“日本一フォロワーの多いアイドル”金子みゆ ソロアーティストへ転身「“届けたい部分”が変わった」 戦隊シリーズ50周年曲も担当!【独自インタビュー】

SNS総フォロワー300万人超え、現在放送中のNHK朝ドラ『おむすび』にも出演した『金子みゆ』が、2025年1月にソロアーティストとして『アタシのハートに降参ね』でメジャーデビュー。2月16日(日)から放送開始のスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のエンディング・テーマの担当も決定している。九州・福岡を拠点とするアイドルグループ『LinQ』のメンバーとして5年間の活動を経て(2023年卒業)、2024年にソロアーティストとして始動した彼女に、entaxでは単独ロングインタビュー。“アーティスト”としての想いやMV撮影秘話を明かすとともに、さらに『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の物語にちなんで“一つだけ願いがかなうなら?”──という質問にも答えてくれた。

──メジャーデビュー、おめでとうございます!改めて、決定した時のお気持ちを教えてください
メジャーデビューすると聞いた時は、すごく“びっくり”と“うれしい”気持ちでした!
皆さんに発表した時は、いつも応援してくださっているファンの方から「おめでとう!」「うれしい!」という言葉をいただいて、より「ソロ活動もっと頑張らなきゃ」という気持ちになりましたし、その言葉を活力に「もっと皆さんに素敵な曲を届けたい!」と改めて思いました。

ファンの方はもちろん、そうでない方も、メジャーデビューしたことに皆さんびっくりしていて!デビュー前と比べて、私のことを知ってもらえるきっかけの一つになったので、知ってくれた方々を逃さないように、曲の魅力を伝えていけたらいいなと思います!

──メジャーデビューのことを一番最初に報告したのは?
両親です。やっぱり、一番近くでずっと応援してくれていたので。
シンプルに「おめでとう」と言ってくれました。うれしい反応をしてくれたので、親孝行として、これからももっと素敵な報告をしていきたいなと思いました。

──昨年からソロアーティストとして活動されていますが、ソロとして活動するきっかけは?
ファンの方に“何かを届けることは続けていきたい”という想いから始まったのがきっかけです。
──『LinQ』からソロになって、気持ちの変化はありましたか?
グループ活動をしていた時は、自分の見た目とかかわいさを皆さんに届けたいという気持ちだったんですけど、ソロアーティストとしては、自分が作った曲で共感してもらったり、元気になってもらいたい。“届けたい部分”が変わったなと思っています。
今まで応援してくださっているファンの方はもちろん、新しく私のことを知ってくれた方にも、アイドルをしていた時の私とは違うところに共感をしてもらって、「ライブにいきたい!」と思ってもらえるように活動したいなと思っています。

──グループ活動からソロになった時の違いや大変だったことはありますか?
グループ活動だと、メンバーによって得意不得意があるので、“ここはこのメンバーに任せる”みたいにみんなで協力してやってきたんですけど、一人になると全責任が自分になるので、そこが自分にとってもプレッシャーだなと思ったり…。今も不安な部分はあるんですけど、自分の乗り越えないといけないところだと思うので、そこもうまくやっていけるように頑張っていきたいです。

――ソロアーティストとしての楽曲へのこだわりがすごく伝わってきました。
  音楽を始めたのはいつ頃ですか?

昔は、歌には苦手意識があったんです…。
アイドルになって初めて歌うようになって、苦手意識がだんだん薄れていって、歌うことが楽しいと思えるようになりました。だから、元々音楽がやりたかったというより、“アイドルを始めて音楽が好きになった”感じです。
「私の声が好き」「歌い方がいい」と言ってくれる方もいるので、そういう方がもし他にもいるんだったら、私の歌声を届けたいと思いますし、自分自身も歌うことが好きになれたので、これからもっと技術的なものを磨きあげて、皆さんに届けたいです。

──作詞を担当された、メジャーデビュー曲『アタシのハートに降参ね』について。
どのような思いで作られましたか?

この曲は、私の実体験ではなく、テーマを決めて、その主人公の気持ちになって考えた楽曲です。
メジャーデビュー曲というのもあって、聴く人に「元気になってもらいたいな」と思って作詞しました。自分自身、“ネガティブになる時でも自分を愛せる”ような、“ポジティブな気持ちになれたり”、“ダメなんじゃないかって思うことがそう思わなくてもいい”ような…「そんな自分もあなたなんだよ」って全てを包み込んでくれるような一曲になっています。個人的には背中を押してくれる一曲でもあるんじゃないかなと思います。

