カズレーザー 9割の女性が気になる顔の“むくみ” …朝の時間ですぐできる3つの改善法とは

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が14日に放送された。新年最初の今回は2時間拡大スペシャル。『ガチでいい顔になる最新科学SP』をテーマに、専門家たちが講義を行った。

『知らないことだらけ!顔のむくみの真実』の講義では、新潟大学大学院 医歯学総合研究科 客員研究員の高見寿子氏が登壇。正月明けの新年会が多いこの時期に多い、“むくみ”の原因とその対策について語った。

新潟大学大学院 医歯学総合研究科 客員研究員の高見寿子氏

前日の夜にお酒を飲み過ぎたり、塩分の多いもの食べ過ぎたりなどして、顔がパンパンになってしまうむくみ。番組が街中でインタビューをすれば、女性26人中22人、およそ9割の人が顔のむくみが気になると回答した。むくみから二重まぶたを死守するため、大事な予定の前日には二重をつくれるアイテムを使って寝るという人も。

「太るとむくみの違いが、判別が難しい」、スタジオでもタイムマシーン3号・山本浩司から、そうした声があがった。高見氏は、「いわゆる太るっていうのは、むくんで、代謝が悪くなった結果、脂肪が増えていくっていうだけで、いきなり脂肪がボンとは増えない」という。脂肪は1日で増減しないが、1日の中で変動するのがむくみであり、眼鏡を外したときや靴下を脱いだ際、普段つかないあとがついているのがむくんでいる状態なのだか。

とはいえ、お正月太りは、実は体が一時的にむくんでいるだけのことも多く放置すると脂肪がたまってしまうという。ではむくんでいるとき、体内で何が起きているのか?

人の体重の約60%が水分であり、その水分には血管と細胞を行き来しながら、栄養や酸素を届け、二酸化炭素や老廃物を回収する役割がある。高見氏はむくみの正体について、体内の水分がバランスを崩し、皮膚と血管の間に余分な水分がたまってしまうことにあると話す。そしてこれを放置すると、リンパ管から脂肪酸が流れ出て脂肪細胞を大きくしたり、水分代謝が悪くなることで、脂肪がつきやすくなるのだとか。

さらに、より直接的な健康リスクもあるようで、内視鏡分野の第一人者、みらい胃・大腸内視鏡クリニック理事長の福島正嗣医師によると、体内にある腸もむくむことがあるのだそう。これにより便秘やぽっこりおなか、糖尿病などの生活習慣病のリスクも出てくるという。

「むくみの原因は大きく3つに分けられます」と話す高見氏。まず1つ目として、塩分、お酒のとりすぎを挙げた。塩分やお酒をとりすぎると、血中の塩分やアルコール濃度を下げるために多量の水分が集められ、むくみにつながるという。2つ目に挙げたのは運動不足。特に冬は運動不足になりやすく、筋肉量の低下によって血流が停滞し、むくみやすくなるのだそう。

「そして3つ目は近年、新たな原因が発見されました」といって紹介したのは、ずばりストレス。ストレスホルモンであるコルチゾールの増加が原因の1つだという。日常生活でストレスを感じたとき、副腎皮質からコルチゾールが分泌。それが増えると細胞間の接着が弱まり、血管から漏れ出した水分が肌内部にたまることで、むくみやすくなるという。またストレスで自律神経が乱れると血行が悪くなるため、さらなるむくみを引き起こすという負のループにハマってしまうという。

こうした原因への対策として最も効果的なのは、食生活を気をつけること、適度な運動をすることなど、長期的に健康的な生活を心がけること。しかし今日むくんだ顔はすぐに治したいのが本音、ということで、高見氏から朝の時間ですぐできる3つのむくみ改善法が伝授された。

まず紹介されたのは、“炭酸水での洗顔”。血管を広げて、血の巡りを良くして老廃物をスムーズに排出させる働きがあるといい、タイムマシーン3号の関太が実際に挑戦。炭酸水で顔をアゴから上になでるように顔を洗うこと5分。関「スッキリした感じはあります。目は非常に覚めてます。朝これやったら、すぐ目覚めそう」といい、実践前に比べ、フェイスラインのむくみが全体的におよそ2㎜も減少。両頬がおよそ4㎜も減っており、劇的にむくみが解消されていた。

高見氏いわく、炭酸水が肌に触れると、炭酸ガス(二酸化炭素)が皮膚を通り抜けて毛細血管の中まで浸透していくため、血管が拡張し、血圧を上げることなく血流が良くなる。血液循環が良くなると、酸素や栄養が体の隅々まで行き渡り、老廃物がスムーズに排出されるのだとか。そのため炭酸系の入浴剤を入れてお風呂に入るのもむくみ改善につながるという。

さらに手軽で効果的、通勤中にピッタリな方法と、紹介されたのは、“階段一つ飛ばし”。高見氏が一番オススメする方法だといい、再び関が試してみる。関「はあはあ、これはむくみどころか痩せそうですね」と言いながら試すこと5分間。ブルドッグのような頬のたるみが軽減され、若々しい印象に。

太もも裏にあるハムストリングスのような大きい筋肉を刺激することで体全体の血流が良くなり、顔まわりのむくみ解消につながるというこの方法。一時的ではなく、2~3時間ほどの比較的長時間にわたってむくみ改善効果が期待できるといい、日常的に行うことで、むくみづらい体を作ることも可能であるという。

最後に、オフィスなどでも簡単にできる方法として、ストレッチを紹介した高見氏。片腕を使って親指を耳の下あたりにもっていき、そこから親指の付け根の部分を使って皿のように、アゴをしっかりとのせた状態にする。顔を支えている手の人差し指を使って、目頭を押さえる。次に反対の手で、顔を支える腕の肩に手をかけ、肩をグンと下げる。ななめ45度、下げた肩と反対側に向いて、アゴをぐっと上に向ける。肩をなるべく下げ、首のあたりが気持ちよく伸びた状態で、顔を抑えている手はそのままの状態で3秒キープする。

ストレッチのポイントは、まず顔の静脈を手で押さえ、血流促進を図ることだといい、顔を押さえたまま、首の筋肉を下に3秒ほど伸ばす。これを左右5分程度くり返すと良いとした。

またむくみを軽減する食材としてはレモンが挙げられ、2019年にサッポロホールディングスが行った研究によれば、レモン由来モノグルコシルヘスペリジンが“血管拡張”と“ナトリウムイオン濃度の調整”を行うことでむくみを軽減するのだとか。特にモノグルコシルヘスペリジンはレモンやみかん、ゆずなどの皮やすじに多く含まれるため、はちみつレモン漬けやマーマレードなど、皮ごと使うレシピで摂取するのが効果的と紹介された。

写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部