真犯人判明で終了するも…ラスト30秒のまさかの展開にSNS騒然 「静かに刺さる…」「子どもによく見てほしいドラマ」 『良いこと悪いこと』最終話

12月20日に日本テレビ系土曜ドラマ『良いこと悪いこと』の最終話が放送された。本作は、高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)が手を組み、同級生たちの不審死事件の真相究明に挑むノンストップ考察ミステリー。
(※以下ネタバレ含みます)

宇都見(木村昴)が逮捕され、高木の生活が元に戻った。行きつけの店『イマクニ』に足を運んだ高木は「俺も変わんなきゃって思うよ。じゃないとただ俺だけが生きてる意味がないっていうかさ…」と今國(戸塚純貴)に漏らす。

そんな中、園子の同僚の東雲(深川麻衣)が今回の連続殺人の真相を記事にして世に発表する。そこには、いじめの主犯格A氏として高木の個人情報が書かれていて…。そのせいで高木の家は落書きをされ、娘の花音(宮崎莉里沙)は学校でいじめにあってしまう。

東雲は、「誰もいじめなんてしたくなくなる続報を書く」と、園子に宣言。そして、いじめられる側の気持ちがわかる園子に協力を求める。「一緒にいじめをなくそうよ」―。東雲によると幼い頃、自分もいじめを受けていたのだという。そして学校に通えなくなり、フリースクール・タクト学園に入った。「私、紫苑と同級生なの」。なんと、東雲は連続殺人の真相をずっと知っていたのだ。

一方、タクト学園のマークと『イマクニ』のマークが酷似していることに気づいた高木は、再び『イマクニ』へ向かう。今國は、素直に自分がタクト学園にいたことを認め、紫苑と同級生であると打ち明けた。

「お前も宇都見と共犯か?」と詰め寄る高木に、「仲間だよ」と答える今國。そして「お前はやっぱり悪い子だな」と吐き捨てるように言って―。

戸塚純貴の写真
今國は高木に過去を打ち明けて…

今國は、タクト学園でのことを高木に話す。紫苑はピアニストになりたいという夢を強く持っていたという。そして今國と東雲と紫苑はお互いの夢を話すようになった。大人になるまで3人でつらいことを乗り越えて来たのだ。しかし、それも高木のせいで絶たれてしまった…。

今國は復讐(ふくしゅう)のために高木に近づき、店の常連にさせることに成功。そして今國と東雲、宇都見は、連続殺人の仲間に…。

「人の夢を奪っておいて、なんでお前らが夢を語るんだよ!」「いじめは人殺しと同じなんだよ!」「いじめを法で裁けば、いじめる奴がいなくなる…」

そう言う今國は、宇都見から預かったという銃を取り出す。そしてその銃で自分を殺せと高木に迫り…。

今國が言うには、最後のターゲットだった高木が、真犯人をつきとめ殺す。それで物語が収束するという。「俺を殺して、なれよ、ヒーローに」―。しかし、高木は引き金を引くことができず、「俺、わかってたんだよ、悪いことだって…わかってたのに…ごめん」泣きながら今國に謝罪して…。

その頃、東雲と対峙(たいじ)していた園子も、今回の計画の内容を東雲の口から聞く。東雲は、いじめが犯罪として裁かれるようになるまで、一生をかけて記事を書き続けるという。しかし園子は、「みんなが自分で良いことを選ぶ方を信じる」と言って、協力を仰ぐ東雲を突き放すのだった。

「今ちゃんと向き合わないとダメなんだ。じゃないと俺は本当に変われない」―。

後日、園子のセッティングするカメラの前に高木は座っていた。週刊アポロの独占取材を受けたのだ。「俺はいじめをしていました」「これからは目の前の選択を、それが良いことなのか悪いことなのかちゃんと考えて責任を持って選んでいきます。そしてその結果とちゃんと向き合います。変わろうとし続けます」―。その記事は店頭にならび…。

深川麻衣の写真
紫苑と同級生だった東雲

そして物語はラストシーンへ。学校の倉庫に閉じ込められて泣き叫ぶ花音。すると、突然扉が開いて光が差す。その光の先には「大丈夫?」と声をかける誰かがいて…。この30秒間のラストシーンをもって最終回は幕を閉じた。

このシーンにSNSでは、「倉庫にいた花音に声をかけたのは以前けんかをした男の子かな」「ハッピーエンドにはできない中で、罪のないカノンに希望の光が差したのは良かった」「最終話ラスト30秒が静かに刺さる…。キングと花音の親子対比、過去を越えようとする優しさがちゃんと残ってて胸がじんわり」などのコメントが寄せられていた。

一方、真犯人が、今國と東雲だったことにも反響が大きかったようで、「やっぱりそうだったか…」「東雲今國紫苑3人育ってきた環境考えると…憎めない」「元いじめられっ子の私は、最終回の今國と東雲の台詞に共感し拳を突き上げてしまいました」「真犯人って感じじゃなかったかな、、悲しい感じ」などの意見が見られた。

またドラマ終了ということで、全体の感想も多く寄せられており、「ハラハラドキドキ考察系かと思いきや、めちゃくちゃ演技派&社会派ドラマだった」「すごく考えさせられる作品でした」「大人だけじゃなくて子どもによく見てほしいドラマだわ」など、放送後もいまだSNSでは盛り上がりを見せているようだ。

新木優子の写真
最終回にさまざまな声が

【Hulu】過去~最新話を配信中!

写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部