高良健吾×原田琥之佑W主演 NHK特集ドラマ『手塚治虫の戦争』予告映像が公開 田中哲司、岡崎体育らの出演決定&コメント
NHK総合で8月12日(木)に放送される特集ドラマ『手塚治虫の戦争』の本予告が公開。併せて田中哲司、岡崎体育ら出演者が発表された。
♦予告映像が公開
8月の放送を前に、予告映像が公開。W主演を務める高良健吾演じる手塚治虫と、手塚が描く漫画『紙の砦』の主人公である原田琥之佑演じる大寒鉄郎の姿が描かれる。また、2人の周囲を彩る人物たちも登場する。

また、予告では新たなキャストが解禁。1970年代、手塚の周囲を取り巻く人物として、葛西株式会社の社長・葛西健蔵役の田中哲司、漫画雑誌『キング』の編集者・黒川拓二役の岡崎体育が出演。
また、1945年の大寒鉄郎に関わる人々として、宝塚音楽舞踊学校に通う女学生・岡本京子役の野内まる、鉄郎が通う中学校の番長・明石健司役である久野渚夏、鉄郎の同級生である三井明役の山田健人の出演が明らかになった。
今回出演が発表されたキャストからはそれぞれコメントが到着している。
♦葛西健蔵役:田中哲司

役柄…大阪でベビー用品を扱う葛西株式会社の社長。経営者であり、漫画にも興味がなく、手塚とは別世界で生きてきた。しかし、仕事がきっかけで意気投合。純粋に創作に打ち込む手塚の姿に、人として深い敬意を抱いている。
<コメント>
葛西は手塚治虫先生と仲良しな関係ではありませんでした。でも心のどこかでつながりを感じて、寄り添いつつも一歩引いた、「微妙」な関係性を保っていたのだと思います。僕にとっての手塚治虫さんは特別な存在で、国民的な作品をたくさん描いている巨匠です。高良さんとは昔から共演しており再会を楽しみにしていました。撮影初日にベレー帽とメガネをつけた姿をみたとき、思わず「手塚治虫だ!」と。一気にドラマの世界に入り込めました。
♦黒川拓二役:岡崎体育

役柄…漫画雑誌『少年キング』の編集者。手塚治虫の才能に心酔し、その背中を追い続けてきた。世間が「手塚は終わった」とささやく中でも、その才能を信じ続ける。
<コメント>
こんにちは、岡崎体育です!このたび手塚治虫先生の担当編集をされていた黒川さんを演じさせていただきました。
今回の撮影は、とにかく温かいスタッフの皆様とキャスト陣に囲まれていたなぁと思います。
みんなのことが大好きになりました。そんなチームでお送りするドラマ、絶対良いに決まってる!ぜひご覧ください!
♦岡本京子役:野内まる

役柄…宝塚音楽舞踊学校に通う女学生。舞台に立つ夢を抱きながらも、戦争によってその日常を奪われる。戦時下でも漫画を諦めず描き続ける鉄郎と出会い、忘れかけていた夢を思い出していく。
<コメント>
京子は舞台に立つ夢を諦めたというより、「みんなもそうだから」と時代を受け入れようとしていた人だと思います。だからこそ、夢を手放さない鉄郎の姿はまぶしく、救いでもあったのではないでしょうか。
演じながら、戦争は命だけでなく、人が大切に育ててきた夢や感情、その人らしさまでも、奪ってしまうのだと感じました。
京子と鉄郎、それぞれの願いを通して、平和について考えるきっかけになればうれしいです。
♦明石健司役:久野渚夏

役柄…鉄郎が通う南野中学校の番長。腕っぷしの強さで生徒たちに恐れられるが、実は大の漫画好き。鉄郎の描く漫画に魅せられ、その才能を誰よりも信じる親友となる。
<コメント>
この作品と出会い、僕と同世代の若者たちが戦地に送り出され、多くの命が奪われたという事実は、決して忘れてはならないことだと強く感じています。
今回、戦時中を生きる一人の学生・明石健司を演じさせていただきます。明石は、仲間想いでありながら、時に情けない姿も見せる人間味あふれる人物です。
作中では、戦時下という極限状態において鉄郎の描く「漫画」が生きがいのような支えとなり、次第に鉄郎という人間そのものにもひかれていきます。戦争という非日常の中で、明石が番長としての責任感と自分らしさをどう貫こうとしたのか。その姿を見届けていただけたらうれしいです。
♦三井明役:山田健人

役柄…鉄郎の同級生。真面目な軍国少年で、漫画ばかり描いている鉄郎を快く思っていない。しかし、ある出来事をきっかけに、鉄郎や明石との距離を少しずつ縮めていく。
<コメント>
三井明役を演じました山田健人です。
地方撮影の帰り、半ば興奮状態で友人に電話をかけ、「お芝居が楽しすぎる!現場が最高なんだ!」と本気で語れるくらい青春を感じた現場でした。
大寒の漫画にひき込まれる登場人物が魅力的で、忘れられないお芝居がたくさんあります。すてきすぎるキャスト、スタッフさんと作った作品を是非見ていただきたいです!よろしくお願いいたします!
♦あらすじ
1973年、東京。漫画の神様・手塚治虫は、会社の倒産と少年誌の連載打ち切りによって一転、どん底へと転落する。多額の借金と世間の「終わった」という評価に追い詰められ、創作への自信すら失いかけていた。そんな手塚の裏によみがえるのは、戦時中――漫画を描くことすら許されなかった少年時代の姿だった。
1945年、大阪。中学生の大寒鉄郎は、軍事訓練と統制に縛られた日常の中で、ただ一人、漫画を描くことに心を燃やしていた。教師や同級生から「非国民」と蔑まれ、原稿を奪われてもなお、鉄郎の手が止まることはない。“漫画家になる”という夢に向かってまっすぐに生きる鉄郎。ふとしたきっかけで彼の漫画に触れた同級生・明石健司や女学生・岡本京子との出会いは、鉄郎の日常に小さな変化をもたらしていく。仲間との青春の日々の中、近づく戦火の足音は、かけがえのない日常をゆっくりと浸食していく――。
過去の記憶に触れながらも、それを描くべきか迷い続ける、手塚。戦争を描くことの意味、そして今の自分に何が描けるのか。交錯する二つの時代の中で、手塚の本能が目を覚ます。
特集ドラマ『手塚治虫の戦争』
8月12日(水)よる10時 NHK総合・BS4Kにて同時放送
原作:手塚治虫 『紙の砦』『ゴッドファーザーの息子』
作:桑原亮子
2026年5月~ 関西近郊で撮影

