【声優インタビュー】阿部敦 & M・A・O「唯一無二の役がWikipediaにたくさん載るのでは(笑)」トンデモ転生を繰り返す痛快異世界アニメの“型破りな魅力”【女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」】
主人公が決めた転生先は、ハーレムかつハッピーエンドなチート勇者…の肋骨!? 4月7日(火)より、TVアニメ『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」』が日本テレビ他にて順次放送。entaxではこの度、主人公「俺」と塩対応な異世界転生担当「女神」さまを演じる阿部敦 & M・A・Oに独占インタビュー! ベテラン陣の“大きな背中”から、無茶振りがすぎる“唐突なラップパート”まで、全12話の収録が終わった直後にアフレコブースで話を聞いた。

『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」』(通称『肋骨』)はもともと、小説投稿サイト『小説家になろう』で開催された日本最大級のコンテスト「ネット小説大賞(第8回)」にて、応募総数10,332作品の中から受賞作に選ばれた作品(著:安泰)。
舞台は、転生先を自由に選べる世界。ただし異世界転生もので人気の「チート持ちハーレム勇者」は、人気すぎて待ち時間が5万年……! それならばと主人公が決めた転生先は、「ハーレムかつハッピーエンドなチート勇者の、肋骨」──。さらには、「ヤドカリ」「野菜」「リア充を爆発させる時に使う爆発物」まで、次々と転生を繰り返していく!!

アニメでは、お笑い芸人のくっきー!(野生爆弾)や漫画家・久米田康治(代表作『さよなら絶望先生』)など多様なクリエイターたちが制作に参加。アニメ映像に加えて、ストップモーション、人形劇、実写など型破りな映像手法でこれまでにない映像体験を提供。また、脇を固めるキャスト陣も豪華の一言。浪川大輔、関俊彦、速水奨、うえだゆうじ、内田雄馬、緒方恵美、岡本信彦などなど、人気声優がずらりと名を連ねている。
|“こうなりたい背中”がありすぎたアフレコ現場

──今回“アフレコ終了直後の最速インタビュー”ということで、まずは収録を振り返っての感想をお聞かせください。
M・A・O:画のタッチや転生先の表現の仕方が毎回違うということがアフレコの段階で分かったので、出来上がりが色々な意味で楽しみになる現場でしたね。
阿部:収録の際に音響監督さんとも話したんですが、転生先から帰ってきて女神さまにこんなことありましたよって報告するのが、オーディオコメンタリーをやっているような感覚でしたね。演じるだけじゃなく、後日談として報告するというのが割と新しい感じがしました。

阿部:あとはちょっと…キャスティングが“ヤバい”なと(笑)いわゆる“番組レギュラー”のような立ち位置にとてつもない大先輩たちがたくさんいてくださってですね。いろんな先輩たちの技を見ることができたのが大きかったです!
M・A・O:そうですね! “何役もされている”お姿も他の現場ではあまり見られないので、とても貴重な機会だなと思いました。
M・A・O:“第1話”の収録から、「とてつもない作品だ!」という印象を持ちましたし、大先輩方のお芝居を間近にして、「なんて大きな背中なんだ!」と感じました。今回のアフレコ現場は、“こうなりたい背中”がたくさんありすぎましたね。
──阿部さん演じる主人公の「俺」くんは様々なものに転生しますが、収録はいかがでしたか?
阿部:演じたものをぱーっと見る限り、なんだろう…誰もやったことないんだろうなっていう役ばっかりなので、これはちょっと自慢できるのかなと思いました(笑) ヤドカリ役とかは他でも見たことはありますが、“勇者の肋骨”役とか、“魔王城の扉”役とかはなかなかないと思います! たぶん、唯一無二の役が僕のWikipediaにたくさん載るのではないかと(笑)
──ちなみにベタな質問で恐縮ですが…もし主人公の「俺」くんと同じように転生するなら阿部さんは何になりたいですか? できるだけ“待ち時間”がゼロのもので(笑)
阿部:ゼロのやつですね(笑) なんだろう、“魔王の爪切り”とかですかね! いっても刃物ですし、実は結構強かったりするかも! 硬そうですし、その辺の魔剣並の力はあるんじゃないかな!
──一応の確認ですが、魔王の性別は“男性”でよろしいですか?(笑)
阿部:うーん…もし選べるのであれば、女性のほうがいいですけど(笑)

