ド派手トラック300台集結イベントに吹雪の中を裸で4キロ走る神事…ユニークな年越しイベントに芸人が参戦『笑神様』
タイムマシーン3号の山本浩司と関太、センチネルの大誠とトミサットが1月19日放送の『笑神様は突然に… 冬の2時間スペシャル』にVTR出演。一風変わった年越しイベントについて、身体を張ってリポートした。
大晦日には、年越しの瞬間に向けて、全国で様々なイベントが催される。その中でも特にユニークなイベントに芸人が出向き、どんなイベントなのかを「笑神年越しリポート」と題して調査することに。
まず、埼玉県深谷市にやってきたのはタイムマシーン3号の2人。周りに明かりが全くない、真っ暗闇の場所でスタートしたことから、これまで数多くのロケに出演しているスタジオゲストの宮川大輔も思わず「このロケ嫌!」と口走っていた。
2人が向かった先は利根川の河川敷。真っ暗闇の中を歩いていると、目線の先に見えたのはギラギラでド派手な電飾の数々。そこに集まっていたのは派手な電飾でデコレーションされたアートトラックで、その数なんと300台!「エレクトリカルパレードみたい!」「なんかパチンコしたくなってきた!」と、派手なイルミネーションの中に入った2人はテンション上がりまくり。
このイベントのために全国からこのようなトラックが集まってくるそうで、遠くは九州からやってきた人もいるという。ヤンチャな男たちの集会かと思いきや、イベントを仕切っている会長の田島さんに話を聞いてみると、能登半島地震からの復興を支援するためのチャリティーイベントだった。元々は1983年に交通事故被害者を支援するイベントとしてスタートしたもので、以来42年もの間、田島会長を中筆頭に日本各地の被災地などを支援しているのだという。
会場にはトラックの運転手だけでなく、見学にやってくる客もたくさんおり、見物客にも楽しんでもらえるよう出店が並び、演歌歌手による歌謡ショーなども行われている。
年越しの瞬間までの間、トラックを取材して回る2人。すると、消防のはしご車をド派手にデコレーションした車を発見。30年前のはしご車で、現場で使われた後、払い下げられたものをデコレーションしたようだ。当然、ハシゴ部分も稼働可能ということで、山本が実際に乗せてもらうことに。上り始めると意外と早いスピードでゴンドラ部分が上昇し、あっという間に高さ20mの地点に到着。
「めっちゃ高い!怖い!怖いよ~!」と叫ぶ山本に、地上の関からは「こんな大晦日は嫌だ」と大喜利のお題が。これに高所の怖さからか「ずっと…一人で過ごす」と答えた山本に、関は「10m上げてください!」と、笑点で座布団を取り上げるように言い放った。
そしていよいよ年越しの瞬間が近づいてきた。肝心の年越しの瞬間は300台のトラックが一斉にクラクションを鳴らして派手に祝うのだそう。
メインMCとして場を仕切るのは田島さん。ステージ上で「寒い中本当によくね、ウチを追い出されてきたよ!」とジョークも交えつつ、チャリティー参加への感謝を語る。しかし、田島さんが饒舌になる中、時間は刻々と過ぎていき、気づけば年越し数十秒前に。
それでも話を続ける田島さんを横目に、会場はそれぞれでカウントダウンを行い、やがて新年を迎えるとクラクションが一斉に鳴らされ、盛大に新年の到来を祝福した。
ところが田島さんは「こっち向いてください!注目!うるせぇ奴らだな!静かにしろよ!」と、新年の到来に対して全くお構いなし。
そして年明けから6分後、「これからだから本番は!」「いよいよカウントダウンやるぞ!」と言い出した田島さん。結局田島さんのカウントダウンで再びクラクションが鳴らされたが、既に年明けから8分も過ぎていた。
また、人気のあるトラックの前で記念撮影をするのに、会長にシャッターを切ってもらったタイムマシーン3号の2人だったが、撮ってもらった写真はどれも、会長の指が写り込んでいた。山本からの「全部指は言ってんじゃないかよ!」のツッコみに苦笑いの会長。マイペースな会長とともに、爆笑となった年越しだった。

