MLB・山本由伸「やっぱなんかちょっと変わってるみたいっす(笑)」自身が考える個性を明かす「結構自分中心かも」
MLB・山本由伸が出演する『サッポロ生ビール黒ラベル』のTVCM『大人エレベーター』シリーズ第50弾が、7月11日(土)より全国で放映される。
今回、27歳大人代表としてメジャーリーガーの山本由伸が登場。CMでは妻夫木から投げかけられた「野球とは?」というシンプルな問いに対し、山本は静かに間を置いたあと、「宿命」と一言。さらに、「この人生はこれをやるべきなんだ」と、野球に向き合う強い意志を感じさせた。
また、「限界とは?」という問いには、「そんな簡単にたどり着けない」と静かに回答する姿も。妻夫木からのシンプルながら核心に迫るような問いかけに、山本が自身の価値観や覚悟を、飾らない言葉で真摯に語る。

さらに、妻夫木と山本が屋上でキャッチボールを楽しむ様子を収めた特別映像も公開。久々のキャッチボールとなった妻夫木は、どこか緊張した様子を見せながらボールを投げる場面も。一方、山本は終始落ち着いた表情でリラックスした様子でボールを投げる。
山本のボールに対し、妻夫木が「すごい!回転している!」と驚きの声を上げる場面や、「不思議だな。山本さんとキャッチボールしているの」と、特別な時間をかみしめるように語る姿も印象的だ。
◆妻夫木聡&山本由伸 インタビュー
―――撮影後の感想についてお聞かせください。
妻夫木:やはり、皆さんの記憶にも新しいワールドシリーズの投球のイメージがあったので、プレッシャーにどう打ち勝ってるのかなとか、緊張しないのかなっていうのを重点的に質問させていただいたんですけど、意外にもね、緊張もなさるし。

山本:はい。しますね。
妻夫木:メンタルは強い。あれ、強い?弱いって仰いましたっけ?(笑)
山本:弱いです。けど、弱くないんじゃないかっていう疑惑が(笑)
妻夫木:メンタルも弱いし、ネガティブだと。真逆な方向性のことをおっしゃってたんですけど。(笑) だけど、たまに聞く違う質問だと、すごいポジティブに見える場面もあったし。だから、そんなネガティブなこともおっしゃる中でも、その弱い自分っていうところも、しっかりと認められているからこその強さが存在するのかなっていうのも見受けられて、すごく楽しかったですね。どうでした?
山本:妻夫木さんが会話を引き出すのがすごいお上手だったので、ついついたくさんしゃべらせていただきました。よくテレビで見てたあのセットがこんなにこだわって作られてたんだなっていうのも見てて、なんかこう職場体験に来たような気持ちで。新鮮さがすごかったですね、今日一日。
妻夫木:うれしいです。(笑)

―――ご自身の仕事で“プロ”として譲れない“こだわり”があれば教えてください。
妻夫木:やっぱ僕の場合だと役に入る前に、いろんなこと準備するんですけど、役作りって言われてるようなことですかね。だからその役自身の体験したことだとか、生活してる習慣とか、そういうものを自分が自ら体験しに行くというか。昔はどちらかというとちょっと引き寄せてたんですね。この役だったらこういうことやるよねとか言うよねとか。自分自身の中に考える役柄を想像してたんだけど、今はどちらかというと、ちょうどサッポロさんのCMやらせていただくぐらいの時からですかね。考え方は変わりまして、自分が役に寄っていく。だからいろんなことをその役の身になって体験する、生きてみるっていうことをすごく心がけています。なにかありますか?

山本:僕たちは年間、162試合するので、先発の試合もシーズンで30試合とポストシーズン入れて、35試合ぐらい投げるんですけど。今年10年目に入るので、だいぶ試合数も増えてきましたけど、より1試合1試合にかける気持ちっていうのはどんどん強くなってます。そこだけは、なんとなく試合に入ったりする試合が1試合もないようにっていうのは、1つ心がけてるところというか、意識してやれてるとこかなと思いますね。

妻夫木:ルーティーン的なものっていうのはあったりするんですか?
山本:登板日のときとかは特にスケジュール、過ごし方。何時から体を作るとか、そういうのは、いろんなものを入れ替えたりして、無駄なく良いものができてきたなっていうのはありますね。
妻夫木:昔、僕が演劇やってたときに、本番、緊張するんですよ、毎日の本番前って。何時にこの楽屋に入って、何時にストレッチして、何時に着替えて、何時にメイクしてとか。そういうのをずっとルーティーン化してたんですね。あるとき、うっかりちょっと心休まるかなと思って、オイルみたいなのを塗って、落ち着かせるみたいなことやったら、それも、何時にオイルを何滴塗るとかやって。(笑)
山本:苦しいっすね。(笑)

妻夫木:いろんなことをルーティーン化しすぎて、ガッチガチになっちゃって。トイレ行くのにも、何時に行くとかやってて。(笑) 少しルーティーンが狂うと、「あ、今日セリフ、出てこないんじゃないか」みたいになって。ルーティーンっていうのも怖いですね。
山本:バランス難しいっすよね。そこまで行くと苦しいですけど、でもルーティーンがあるほうが、リズムができたりしますもんね!(笑)

