ドラマ『10回切って倒れない木はない』志尊淳&仁村紗和インタビュー 志尊「韓国語のセリフ量が多すぎて、浮かれてる場合じゃない」仁村「(志尊さんに)負けないぞ!」
志尊淳が主演を務めるドラマ『10回切って倒れない木はない』が4月12日(日)から日本テレビにて放送開始となる。この度、entaxでは志尊と仁村紗和にインタビューを行った。
日本テレビ系4月期新日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』の企画を務めるのは、秋元康。今回、秋元氏が手がけたのは、数々の試練を乗り越えていく男女の純愛ラブストーリー。
主演を務める志尊が演じるのは、幼い頃に両親を失くし、韓国有数の財閥の養子となった日本人青年のキム・ミンソク(青木照)。後継者と目され活躍していたが、養父の死後に失脚。韓国の家を追い出される事態に…。
悲しみに暮れながら23年ぶりにやってきた日本で、医師・河瀬桃子(演:仁村紗和)と出会い、互いに惹かれ合っていく--。
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◆志尊淳「表面的な意味だけじゃない部分もしっかり体現していきたい」
―民法GP帯ドラマ初単独主演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
志尊:単独主演だからどうっていうのは僕の中では全くなくて。今まで通りしっかりと作品を作っていけたらなって思いとともに、座長だからこそ、現場の空気作りも含めて、気を遣っていかなきゃいけないなって思いを感じているところです。
―仁村さんはご出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
仁村:今まで恋愛・ロマンスものをあまり演じてこなかった上に、演じたとしてもちょっと影が多いような役が多かったので、新しい自分が見つけられそうな気がしてうれしかったです。
―台本を読んだ感想をお願いします。
志尊:韓国語が多い!
仁村:そう!(笑)
志尊:“こんなはずじゃなかったな…”っていうのが最初に思った印象です(笑)今回の物語は、それぞれ過去に抱えてるものや、人生観が違う2人が混じり合っていく物語。セリフ以外の部分もものすごく大事になってくるなっていうのを、台本を読んで感じているので、台本を推敲(すいこう)した上で、より大きなものが広がっていくんじゃないかなっていう自信みたいなものは感じてます。
仁村:私も最初に驚いたのが、ミンソクさん(演:志尊淳)の韓国語のセリフの多さ(笑)展開は、本当に韓国ドラマのような財閥が出てきたりして、スゴい新鮮でした。桃子パートはかわいらしいシーンとかたくさんあるので、そういう部分は温かい感じでお届けできるんじゃないかなって思ってます。
―先ほど、韓国語のセリフの話が出てきましたが、どのようにセリフを覚えたり、勉強したりしていますか?
志尊:元々韓国に友人がいるので、韓国語を聞く機会はあって、文字も元々少し読めたので、韓国語の文字を見ながら、1個1個の発音を先生と一緒に調整しています。あと、実際に韓国の役者の方とお芝居をした時に、“本当にそのセリフが出てくるのか?”っていうのがわからないので、セリフに似た言い回しも全て覚えて、お芝居に合わせたセリフがちゃんと言えるようになる準備をしている感じですかね。

―タイトルが印象的ですが、タイトルのことわざ“10回切って倒れない木はない”を知っていましたか?意味を聞いた時にどう思いましたか?
志尊:韓国のことわざですけど、いろんな捉え方があって。台本を作っていく上でも、僕らがこの言葉から読み取れる意味合いじゃない意味合いで使うことが多かったりもしていて。ちゃんと本編で“こういう意味合いもあるよね”って触れてます。僕は、何回もやって、諦めない気持ちももちろん大切だと思うんですけど、何よりも切るまでの過程が大切だと思っていて。10回切る中でいろんな過程があると思うんです。切りたくて切った回、1人じゃなくて3人で切った回、いろんな過程、物語がある。表面的な意味だけじゃない部分もしっかり体現していきたいなって思いました。
仁村:私も過程みたいなのはスゴい大事だなって。切るにしてもいろんな筋肉を使って切るだろうし、切るうちにどんどん自分自身も変わっていったり、そのうち周りの環境が変わってきたりとか。理想とか目標に向かって諦めない気持ちみたいな意味かもしれないですけど、前に進める力になるような言葉だなって印象はありました。
―それぞれの役柄についてと魅力的な部分を教えてください。
志尊:7歳まで日本で暮らしてたんですけど、両親を事故で失ってしまって、韓国の財閥の養子として引き取られて、韓国での生活をスタートする。日本とは言語も文化も違うところに行って、そこで自身を形成していくって思っていたら、いろいろあってまた日本に戻ることになるキャラクター。今回の作品は、ラブストーリーだし、波瀾(はらん)万丈でいろんなことが起こるんですけど、それ以外のところでも“ミンソク”が生きていく上で、いろんな壁がある。自分の思っていることとかを言葉にできない人ってたくさんいて、“ミンソク”もその1人。抑圧された環境の中で生きてきた“ミンソク”が、“桃子”やいろんな人と出会って、どんどん変わっていくんじゃないかな。魅力的な部分に関しては、“ここが魅力的に見えるからこうしたい”っていうのはあんまり考えてなくて。“ミンソク”っていうキャラクターを演じていく上で魅力的な部分を作っていけたら。僕はとにかく“ミンソク”と共に生き抜くことに精進してやっていきたいなと思ってます。
仁村:“桃子”さんは町の診療所で働くお医者さんなんですけど、患者さんに、対患者ではなくちゃんと人として接するところが素敵だなと思っていて。誠実で、大変なことを経験してるからこそ人の痛みがわかる陽だまりのような女性。スゴいポカポカして、彼女のポジティブなパワーをもらいながら、私もお芝居できたらいいなと思っております。

