
映画『かがみの孤城』×news zero特番 監督・出演者が語る“居場所の持論”
2022.12.19 07:00映画『かがみの孤城』×『news zero』のコラボ特番が日本テレビで12月19日23:59~放送される。番組は『かがみの孤城』の主人公、こころが探す“居場所”がテーマとして展開される。1000人以上のオーディションから選ばれた、こころを演じる若手注目俳優・當真あみと、国内外で数々のアニメ賞を受賞し“泣きの名手”とも呼ばれる日本のアニメ監督の1人・原恵一にスポットを当て、彼らの支えとなっている“居場所”を独自取材した。番組を通して“生きるヒント”を伝えてくれる。また、當真と原が、“居場所”の原点となった当時の自分に送るメッセージにも注目だ。
「みなさんは、自分の“居場所”はありますか?」
■映画『かがみの孤城』とは
主人公・こころは、学校での“居場所”をなくして部屋に閉じこもっている中学生。ある日突然、部屋の鏡が光り、その中に入ると…おとぎ話のようなお城で、見ず知らずの中学生たちに出会う。鏡の中に集められた7人は、学校生活、友人関係、家族の問題、それぞれに“生きづらさ”を抱えていた。彼らは本当の自分でいられる”居場所”を見つけられるのか。

■當真あみ “居場所”があるからできた、大きな決断
14歳の時に、地元・沖縄でスカウトされた若手注目俳優・當真あみ(16)。“居場所”として訪れたのは、地元沖縄の『海』と『幼馴染』。自分の考えや意見を言い出せない性格だという當真が芸能界に入った際、周囲のある行動で感じた心地良い“居場所”を打ち明ける。そして、幼馴染との対談で当時の話を振り返る。こうした“心許せる人たち”という居場所があるからできた、『沖縄を離れる決断』。そんな当時14歳の過去の自分に、今の自分からメッセージを送る。16歳の當真は、14歳の自分にどんな言葉をおくるのだろうか。

■「たくさん僕の心を傷つけてくれてありがとう」監督・原恵一の“居場所”とは…
続いて登場するのは、監督・原恵一だ。これまで手掛けてきた作品は、“大人が泣ける作品”とされた『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』や、自然の大切さや家族の絆を描く一方で、現代社会の課題も描かれる『河童のクゥと夏休み』だ。『かがみの孤城』でも、7人の中学生たちがそれぞれ抱える“生きづらさ”をストレートに表現されている。こうした作品を描く背景には監督の“居場所”が関係あるという。それは、過去に原監督が見てきた“数々の映画”のことだった。その数々の映画に“傷つけられた”からこそ、原は「映画は楽しいだけではない、何かを変える、気持ちを変えるくらいの力が絶対にあると信じている」という。「たくさん僕の心を傷つけてくれてありがとう」。

■監督ならではの“居場所”への持論 「でも実はそんなに…」
原の“居場所”の原点とも言える場所は19歳で上京し、初めて住んだ町。ここに住んでいた頃に見た、ある監督の作品がその後の自分に大きな影響を与えたという。そこを訪れた後、原は“居場所”についてこう問いかけた。「居場所は自分で見つけるもの」「今の若い人たちは重く考えているのではないか」。一方で、「でも実はそんなに大切なもんじゃないんじゃないかな」とも話す。“居場所”を探している人への“生きるヒント”になるだろうか、原ならではの独自の視点に注目だ。
最後に原は、少し照れたような表情で社会人になったばかりの自分にメッセージを送った。そのメッセージの内容とは。映画『かがみの孤城』×news zeroは、12月19日25:59~放送される。

■豪華キャスト・北村匠海、宮崎あおい 原作・辻村深月が語る
また、映画『かがみの孤城』では、豪華キャストが声の出演をする。映画『かがみの孤城』×news zero特番では、リオン役の北村匠海、喜多嶋先生約の宮崎あおい、原作・辻村深月が原恵一監督の作品について語っている。原の作品への受け止め方や感じ方に注目だ。

【番組名】
『かがみの孤城』×news zero 私たちの“いばしょ”
【放送日時】
12月19日(月)より日本テレビ系各局にて順次放送
※日本テレビ(関東地区)でのOAは12月19日25:59~26:29
その他の地区でのOA詳細は『かがみの孤城』公式サイト
(https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/media/)をご確認ください。
【出演】
當真あみ 北村匠海 宮崎あおい
原恵一監督 辻村深月
========
『かがみの孤城』
©2022「かがみの孤城」製作委員会
12 月 23 日(金)全国公開
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/
出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴 /
芦田愛菜 / 宮﨑あおい