【独自】声優・石見舞菜香「絶対的カップル感!」瀬戸麻沙美、水瀬いのりと咲かせる『青ブタ』ガールズトーク♪

劇場アニメ『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』メインキャストの3人、瀬戸麻沙美(桜島麻衣 役)、石見舞菜香(美東美織 役)、水瀬いのり(牧之原翔子 役)に独自インタビュー! “8年”続いたアフレコを終えた今、どんな思いでいるのか──原作者と交わした“最後のやりとり”など裏話のほか、作中キャラクターの“好きなカップリング”などについて語り合う恋バナも! 咲太は“イイ男”か、それとも…(笑)

鴨志田一氏によるライトノベル(電撃文庫)を原作としたアニメ『青春ブタ野郎』(通称:青ブタ)シリーズは、思春期特有の悩みが引き起こす不可思議な超常現象「思春期症候群」(姿が見えなくなる、同じ日が何度も繰り返される など)を軸に、主人公・梓川咲太(あずさがわさくた/CV.石川界人)とヒロインたちとの交流・成長を描く青春ファンタジー。

第1作『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から今年で8年。ついに10月16日(金)より最新作にして完結作の『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』が公開──。

“最後のアフレコ”を終えて、今思うこと──

──アニメ放送開始から約8年でのシリーズ完結。まずは、今作のアフレコを終えた時の気持ちをお聞かせください。特に瀬戸さんは、この中で一番長く作品と関わっていますね。

瀬戸:『青ブタ』の収録はいつも結構早いテンポで進んでいくんですよね。なので今回も、「あっ、終わってしまった…」っていう(笑) 映画の制作が決まって、収録の日時が決まって、台本をいただいて、家で読んで…という期間を考えると、収録現場で過ごした時間は半日かからないくらいなので、特にあっという間だったなと感じました。

水瀬:(隣でうんうんと頷く)

瀬戸:でもやっぱり──数年に1回あった『青ブタ』の物語のアフレコを、みんなで、キャストでするっていう空間が、きっともうイレギュラーさえなければ終わりなんだっていう寂しさはありましたけど、実感が薄いなっていう状態です。たぶん映画が公開されて、皆さんに観ていただいて、それでもなんか実感が湧かないんじゃないかなと。ちょっとあまりに『青ブタ』が自分の声優人生の中にありすぎたので、終わったという感覚はまだふわふわしています。なんて言うんでしょう…悔いがあるわけじゃないからこそ、この自然な終わりなのかなって思ったりもしました。

麻衣 役・瀬戸麻沙美

──水瀬さん演じる翔子もTVアニメ第1期から登場していますが、最後の収録はいかがでしたか?

水瀬:せっちゃん(瀬戸さん)と似た感覚かもしれないですね。やっぱり、まだ皆さんが観ていない公開前というタイミングでは終わった感じがしなくて──。終わってもたぶん、次はまた舞台挨拶とかで皆さんにお会いできると思うから、結局全然まだ終わってないみたいな気持ちになるかもしれない。すごくいろんな感情が混ざっているのですが、「完結だ」っていう感覚よりも、「みんなでこの作品、シリーズを、『ディアフレンドの夢を見ない』をやりきれて良かったな」って安心しています。

水瀬演じる牧之原翔子

でもまずはやっぱり、『(原作の)鴨志田先生はどんな気持ちで、この“エンディングに声が付いた状態”のアフレコに立ち会われたんだろう』って思いましたね。キャストとして、鴨志田先生が書いた作品の中での声というところで『青ブタ』に関わらせていただいている私たちでさえ言葉にしがたい感情が湧いたので、作品を書き上げた先生としては、小説とアニメの2度違った終わりを迎えたことに、どんな気持ちでいるのかなぁと──。

先生はいつもほがらかで、ひょうひょうとしていらっしゃって、いい意味でつかみどころがない方なんですけど、でもきっと感情はたくさん動いていて、胸の中には色々な言葉が溢れているんだろうなって感じるんです。時間があったら、みんなでご飯に行ったりとかしたいなぁって!

瀬戸・石見:(隣でうんうんと頷く)

翔子 役・水瀬いのり

──石見さん演じる美織は、2025年放送の『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』で初登場となりましたが、長年続く本作のアフレコはいかがでしたか?

石見:私は後半も後半からの参加でしたが、この作品が本当に大きな愛に包まれながら続いてきている作品だというのは知っていました。その“8年”の重みを、今現在も、こういった場(取材など)で感じています。

私は今回、皆さんと一緒に録ったわけではなく、(咲太 役の)石川さんと別日に2人で録ったのですが、ほんとに最後の最後の収録にあたりまして──それこそ鴨志田先生が、我々の“抜き録り”を見て、ほんとの完結したあとの表情を、おこがましいんですけども私が見てしまったという…(笑)

水瀬:あー、そっかそっか!