最初に私が「こういう曲を作りたい」という案を出して、でも一から楽曲制作をした経験があまりないので、制作陣の方にアドバイスをいただいて、一緒に作りました。
私は、歌詞のワードもまだ学んでいる途中です。「こういう感じのストーリーにして…こんな気持ちのところでこの歌詞を出したい」など、おおまかな文章や言葉を組み立てて、それを制作の方に投げました。「ここはこういう歌詞の方が印象に残りやすいよ」などのアドバイスをいただいたりして、とても勉強になりました。

──『アタシのハートに降参ね』ミュージックビデオの制作過程と撮影秘話は?
最初に、どういう雰囲気で撮りたいか、その雰囲気に合う衣装はどういう感じがいいか、監督さんたちと話し合って「こういうシーンはこういうカットがいいよ」とか、元々室内だけで撮ろうと思ってたんですけど、「外のシーンがあった方がいいよ」とか言ってくださったり。
最終的に屋上で撮るシーンがあるんですけど、そのシーンが一番好きで!監督からのアドバイスを聞いて本当に良かったなと思いますし、そういうラリーを続けて良かったなと思いました!
撮影自体は朝から夜まで。1日で撮り終えたんですけど、結構夜遅くまで頑張りました(笑)
──昔から活動されているので慣れているとは思いつつ…大変ですよね!?
『LinQ』の時は、“今は他のメンバーの撮影時間”があるので、その間は休憩があるんですけど…ソロになったら、休憩はセットチェンジの時間とかしかなくて、“ご飯をここで食べるしかない!”みたいな感じでした(笑)
でも、撮影が押していたのもあって、制作の方とかカメラマンさん達の方が大変だなと…。私もできるだけ頑張って“オンタイムで終わらせるように頑張ろう!”という気持ちでした!でも、“クオリティーも落としたくない!”というのもあったので、そこはこだわって進めましたね。

──撮影で印象に残っていることや大変だったことは?
一番最初に撮った屋上でのシーンです!1月の中旬頃の朝だったので最初は寒くて、だんだんお昼になっていくにつれて暖かくなってありがたい反面…太陽がすごく照ってきて目が開けられなくて!(笑)勢いでバッと(目を)開けて撮影しました。でも、そのちょっとまぶしいシーンも、ある意味いい表情になっていて、上手く使えたなと(笑)
──そこに注目して見てみます!(笑)
ちょっと伏し目っぽくなっていて逆にかっこよくなっている気がします(笑)

── 一番こだわったシーンは?
“ビジュアル”にもこだわりました。この楽曲は、容姿や歌詞などが強めの曲でもあるので、普段はしない、ちょっと縁色が入ったカラーコンタクトをつけたり、髪の毛にキラキラをつけて遊んでみたり、見た目でも力強さを出しました。着こなし方も、靴下の長さを左右で変えてみたり。
セットに負けないように、ビジュアルをちょっと強めに魅せるのはすごく楽しかったです!

──ファンの方に注目して見てほしいポイントは?
私が好きなシーンは、屋上のシーンと、キッチンのシーン。
キッチンで撮影したところは顔がアップのカットがあって、表情がよく分かるし、カメラ写りもすごくよく撮れたので、注目して見ていただけたらうれしいです!

──『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のエンディング・テーマの担当も決定していますね!
本当にびっくりでした!今もびっくりで…うれしいという気持ちよりびっくりの方が最初は大きかったです!
徐々に実感も湧いてきて、「頑張らなきゃな」という気持ちと、50周年という記念すべき作品でエンディングテーマを歌えるということがすごく光栄です。
弟がいるので、小さい頃戦隊シリーズを見ていたり、ヒーローショーにも行っていたんですけど…その時はこんなことになるなんて思ってもみなかったです!(笑)自慢できるようなことが増えて、うれしいです。
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を観る子どもたちも聴いてくれると思うし、戦隊シリーズは大人のファンの方もすごく多いので、そのきっかけで私の他の曲も聴いてくれたらうれしいな。幅広い世代に刺さるような曲を作っていきたいと改めて思いました。

──『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、“指輪を集めるとなんでも願いが叶う”という内容です。
  金子さんが集めているものはありますか?

最近はインテリアグッズを集めるのにハマってます!
福岡から東京に来て一人暮らしを始めてから、部屋の模様替えをしたことがなかったんですけど、掃除中にふと“上手くこの空間を使える配置があるな”と思って!テレビ台とか、一人で家具の場所を全部変える大掃除をしました。
その時に、新しくできたスペースがあって、「じゃあここに机をおこう」とか考えるようになって…インテリアを見るのがすごく楽しいです!ちょうど昨日椅子が届いて…明日も机が届いて…という感じです(笑)
──好きな系統はありますか?
部屋は落ち着いたウッド系で、女子っぽい部屋というよりはちょっと男っぽいというか…結構黒とか茶色系の家具が多いです。だからそういう色で集めたかったんですけど、デスクはかわいいのにしたいと思って白を買ってみました(笑)かわいく、ゲーミングデスクっぽく作りたいです。

──『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、指輪を集めるとなんでも願いが叶います。
  一つだけ叶うなら何をお願いしますか?

