「紫陽は存在しない」衝撃の事実に続き“唯”の正体が判明…謎が解けるたび新たな謎が生まれる『一次元の挿し木』第5話
8月2日に読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『一次元の挿し木』の第5話が放送された。
(※以下ネタバレ含みます)
2025年『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞した話題作が、ついにドラマ化──。ヒマラヤ山中で発掘された“200年前の人骨”が、失踪した義理の妹のDNAと完全一致するという衝撃の謎を皮切りに、関係者の不審死、盗まれた人骨、消えた記憶が連鎖し、妹の“正体”が浮かび上がっていく。二転三転する真実の果てに待つのは、想像を絶する結末。時を超えた謎に挑む、圧巻のヒューマンミステリー。
悠の妹・紫陽は存在しなかったのか…?
「七瀬紫陽という女性は、この世に存在しないんです」。刑事・黛(土居志央梨)が告げた言葉は、悠(山田涼介)の心を深くえぐった。4年前の豪雨の日に行方不明になった義妹・紫陽(堀田真由)。その存在そのものが“最初からなかった”と断言されても、悠は到底受け入れることができない。
警察署に身柄を引き取りに現れた義父・七瀬京一(佐々木蔵之介)は、さらに追い打ちをかける。「何度でも言う。私に娘はいない」。そう静かに告げた京一は、紫陽の葬式についても「悠の妄想を終わらせるために行ったものだ」と語る。悠が紫陽の存在を生み出したのは「心を守るために、自分の理想の“家族”を作ったんだ」と。
SNSでは、紫陽“存在否定”の衝撃に視聴者が騒然。「本当に存在しないなんてあり得る?」「すべてが悠の妄想だったの?」「衝撃すぎて受け入れられない」など、戸惑いと混乱の声が相次いだ。
唯はニセモノ?一体その正体は誰なのか…
釈放された悠は、黛から聞いた“真理はすでに保護されている”という情報を確かめるため、唯(白石聖)に電話をかけるがつながらない。石見崎教授(正名僕蔵)の兄─唯の父の家を訪ねた悠は、思いもよらない事実を告げられる。「娘の唯は6年前に交通事故で亡くなっています」。悠がこれまで共に行動してきた“唯”は誰なのか。その頃、当の“唯”は教授の家で何かを探し続けていた─。
唯と名乗っていた女性が“本物ではない”と判明し、SNSは再び騒然。「唯まで妄想じゃないよね」「じゃあ一体誰なの」「ニセ唯の目的って何」など、まさかの“唯までもがニセモノ”という展開に、視聴者から強い衝撃の声が相次いだ。
『樹木の会』の目的とは?
週刊誌『東邦ジャーナル』編集長・平間(小手伸也)は、宗教団体『樹木の会』への取材を装い、内部に潜入していた。『樹木の会』の広報部長・春日(松下由樹)が席を外した隙を突き、平間は導師・真鍋宗次郎の写真を携帯で撮影することに成功する。さらに、真鍋がインドで描いたという1枚の絵が目に留まる。湖のほとりに骸骨が積み上がった不気味な光景──タイトルは『魂の巡る地』。“聖なる力を感じられる場所”と説明されるその絵は、日江製薬、ループクンド湖、そして200年前の人骨の謎とどこかでつながっているようにも見えた。
中国企業『新明阿』の社員・香島(笠原秀幸)から七瀬家に関する新情報を得た平間は、石見崎の自宅へ向かう。そこで“唯”と対面し、「あなたと悠さんは、一体どこまで踏み込んだんですか?『樹木の会』に」と問いかけるが、唯は『樹木の会』にまったく心当たりがない様子を見せる。唯たちが追っていたのは宗教団体ではなく、発生生物学者・仙波佳代子(鈴木保奈美)。さらに唯は、石見崎と京一が27年前のループクンド湖の発掘に関わっていたことを明かす。平間が追う『樹木の会』と、唯が追う“仙波佳代子”。ふたつの線が、ループクンド湖の発掘という一点で静かに交差し始める。
7年前に亡くなった悠の母・楓の秘密
悠は、紫陽と過ごした家で、母・楓(小橋めぐみ)が紫陽に宛てた手紙を探し始める。記憶の中で紫陽が確かに“母からの手紙を持っていた”ことを思い出したからだ。そして“紫陽さんへ”と書かれた手紙を発見する。「紫陽はいる…。紫陽はこの世界に存在する」と確信するのだった。そこには、直筆で「紫陽さんへ あなたを生んだことを誇りに思います 楓」と書かれていたのだった。楓が紫陽を生んだとは一体どういうことなのか…。
悠のもとを訪れた平間。最初は相手にしない悠だったが、「すべてはループクンドの骨から始まった」という平間の一言に足を止める。平間の話によれば──27年前、ループクンド湖で行われた大規模な発掘調査には、当時社長だった京一の父が率いる日江製薬が資金提供していた可能性があるという。しかし今、その事実を日江製薬は必死に隠そうとしている。
悠にループクンド湖の骨の鑑定を依頼した石見崎は殺害され、同じ調査に関わっていた佳代子を探っていた悠自身も何者かに襲われた。平間は、これらの出来事が偶然ではなく、日江製薬と七瀬家の“過去”に深く結びついているのではないかと推測する。京一と再婚した悠の母・楓が7年前に亡くなったことも、無関係とは言い切れない─平間はそう考え、悠に問いかける。
さらに、宗教団体『樹木の会』では、ループクンド湖を“魂の巡る場所”として特別視している事実。平間は悠に向かって言い放つ。「あの湖に何があるのか、君は知ってるよな。君も『樹木の会』の信者だったんだろ」と。SNSではこの“ループクンド湖の闇”に視聴者が騒然。「湖が怖すぎる」「樹木の会の思想が不気味」「全部が湖につながってる?」と、謎と謎のつながりに震える声が相次いだ。特に平間の言葉に「悠も信者だったってこと?」「過去に何があったの」と考察が一気に加速していた。
「信者だったのは母だけですよ」──悠は平間の問いにそう答える。しかし平間は、『樹木の会』の教祖と日江製薬の創始者が亡くなった今も、両者の関係は続いていると告げる。そう言って平間が見せたのは、『樹木の会』で隠し撮りした導師・真鍋の写真。その顔を見た瞬間、悠は言葉を失い、震え始めるのだった。
“唯”の正体は…
京一のもとを、突然“唯”が訪ねてくる。本来ならアポなしで一般人が簡単に会える相手ではない。しかし“唯”が来たと知った京一は、明らかに動揺し、慌てて部屋へ通す。
唯は出迎えた京一に「石見崎の娘の真理です。七瀬紫陽さんのことで来ました」と告げるのだった…。唯こそが石見崎の娘だったという事実、“唯=真理”だったという衝撃に視聴者が騒然。「唯が真理だったなんて予想外すぎる」「じゃあ唯として悠に近づいた理由は?」「もう誰が本物で誰が偽りなのか分からない」と、混乱と考察が一気に加速した。
8月9日の第6話では、「紫陽がどこにいるのか知りたい」と訴える“唯”に対し、京一は「君には本当に感謝している」と告げる。実は京一は、石見崎に“あること”を託していたのだ。さらに、石見崎が殺された理由を問うと、京一の口から信じがたい言葉が飛び出してきて――!?
『一次元の挿し木』
毎週日曜よる10時30分から読売テレビ・日本テレビ系にて放送
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文:entax編集部