子どもが不登校になった時、親はどうすべき? あのちゃん「解決しようとしなくていいんじゃないかな」
3月25日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“不登校”。不登校になった時の親の対応についてDEEPに語り合った。
少子化が進む一方で、増え続ける“不登校”。最新の調査では、不登校の小中学生が11年連続で増加し、その数は約34万人と過去最多(文部科学省調査「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」)。
不登校の子どもを持つ40代の女性からの、「子どもが学校に行きたくないと言った時、なんて声をかければいいか正解がわかりません。子どもの気持ちを尊重して休みたい時は休ませてあげた方がいいということは頭では理解しているのですが、“学校に行ってほしい“と言う気持ちが勝ってしまいます」というお悩みに対し、MCの上田晋也は「親御さんの気持ちはすごくわかるね」と同情。
長女が小学校6年生の頃にクラスメートの男の子からいじめを受けて不登校になった経験がある俳優の須藤理彩は、「1人目だったので私にとっても初めてのことなんですよね、起こること起こることが。だからその都度悩みましたし、今振り返るとやっぱり心のどこかで“行かせたい”って思いの中で、話をしてしまってたのかなっていうのがあって」と当時の葛藤を吐露。

そして、「今だったら学校に行く目的。例えば“勉強しなきゃ”とか、“友達と遊びたい”とか。そういう目的よりも“行けない”、“行きたくない”って理由の方が強いんであれば、それは“無理して行かなくていいよ”っていう」と心境の変化があったという須藤は、「長い人生の中でほんの一瞬なんだからっていうふうには思えるようにはなりましたね」と現在の胸の内を明かした。
続けて、中学2年生から卒業までいじめがきっかけで不登校だったというあのちゃんは、「無理に“絶対行け”みたいなことは言われたことなくて。でもやっぱり親には“申し訳ないな”っていう気持ちはどうしてもありました」と振り返り、「家にいじめに関する本とかが日に日に増えてくとか。お父さんには胸ぐら掴(つか)まれて“お母さんに心配かけるな”とかも言われたし」と当時の家庭環境を回顧。

さらに「でも自分の気持ちを尊重されてるというか、寄り添ってくれてる気持ちも心配してくれてる気持ちも両方伝わるのは伝わると思うんですよ」と心境を明かしたあのちゃんは、「学校も無理には行かせないけど、“車出すから今日は頑張ってみる?”みたいな感じで、車に乗って学校の前まで行って。けどやっぱりその一歩がめちゃくちゃデカく感じて、行けなくて。“やっぱり無理”って言って、帰り道中でマクドナルドでポテト買って、“一緒に食べよっか”って言って。帰ってみんなが給食を食べてる時間に、そのマクドナルドのポテトを食べながら、お昼バラエティー番組を見てるっていう。その時間って今でも忘れられなくて。それを今大人になった自分で曲にしたんですよ。それがマクドナルドのタイアップになったんです」と経験をもとに作った曲に込められた思いを告白。
そんなあのちゃんは、「やっぱり学校行って得れることってたくさんあるけど、そうじゃなかったからこそ見えるものも感じれることもいっぱいある」と胸の内を明かし、「お母さんと向き合った時間とか。“何言っていいかわからない”っていうお母さんもいると思うんですけど、会話がなくても感じれることってあるから。解決しようとしなくていいんじゃないかなって思うんですよ」とメッセージを送った。
そして不登校経験者の吉木りさも「私の母親は、確実に私が悩んでいたことをわかってたんです。だけど、“どうしたの?”、“何があったの?”、“話してごらん”って急かすことは全くしなかったんです」と切り出し、「部屋にこもってても、“今美味しいりんごあるから一緒に食べようよ”って、すごいうまくリビングに誘ってくれて。そうすると自然と私から“実はいじめにあっている”、“変な声って言われてる”とか、いろいろポロポロ泣きながら話すことができたんですけど」と当時の母親との会話を回顧。

それを受けて母親が、“私はあなたの声が本当に大好きだし、あなたは何も悪くないから、絶対にいつかあなたを必要としてくれる人がこれからたくさん現れるから、だから死にたいって思ったり、諦めちゃ絶対にダメだよ。私はあなたのことが大好きだよ”と毎日のように言い続けてくれてたことを振り返り、思わず涙した吉木。
そして「それが私にとっても救われて。強要するでもなく急かすわけでもなく、ただひたすら待ち続けて、寄り添ってくれたっていうのが私にとっては心の支えになりました」と思い返すと、なにわ男子の長尾謙杜も「新しい居場所を作ってあげるっていうことがスゴい大切だなと思いました。学生だとやっぱ学校とお家っていうこの2つの居場所が大きいものになってくると思うんですけど。1つが行きたくないというのなら、家庭の居場所を大切にしてあげたりとか、寄り添えることはできるのかなって。スゴい勉強になりましたね」と考えを明かし、不登校への理解を深める夜となった。
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文:entax編集部