識と最先端の研究者から学びまくる“超ハードコア教養バラエティー”。今回は『才能を生み出す遺伝と環境の不思議』をテーマに人間の能力が遺伝か、環境か、どちらの影響をより強く受けるかなどを学んだ。

『遺伝するものしないもの』では、人はパーソナリティや考え方を作る脳の中の神経の伝わり方が遺伝の影響を強く受けるということから、才能も遺伝の影響を強く受けるという解説を受けた。ただし、親から受け継いだ要素の組み合わせは無限にあり、どの時代、どの文化に生まれたかの出会いによって呼び覚まされる遺伝子、隠れたままの遺伝子があるという。

このことについてカズレーザーは「才能はあるはずだっていうのは、すごく甘美な言葉だと思うんですよ。親御さんとかで何らかの才能があるっていうことに囚われている人をよく見て。確かにそういう才能のある子どもたちっているんですけど、その才能ってわかりやすい才能だったりする」と説明。

さらに 「計算が早い、頭の回転が早い、野球が上手いとか、それって親側が憧れた才能を投影して、たまたまそういう才能を持っている子どもがいるんだ。 じゃあ、うちの子にもなんか才能ないかなっていう、100パターンもないぐらいの才能と比べているじゃないですか。才能があるということが一人歩きするのって、残酷な結果を生むというか、才能が見つからなくても良いじゃない、ということが一番大事なんですよね」と分かりやすい才能に捉われることの危なさを指摘した。

そしてカズレーザーは「自分に向いている、向いていないと簡単に決めずに、楽しいかどうかぐらいな感じで進めるのが気楽で良いのかな」と言い、また「そうじゃないと、無限×無限の中で出てきた1個の才能なんて出会えるのは無理ですよね」と語った。

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写真提供:(C)日テレ

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