妻夫木:ああ…、やっぱりそうですか。
山本:そう…。いや分かんないっすけど(笑)どうすか?先輩!(笑)
妻夫木:僕のは、本当に当てにならないなっていうか。(笑) そうならないように皆さん気をつけてください。
―――ご自身の個性についてどうお考えですか?
妻夫木:CMの中でも聞けてなかったですけど、ご自分のこと個性的な人間だと思いますか?
山本:いや、自分は本当にめちゃくちゃ普通だと思ってるんですけど。やっぱなんかちょっと変わってるみたいっす。周りに言われます。言われて思い出すみたいな。(笑)さっきも話しながら思い出しましたね。

妻夫木:何か自分自身の個性が1つあるとしたら、これだって思うことってなんか思いつきますか?
山本:どうなんでしょうね。今野球選手なんで、たまたまいいほうに行ってますけど。結構自分中心かもしれないっすね。
妻夫木:えー、そうなんですか?
山本:分かんないっす。(笑)こんなものなのか分かんないっすけど。
妻夫木:いやでも、話聞いてる感じだと、かなりチームのことを大事にして、チームメイトのことも大事にして。あんまり、自分の一生よりも、チームの一生っていうイメージが結構ありますよ。
山本:そこはそうですね。アスリートなんで、自分のリズムは崩せないというか。そういった面で周りがちょっと合わしてくれたりもして。アスリートなので当たり前ですけど。自分のリズムがちょっとあるかもしれないですね。どうでしょう?

妻夫木:そうですね、個性…。僕が特に若いとか、もう若いときって言ってる自分がちょっと悲しくなってくるんですけど。(笑)10代ぐらいの頃って、特に個性を大事にしろって言われてた時代だったんですよね。だから、デビューしたての頃も、もっと個性を出していけって事務所にも言われた時もあったんですよね。だけど、やってく中で、個性がないなーって自分自身も思ってたんですけど。でも、白とか無色透明とかの方が何色にでも染まれるなーって、いつしか思えるようになって。それも1つの個性なんじゃないかなって、僕自身はちょっと考えるようになったんですね。だから意外と僕は無色なのかなとは思ってます!個性としては。
山本:周りの評価ではどうなんですか?

妻夫木:そうよく言われることありますね。ついこの間、ユーミンさんと黒ラベルのCMを一緒にやらせてもらったんですけど、ラジオでご一緒したときも無色透明なイメージっていうふうに仰っていただいて。「ああ、やっぱそう見えるんだなー」っていうのはすごい嬉しかったですね。
山本:じゃあ周りの意見と一致してるんですね。
妻夫木:攻め派ですか、それとも守り派ですか?
山本:攻めなんじゃないかなと思います。分かんないっすけど。(笑)めっちゃ守りだったりする かもしんないですけど。
妻夫木:そうですよね。周りの評価というか周りの見た目のイメージと自分のイメージ変わってますもんね。
山本:そうですね。自分のことは1番自分が分かっていないかもしれない。
妻夫木:それも個性ということで。(笑)
◆妻夫木聡 インタビュー

―――これまでの山本由伸さんの試合を見て印象的だったシーンを教えてください。
毎回白熱した投球を見せてくださいますけど、やはりワールドシリーズの最終戦の最終ピッチじゃないですかね。感動しましたね。最後のあの一球が、山本さんの実力は当たり前なんですけれども、さらに、みんなの気持ちを全部背負って一球で、相手のバットもへし折るぐらいの。いろんな意味で勝ったんだなっていう最後の一球だったような気がしましたね。あの一球にいろんな人の思いが乗ってたんだなってすごく印象深かったです。
―――もし妻夫木さんが野球選手だったらどのポジションを担当してみたいですか?
本当に野球選手だったらの、話ですからね!もし、野球選手だったらショートですかね。少しだけ野球を題材にした映画に出たことがあって、その時はショートのポジションだったんですけど、とにかく練習が楽しかったんですよね。ショートってやっぱり一番守備が、上手じゃないと難しい場所だと思いますし。多分そういう意味では責任感も強い場所だと思うんですけど、そういう場所に行きたいなーって。もし野球選手だったとしたら、やっぱりそういう場所に行きたいなと思いました。
―――先ほど山本由伸さんとキャッチボールをされて久々の野球はいかがでしたか?
ほぼほぼ12年ぶりと言っても過言ではないぐらい、久しぶりにキャッチボールをしたので、投げ方も忘れちゃいました。そもそも山本選手とあのキャッチボールできるなんて夢にも思わないから、もう右腕が自分の右腕じゃないような感じでしたね。どうやって投げてるか分かんなかったです。(笑)
怪我させてちゃいけないし、変なとこ投げたら屋上だからどっか飛んでいっちゃうし。もうほんとにガッチガチでしたね。緊張しちゃって。(笑)でも、自分の人生の中でこんな素晴らしい瞬間が誕生すると思ってなかったんで、本当に幸せでした。世界中のあのファンの皆さん、もうほんとにすいません。(笑)こんな僕なんかがキャッチボールさせてもらって素晴らしい瞬間でした。

山本由伸出演『大人エレベーター』シリーズ第50弾
2026年7月11日(土)より全国で放映