昔から言っているのは、四次元ポケットが欲しいって言ってるんですけど…それだとなんでもできてしまうので卑怯ですよね(笑)
一つ叶うなら…「やらなきゃ!と思ってから行動に移すまでの時間をなくしたい!」
「うわっやらなきゃいけないな…」と思ってても行動に移せないことが結構あります…。「よし!やろう」ってすぐ切り替えられるようになったら、時間ができていろんなことをまだまだできると思うので…現実的な話だとこれかもしれないです。夢の話で言うと…ドラえもんが欲しいんですけどね!(笑)21世紀なのでそろそろできてもいいんじゃないかなぁ…(笑)

──好きなアーティストや影響を受けるアーティストはいますか?
学生時代によく聴いていたのは、西野カナさんとか平成の歌姫さんたち。他にはGRe4N BOYZさん、back numberさん。学生時代の青春の曲がいっぱいあるので、今聴くと懐かしい思い出の曲がたくさんあります。
――よく聴く音楽は?
平成ソングが好きで、宇多田ヒカルさんとか西野カナさんの曲をよく聴きます。電車で聴くと、気持ちがいいんですよ。曲中の主人公になった気持ちになって、改札まで淡々と歩くのが好きで…「私は主人公、風を切って歩いてます」みたいな(笑)寒い季節だと失恋ソングを聴きながら歩いて、少女漫画のヒロインになったかのような気持ちになる。そんな自分に浸るのが結構好きなんですよね(笑)
──曲の世界に入り込むんですね!
結構感情移入しちゃうタイプです!ドラマとか映画を観ても、「ここで泣く?」みたいなところで泣けちゃいます(笑)子ども向け番組とか…アンパンマンとかでもめっちゃ泣いちゃって!アンパンマン超感動するんですよ、友情モノとか!

──今後叶えたいことは?
昨年からソロアーティストとして始動して、今回メジャーデビューもさせていただいたので、この1年は音楽活動で皆さんにたくさん貢献できたらいいなと思っています。
その中でも、今まで応援してくださっているファンの方に“曲を生で届けたい”。私の曲を届けられる場所やライブができればいいなと考えています。
実際に配信でリリースされて聴く音楽と、会場で生で聴く音楽には違った良さがあると思っているので。叶えるためには、曲数をもっと増やさないといけない!いずれは自分の等身大の歌詞とか実体験をもとに歌を作っていけたらいいなとも思っていて…いつかライブがしたいという気持ちも込めて、素敵な曲を増やしていけるよう、頑張りたいです!

──ファンの方々へメッセージをお願いします。
グループを卒業してから、なかなか皆さんに出会うようなイベントがなくて、ソロ活動を始めてライブもできていないので、皆さんにはたくさん待たせちゃってるのかなと思っているんですけど…。
今年はイベントやライブで皆さんにお会いできるような場所も作りたいなと思っていますし、音楽で皆さんを元気にさせることは、これからも続けていきたいです。今までたくさん応援してくれた分、私も皆さんに恩返ししていきたいなって思っているので、温かい目でこれからも応援してくれるとうれしいです!

【リリース情報】
『アタシのハートに降参ね』配信中

【金子みゆ Profile】
2003 年8 月13 日生まれ、福岡県出身
九州・福岡を拠点とするアイドルグループLinQ のメンバーとして5 年間活動し、2023 年9 月に卒業。
アイドル卒業と20 歳の節目を機に上京し、モデル・女優業を中心に活動の幅を広げている。
ファンとの交流の場を作りたいという想いでコロナ禍に始めたTikTok では、フォロワー数が230 万人を突破。ダンス動画やコスプレ動画が反響を呼び、「日本一フォロワーの多いアイドル」として注目の存在に。
2024 年にソロアーティストとして始動。
2024 年2 月に1st Single「おSUSHI」をリリース、これまでに4作の配信シングルを発売。
2025年1月に日本コロムビアよりメジャーデビューを果たした。2025年2月16日から毎週日曜午前9時30分よりテレビ朝日系にて放送開始のスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のエンディング・テーマ「ビリビリBe-lie-ving」の歌唱を担当することが決定。
また俳優業としてもドラマ「GTO REVIVAL」やNHK 連続テレビ小説「おむすび」に出演するなどマルチに活躍。

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取材&文:entax編集部