|“我慢”の末に完成した絶妙な掛け合いバランス

──本作は「俺」「女神」さまのテンポ良い掛け合いが特徴の一つかと思いますが、あの心地よさはどのようにして出来上がっていったのでしょうか?
阿部:お互いのキャラが結構対照的なので、「俺」くんの“ノリ良くはっちゃけた”ところと、「女神」さまの“すんとした塩対応な感じ”を保つだけでも、かなりおもしろい掛け合いになるんですよね。逆に言えば、“互いのキャラを崩さずにいる”ということが結構重要だったんじゃないかなと思います。
M・A・O:私も、とにかくツッコミでスピード感が出ないように心がけました(笑) 第1話の収録の時、俺くんのセリフに対して、「なんでやねん!」のような感じでテンポ感を合わせてみたところ、「女神さまは女神さまのままで、リズムも合わせないでゆっくりでいいです」とディレクションをいただきました。

M・A・O:そこからは女神さまのマイペースさ、のんびりさで、鋭くはいかない!と、意識して掛け合いをやらせていただきましたが、やはり、どうしても俺くんが…(笑)
阿部:怒涛のごとく、バーっていくからね!
M・A・O:乗らない! 女神さまは乗らない!と必死に我慢しました(笑) そうすることでより“塩対応”に見えるので、絶妙なバランスでの掛け合いになったのではないかと思います。

──M・A・Oさん的には“乗らない”ことが大変だったんですね(笑) 一方の阿部さんは、何か苦労したような箇所はありましたか?
阿部:なんか、“ラップを歌う”みたいなト書きがありまして…(笑) ただ、別に歌詞も何もないので、自分で韻を踏む言葉もお家で考えたりとかして…(笑)
──ちなみに、ラップのご経験は…?(笑)
阿部:全くないですね(笑) なので、一発OKとまではいかなかったんですが、なんとかノリでやり切りました! 「ちょっと、もう一回いっていいですか?」と僕から言ったりもして、何回か録り直してもらったりしましたよ!
──こだわりのラップパートが楽しみです(笑)では最後に本作の見どころについて、代表して阿部さん、お願いします!
阿部:これまで色々なアニメ作品に関わらせていただきましたが、今回の作品はちょっと…果たしてアニメというくくりでいいのかっていうくらい、たくさんの試みが取り入れられています。ご覧になられる皆さんにも、すごく新鮮な視聴体験をしていただける作品になるんじゃないかなと思います。僕らも、皆さんと一緒に驚きながら作品を視聴できたらと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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【阿部敦 Profile】
栃木県出身。3月25日生まれ。賢プロダクション所属。2008年『とある魔術の禁書目録』で主役・上条当麻役に抜擢。以降も『アイドリッシュセブン』シリーズ・逢坂壮五や『火ノ丸相撲』潮火ノ丸、『弱虫ペダル』シリーズ・泉田塔一郎など人気主要キャラクターを多数担当。第4回声優アワード新人男優賞受賞(2010年)。
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【M・A・O Profile】
大阪府出身。2月1日生まれ。イエローキャブNEXT所属。2012年『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』キラキラ役で声優デビュー。以降、『まじっく快斗1412』中森青子、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ジュリエッタ・ジュリス、『転生したらスライムだった件』シオン、『炎炎ノ消防隊』アイリス、『プリンセスコネクト!Re:Dive』ペコリーヌ、『北斗の拳-FIST OF THE NORTH STAR-』リンなど主要キャラクターを多数担当。
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TVアニメ『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」』
2026年4月7日(火)より、日テレ、BS日テレ、AT-Xほかにて順次放送開始
dアニメストア、ABEMAにて最速配信!ほか配信サイトでも順次配信予定!
<キャスト>
俺:阿部 敦 女神:M・A・O
紅鮭師匠:浪川 大輔 田中さん:関 俊彦 創造神:速水 奨
阿澄 佳奈/井口 裕香/井上 麻里奈
うえだ ゆうじ/内田 雄馬/緒方 恵美
岡本 信彦/金田 朋子/川澄 綾子
竹達 彩奈/千葉 繁/冨永 みーな
中井 和哉/日笠 陽子/檜山 修之
平野 義和/藤寺 美徳/マックスウェル・パワーズ
松本 梨香/三木 眞一郎/村瀬 歩
勇者ジヨーク:尾形貴弘(パンサー) ほか
【公式HP】
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取材・文:entax編集部