続いて、秋田県・八郎潟町(はちろうがたまち)の大晦日に訪れたのはお笑いコンビ・センチネルの大誠とトミサットの2人。前回の『笑神様』に出演して注目された2人が今回、超過酷な年越しイベントがあるということでやってきたのだ。

実行委員長の森川さんに話を聞くと、『一日市(ひといち)裸参り』という、八郎潟町で130年続く伝統行事なのだとか。読んで字のごとく、五穀豊穣・無病息災・学業成就などを祈願し、さらしを巻いた上半身裸の男たちが町中を走り回るという神事だ。
参加者の集合場所を2人が訪れると、そこには26名の気合の入りまくった男たちが。中には13歳、14歳といった中学生もおり、「受験祈願に」とやってきていた。町に伝わる伝統行事ではあるが、参加資格は“健康な男性であること”で、町内外問わず参加は可能となっている。当然ここにセンチネルの2人も参加することに。
スタートは年越しの瞬間。その前に準備として、パンツ1枚の状態で水をかぶる「水垢離」(みずごり)を行なうのだが、これがとんでもなく冷たい。「うわぁ~っ!」「あぁぁ~~っ!」と叫び、見物客から笑われつつなんとか水をかぶり、身を清めた2人は正装のさらしを体に巻き、草履(ぞうり)を履いていざスタート地点へ。すでに周りには「これを見ないと年を越せない」という大勢の見物客が。
そしてスタート直前、町の教育長から激励の言葉が送られた。「勇気と心意気に心から敬意を表します!」と声をかけると、教育長もテンションが上がったのか「町の発展と、人々の幸せのために、力を合わせ、熱い心で、走り抜けてこいやぁ!」とこぶしを突き上げた。その姿はまるで、某格闘技イベントでの格闘家・髙田延彦を彷彿(ほうふつ)とさせるもので、男たちの熱気も最高潮に!
そしてカウントダウンが始まり、新年を迎えると同時に裸参りがスタート!
思ったよりも速いスピードで「ジョヤサ!ジョヤサ!」と掛け声をかけつつ、最初の参拝地である一日市(ひといち)神社へと向かう。雪も降り始め、吹雪の中を30kgの神輿(みこし)を担ぎながら走り抜けていく裸の男たち。沿道で見守る町民たちも一丸となって「頑張れ!」と声をかける。これこそがこの町に伝わる130年の伝統なのだ。
そしてスタートから5分後、最初の神社に到着すると、神輿は一旦ストップし、五穀豊穣や無病息災などを祈願する。この様子にVTRを止めた内村は「いったん止めるんだね」とビックリ。「一気に行きたいですよね」「あそこが1番寒い!」「気持ちも1回下がる」と、まさかの一旦停止にスタジオ一同驚いていた。
しかしこれはホンの序の口。このあと消防署や神社などチェックポイントに到達するたびに神輿は一旦止まり、男たちは厳かに参拝をする。4つ目のポイントに到達したところで我慢できなくなったのか、再び内村はVTRを止め「ダメだ…止まってる…何回も止まってる…」と笑いをこらえきれない様子。「これ苦行だね!」と言いつつも、「でもこれで年がね…いい年になるんだよ!」と納得していた。
そんな裸参りも、約4kmのコースを途中5か所に止まって参拝し、45分かけて走り抜け、男たちは無事ゴール!共に走った男たちの間には熱い友情も芽生えていたのか、互いにハイタッチしつつ健闘をたたえ合っていた。
その後、温かい部屋の中で参加者たちを労う慰労会が催され、センチネルの2人は芸人としてネタも披露。爆笑を浴びていた。
しかし、この慰労会の最後に町の人から思わぬ新情報が。「3年連続で走らないとご利益が無い」「1回でやめると逆に良くないことが起こる」という。
最後の最後にこれを聞かされた2人は「めちゃくちゃだ!」と憤る。「そうやって(裸参り参加者の)人口を増やしてるんですか?」と聞くと、町の人からは「そうでもしないと伝統行事って続かないですから!」と開き直ったような答えが返ってきて、会場は大爆笑。ぶっちゃけた回答に2人も手をたたいて笑った。
スタジオでVTRを見守っていたゲストの俳優・松たか子は、「来年も楽しみですね!パート2」とコメント。果たして、センチネルの2人は来年も『一日市裸参り』に参加するのだろうか。
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文:entax編集部