―撮影で楽しみにしていることは?
志尊:ずっと“ミンソク”のことだけを考えてきたので、早くクランクインして、物語の空気の中に入りたい!韓国ロケが意外と長くあるので、スタッフさんたちは“韓国でおいしいもの食べに行こう!”みたいに言ってるんですけど、“僕は韓国語のセリフ量が多すぎて、浮かれてる場合じゃない!”みたいな感じです(笑)でも、それも楽しめたらいいなって思ってます。
仁村:キャストの皆さんの歳も近いですし、(志尊さんとは)同い年だからかわからないですけど…、負けないぞ!って(笑)
志尊:仲間、仲間(笑)
仁村:仲間なんですけど(笑)なんか良いエネルギーが発生しそうな気がしていて楽しみですし、仲良くやっていけそうです!

―ご自身が演じる役以外で気になるキャラクターを教えてください。
仁村:途中で長濱ねるさんが演じる謎の令嬢が出てくるんですけど、その謎の令嬢がどういう動きをしてくるのかスゴく気になってます(笑)
志尊:韓国の役者さんたち(キム・ドワン、キム・ジュリョン、オ・マンソク)が出てくださるんですけど、文化、韓国の家族愛、財閥に対しての考え方とかが違って。僕らが思ってる感覚と韓国の役者さんたちが作っていく感覚が違うから、どういう風にセッションできるんだろうって、めちゃくちゃ楽しみです。日本パートだと、“桃子”の幼なじみ役・拓人を演じる京本大我を昔から知ってるんですよ。でも、一緒にお芝居とかしたことないので、恥ずかしい感じ(笑)彼の役柄はすごくチャーミングで、めちゃくちゃ魅力的だし、彼にめちゃくちゃ合ってるなって。出演が決まったと聞いてすぐに連絡しちゃいました(笑)“絶対あなたがやったらめちゃくちゃ魅力的な役になると思うよ”って。
―タイトルのことわざの意味に“挑戦し続けること”があるかと思いますが、これまでのキャリアで通ずる部分はありますか?
志尊:めちゃくちゃあります。この仕事してると毎回が挑戦なんですよ。それぞれの役に向き合う時に壁があって。でもそれを当たり前のこととして捉えてきているので、成功したか成功してないかって、主観的な考えでもあるし、人によって違う。正解がないから続けられてるんだろうなって部分がありますね。
仁村:志尊さんもおっしゃってましたけど、正解とか答えがないから私も突き進んでこれてるなっていう感覚はあります。大阪出身で、上京してきたのが19歳なんですけど、そこからは何を頑張ったらいいのかもわからないで、どこに壁があるのかすらもわからない状態だったんですけど、突き進んできましたね。壁を壊す気持ちの、無敵モードみたいな…、壊してきました(笑)
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《STORY》
幼い頃に日本人の両親を失い、韓国有数の財閥の養子となった青年 キム・ミンソク/青木照(志尊淳)。
後継者と目されていたが、養父の死後、失脚。韓国の家を追い出される事態に。
悲しみに暮れながらも、23年ぶりに日本にやってきた。
幼い頃に父親を事故で亡くし、その経験から、貧しさを乗り越え医師となった 河瀬桃子。自分と同じ悲しい想いは誰にもさせない…その信念のもと日々懸命に命と向き合っている。
そして、日本で出会うミンソクと桃子。
が、この時、二人は知らなかった。子どもの頃、二人はとある場所で出会っていたことを。
『10回切って倒れない木はない』=どんなに難しいことでも、何度も挑戦し続ければ必ず成功することができる、という韓国のことわざ。
この言葉が二人を繋いでいたことを…。
その事実に気付かないまま、23年の時を超え、国の壁も越えて、二人は惹かれ合っていく。
しかし、予想だにしない試練が次々と降りかかるのだった…。
困難な状況に陥りながらも、迷いながらも、諦めずに立ち向かっていく波瀾万丈な純愛ラブストーリー。
2026年4月期日ドラ『10回切って倒れない木はない』は4月12日(日)よる10時30分からスタート
毎週日曜よる10時30分から放送
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文・取材:entax編集部