ドラマ『ぴーすおぶけーき』　主演3人が楽しかった撮影現場の思い出を語る

2022.10.18 06:00

日本テレビ深夜ドラマ『ぴーすおぶけーき』（毎週火曜深夜25:29〜放送）が10月25日（火）にスタートする。本作は、基俊介（IMPACTors／ジャニーズJr.）、佐々木美玲（日向坂46）、落合モトキが演じる3人のおバカなおさななじみたちが、悩める人々のお悩みを解決していくコメディドラマで、来年1月には舞台化も決定。今回は放送に先駆け、主演の基、佐々木、落合の3人がドラマの見どころや撮影秘話などを語った。

■基俊介　オファーを聞いたのは顔合わせの前日！「緊張もあったけどワクワクしてました」

——出演オファーが来たときの感想を教えてください。

佐々木　演技の仕事が好きで、今年もできたらいいなと思っていたので、こうやって3人で主演で、しかも舞台もあるというのは珍しくて楽しみでした。

基　僕は今回が初めての映像作品で、初めての主演でした。びっくりな情報なんですけど、（事務所からオファーの話を）教えてもらうタイミングが顔合わせの前日で、急展開でびっくりしました（笑）。普段からテレビで拝見しているお二人と一緒に仕事ができるというのはうれしいですし、また舞台もつながっているという作品で、どういうものになっていくのか楽しみだったので、緊張もあったんですけどワクワクしてましたね。

落合　若いお二人と一緒に仕事ができるというので、夏に思い出が一つできるなという感じでした。あと台本を読んだときの感想になっちゃいますけど、手が抜けないなと。ずっと会話をしているような感じなので、それをどうやって作っていこうかなと思いました。

■佐々木美玲　おバカな役柄は「そのまんまっていわれるんです」

——それぞれの役どころについて

落合　最年長で、一番土台になっているのは上原先輩だと思うので、その上で2人が楽しくやってくれてるから、船でいうと舵切りのポジションな気がします。2人が逸れていったら戻そうかなっていうときもありました（笑）。

基　僕が演じる下田くんという役はとにかく真面目で、真面目すぎるがゆえにおバカになってしまうという可愛らしくも憎めないキャラクターです。ちょっとした会話の受け答えでも、本当だったら「そんなわけないでしょ！」と誰しもがツッコむところを、それすらも信じてしまい、なぜかそっちのほうに走っていってしまう。そこを上原先輩に止められたりとか、むしろ逆にエンジンをふかしにいったりとか（笑）。ドラマを見てくださる方が「この子、憎めないな。放っておけないな」と思うようなキャラクターを目指してがんばりました。

佐々木　中村氏は一番わかりやすいおバカっていう感じです。

基　そのまんまだもんね（笑）。

落合　うん。

佐々木　「そのまんまの佐々木美玲じゃない？」ってすごいいわれるんですよ。たしかに今までやってきた役の中では一番自分に近いと思っていて、3人の中でも一番騒ぐし、なにか動き出すタイミングがあったとしたら私からだったので、朝から中村スイッチを入れて毎日撮影していました。中村氏はずっと笑顔なので、演じたおかげでさらに自分もハッピーになれました。

——ドラマでは3人ともおバカなキャラクターを演じていますが、実際に自分をおバカだなと感じる部分はありますか？

佐々木　独り言が大きいところですかね（笑）。この仕事をしているから、リアクションとかも声に出さないといけないじゃないですか。だから外でも一人ですごいしゃべっちゃう。ヘアサロンに行ったら「今日の髪色いい感じ！」とか一人でしゃべってて、ちょっと怖いなと。おバカっていうかヤバいなって思います。自覚はあるんですけど、直らないんですよね。

基　僕は結構勘違いをしちゃうことが多いです。日時を勘違いしてしまうことがたまにあって、例えば14時入りですっていうときに14時の4時のほうに引っ張られて、午後4時だと思っちゃうとか。マジでやめたほうがいいよっていう間違いが1年に1回あるんですよ。それを直したいですね。

落合　僕は玉ねぎの皮を剥いてて、大事なほうを捨てちゃうときがある（笑）。カレーに入れなきゃいけない実のほうを。あと外に出てトイレに行きたいのに、何しに出たんだっけって思うときとか、おバカっていうか年なのかなって。この職業、台本とか覚えなきゃいけないので、深刻な悩みなんですけど（笑）。

■落合モトキ　2人からもらった誕生日プレゼントは…

——撮影現場での印象深いエピソードはありますか？

落合　暑かったよね。

基　マジで暑かった！この格好（長袖の衣装）を6〜7月の日差しが一番強いときにしてましたもんね。

佐々木　しかも日向でずっと撮影していたので、目がやられてました。

基　サングラスかけながらリハをするっていう…

落合　大御所のやり方（笑）。

佐々木　暑い中、誰も倒れずにみんなで乗り越えましたね。

落合　あと、俺は撮影中に誕生日を迎えたんですよ。2人からは高級なグラスをいただきまして…でもやっぱり使えないですね（笑）。箱のまま部屋に飾ってます。

基　使ってくださいよ！

落合　大事なときに使わせていただきます。

——特に楽しかった思い出はありますか？

佐々木　私は毎日がすごく楽しかったです。

基　楽しい現場だったよね。（佐々木が）持参してくれて、チェキを撮ってたんですよ。たくさん撮ってました。使い切って、最終的に「これどうします？」っていってましたからね（笑）。すごく楽しい現場でした。

落合　TikTokの撮影のとき、共演の酒井敏也さんにムチャブリをするのが楽しかったです。「答えわからないよ」っていうところを酒井さんに求めまくる、その空気感が楽しくて爆笑してました。TikTokは台本もないので、3人の空気感でやってました。

次回は、entax取材班が佐々木美玲、落合モトキの2人に単独インタビュー。落合がスタッフに物申す！？

【登場人物】
・下田くん（基俊介）
とにかく真面目なおバカ。真面目なくせに悪ぶっている。夢が練馬の最強ヤンキー。でも仕事は地方公務員。けんか最強といっているが実はけんか未経験。

・中村氏（佐々木美玲）
とにかく自信あふれるおバカ。夢はハリウッドセレブ。文学部を目指して絶賛四浪中だが明るく陽気でポジティブ。口癖は「そもそもってもいいですか？」。

・上原先輩（落合モトキ）
とにかくカッコつけのおバカ。夢はK-POPアーティストだが特に努力はしない。スカウトされることを狙って、いつも新大久保にいる。家事手伝い歴32年のベテラン。

★ドラマ「ぴーすおぶけーき」

日本テレビにて10月25日より毎週火曜深夜25時29分〜25時59分（関東ローカル）
Hulu、TVerにて、毎話放送後配信開始

全8話

出演：基俊介（IMPACTors／ジャニーズJr.）、佐々木美玲（日向坂46）、落合モトキ、酒井敏也　ほか
脚本：宮本武史
監督：西村了、保母海里風、長尾くみこ
企画・プロデュース：横山祐子
プロデューサー：伊藤裕史、梅澤宏和
制作協力：UNITED PRODUCTIONS
製作著作：日本テレビ/日テレアックスオン

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■舞台情報
会期：2023年1月20日(金)〜29日(日)
会場：天王洲銀河劇場
◆チケット価格 ¥9,800円（税別）
◆前売り開始 2022年10月25日12時スタート予定
◆チケットに関する問合せ　https://l-tike.com/contact/
◆公演に関する問合せ　オフィス鹿担当：高橋 03-6265-8518