石見:そのときに鴨志田先生が「完結です!」と贈り物などをしてくださって、その一言と表情に、この作品にかける想いだったり、この現場の素晴らしさがこもっていたなぁと。
私も、そんな作品に参加できてうれしいなっていう気持ちを込めて「ありがとうございます!」と声をかけさせていただきました。

美織 役・石見舞菜香

好きなカップリングは? 咲太は“イイ男”? 『青ブタ』ガールズトーク♪

──『青ブタ』シリーズには“世界線”の存在も相まって色々なカップリングが登場しますが、皆さんの好きなカップルや印象的なシーンを教えてください!

石見:やっぱり圧倒的に、羨ましいなぁとなるのは《麻衣さんと咲太》の信頼関係なんじゃないかなって思いますね。波長もすごく合っているといいますか、会話を聞いていて心地がいいですし、ほんとにこの先何があっても乗り越えていけるだろうなっていう、はたから見て思う絶対的なカップル感!

麻衣と咲太

水瀬:テレビシリーズのときは「ここにいていいのかな…」みたいな、なんかその2人のやり取りがラブコメっていうよりか、あまりにその…ほんとにしっとりとした…。

瀬戸:“リアルな恋人たち”みたいなね。2人だけでやっててー!っていう(笑)

水瀬:そうそう(笑) バカップルではなく、ほんとに深い部分でのつながりをコミュニケーションでも会話でも出してて──翔子さんが混ざりちょっと三角関係的になるシーンとかは、「(演じている自分でも)今じゃない…!」って思いつつ(笑) でも、そんなことも気にせずというか、(麻衣と咲太の)2人にはちゃんと2人の時間があって。そういう意味では、翔子さんが入るとラブコメになるなって(笑)

瀬戸:確かに! 強いもんね、翔子さん。いや、翔子ちゃん?(笑) こうグイグイっと切り込んでくれるので。

水瀬:翔子ちゃんはすごい! やっぱり翔子ちゃんは“翔子さん”なんだなみたいなところは、今作でも感じていただけると思います。

翔子と咲太

──ちなみに、皆さん的に咲太は“イイ男”ですか?(笑)

瀬戸:いいと思いますよ。“イイ男”の基準って何だろうという話になってきますけど(笑)

水瀬:ちょっと抱えるものがでかすぎてね。なんだろう、かっこいいとかでは片付かない感じはあるけど、将来が楽しみです(笑)

瀬戸:それこそ尻を蹴り合った朋絵(※)から見ると、イイ男と言い切れるのか…思わせぶりとまでは言わないけど、このつかず離れずといいますか、ね?(笑) でも嘘がなさそうなので、基本イイ男!

石見:そうですね(笑)

※古賀朋絵(ともえ)。咲太とは高校の先輩・後輩の関係で「お互いのお尻を蹴り合った仲」

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瀬戸麻沙美の写真

【瀬戸麻沙美 Profile】
埼玉県出身。4月2日生まれ。 StarCrew所属。第十九回(2024年度)声優アワードにて「助演声優賞」受賞。主な出演作に『ちはやふる』綾瀬千早、『日本三國』東町小紀、『呪術廻戦』釘崎野薔薇、『怪獣8号』亜白ミナ、『トロピカル~ジュ!プリキュア』滝沢あすか/キュアフラミンゴ、『東京喰種トーキョーグール』真戸暁、『SCARLET NEXUS』カサネ・ランドール など。

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石見舞菜香の写真

【石見舞菜香 Profile】
埼玉県出身。4月30日生まれ。ラクーンドッグ所属。第十三回(2018年度)声優アワードにて「新人女優賞」を、第十八回(2023年度)声優アワードにて「助演声優賞」を受賞。主な出演作に『フルーツバスケット』本田透、『【推しの子】』黒川あかね、『真・侍伝 YAIBA』峰さやか、『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』黄玲琳、『鬼の花嫁』東雲花梨、『株式会社マジルミエ』塔ノ森サカヱ、『ウマ娘 プリティーダービー』ライスシャワー など。

水瀬いのりの写真

【水瀬いのり Profile】
東京都出身。12月2日生まれ。アクセルワン所属。第十回(2015年度)声優アワードにて「主演女優賞」受賞。同年に歌手としてソロデビューを果たし、以降は楽曲制作やライブ活動にも注力。主な出演作に『Re:ゼロから始める異世界生活』レム、『ご注文はうさぎですか?』香風智乃/チノ、『五等分の花嫁』中野五月、『キラキラ☆プリキュアアラモード』キラ星シエル/キラリン/キュアパルフェ、『心が叫びたがってるんだ。』成瀬順、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』ヘスティア、『宇宙よりも遠い場所』玉木マリ など。

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劇場アニメ『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』
2026年10月16日(金)公開

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取材・文・写真:entax