“富裕層の不妊治療”と“外国人の未受診妊婦”…対照的な2つのエピソードに「心にグサッと」「社会問題を正面から描いていた」の声 『ファーストクライ』2話

2026.7.17 19:30

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比嘉愛未、松島聡、宮崎あみさの写真

7月15日に日本テレビ系水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』の第2話が放送された。本作は、セレブ病院で秘密裏に設けられた光井明希(比嘉愛未)率いる“母子救命救急班”が、赤ちゃんの産声=ファーストクライを聞くために奔走するメディカル・エンターテインメント。
(※以下ネタバレ含みます)

聖フィオナ病院の“母子救命救急班”に新たな妊婦がやってきた。外国人技能実習生のメイ・トゥ(宮崎あみさ)は、妊娠29週目。相手は同じ技能実習生だが、誰にも妊娠を告げられずに悩んできたという。

メイを連れて来た同僚の鮎川奈央(紺野彩夏)と専攻医の永坂(松島聡)は、偶然にも高校の同級生だったようで、お互い驚く。しかし、2人はどこかぎこちなく、過去に何かあったようで…。

診察中、光井はメイの脇腹が気になる。検査をすると、妊娠合併症による巨大脾動脈瘤(ひどうみゃくりゅう)を抱えていることがわかった。もしもの場合は母体優先だと説明を受けたメイは、赤ちゃんを失いたくないという強い意志を見せる。そんなメイに光井は「ど~んと頼ってください!1人にはしませんから」と、母子ともに助けることを約束した。

病院にやってきた奈央(紺野彩夏)とメイ(宮崎あみさ)

永坂が奈央とのことで何かを抱えていると知った光井は、他のメンバーも引き連れて永坂の趣味である山登りについていく。その先で、奈央との過去を聞き出した。

奈央は16歳の時妊娠。彼女のことが好きだった永坂は、知らない相手の子どもだと知ってショックを受け、冷たくしたのだという。結局、奈央は産んだ赤ちゃんを置き去りにしてしまった。そんな苦い思い出を抱える永坂は「メイさんの担当から外してください」と言うが、光井はまともに向き合わず…。

そんな中、不妊治療の悩みを抱え、ハイリスクな卵子提供を希望する矢田歩美(三倉茉奈)が富裕層の客としてやってきた。歩美は6年間、つらい治療を続けていたため、ここが正念場だった。そちらの協力もすることになる光井。

メイのもとに出産にまつわる資料を届けた永坂は、メイから奈央が自分のことを話していたことを耳にする。“大好きだった人、でも大嫌いだった人…”。それを聞いて、もやもやする永坂だったが、不妊治療に苦しむ歩美に前向きに向き合う光井を見て、少し元気を取り戻した。さらに実家で産婦人科医の父に会い、自分がなぜ産婦人科医でいるのかについて改めて考える。

メイの手術の準備は着々と進められていた。そんな中、歩美の夫・祐介(大石将弘)を院内で見つけた永坂は、この6年間、妻の笑顔を見ていないことがつらいと、不妊治療に対する本音を聞く。同じ頃光井は、社食で神谷院長(真矢ミキ)と食事をしていたが、そこにメイの容態が急変したとの連絡が入る。

光井(比嘉愛未)は容態急変の連絡を受ける

緊急に、脾動脈瘤切除と帝王切開のオペが同時に行われることになった。しかしその途中、大量出血する危機に陥る。赤ちゃんがこのままだと死んでしまう…。緊迫する中、永坂が赤ちゃんを取り出すことになるが、指名されておじけづく永坂。「また逃げるの?」と問う光井。「何でこの道を選んだの?永坂先生」―。

メイの出産への強い意志を思い出した永坂が赤ちゃんを取り出し、無事産声はあがった。その声を耳にした永坂は、「出産の現場はみんなが、お母さんと赤ちゃんの無事だけを願ってる。世界で最も純粋な空間。そう、だから僕はこの道を選んだ」と産婦人科医になった理由の答えを見つける。

メイの子どもを抱いた奈央は、「ごめんね」と涙を流す。それは自分が過去に赤ちゃんにしたことを思い出しているようで…。そして、何も助けてあげられなかったと謝る永坂に「あなたが医者でいてくれて本当に良かった」と微笑んだ。

一方、歩美は不妊治療をあきらめる決心をしたようだ。それでも揺らいでいる歩美に、光井は「もし、私たちに何かお役に立てることがあったらいつでも来てください」と語りかける。

こうして終わった2話だったが、ラストに衝撃の展開が待っていた。麻酔科医の藤堂(岡部たかし)が、これまで何度か出てきていた医療漫画『ドクタージャスティス』を、病院の休憩室で描いていたのだ。そう、医療界の闇を描く問題作の作者は藤堂だったのだ。最後はそれを知った光井の驚く姿で幕を閉じた。

この展開にSNSでは、「待って、ドクタージャスティス、藤堂先生が描いてるの!?!?」「作者まさかすぎたwwwww」「現役で医者やりながら漫画も描いてるの超人すぎないか!?」などの反応が。

また不妊に悩む富裕層の女性と、技能実習生の妊婦、2人の対照的な女性が描かれたことには、「社会問題を正面から描いていた」「いろんな問題を重たすぎないストーリーで伝えてくれる」「不妊治療とか今後自分にも起きるかもしれない話だったし心にグサッときた」などのコメントが寄せられた。

藤堂(岡部たかし)の正体が明らかに!?

7月22日放送の第3話は―――

出産の痛みにおびえる少女を救え…!妊娠を誰にも言えずに苦しむヤングケアラー妊婦の不安を取り除こうとする光井に、麻酔科医・藤堂は協力を拒否。藤堂が決して患者に深入りしない理由とは…?

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写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部

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