連続殺人犯“アイチャン”との戦いがついに決着…奔放刑事(森カンナ)が気づいた時に暴力にもなる“恋”が持つ力とは『多すぎる恋と殺人』最終話
6月22日深夜に月曜プラチナイトドラマDEEP『多すぎる恋と殺人』の第12話(最終話)が放送された。
(※以下ネタバレを含みます)
自身の恋人たち“マイラブ”を襲う真犯人“アイチャン”の正体に気づいた、警視庁捜査一課刑事・谷崎真奈美(森カンナ)。捜査中に襲われ、意識不明になっていた後輩刑事・黒岩壮馬(西垣匠)がいる病室に急ぐと、そこには真奈美の同僚にして友人でもある小野由利子(堀内敬子)の姿があった。
突然現れた真奈美に驚いた由利子は、黒岩の病室にやってきた理由を「“アイチャン”を捕まえにきた」と答え、自身への疑いを否定する。しかし真奈美は、かつて自分が“アイチャン”だと自首した挙句殺害された、精神科医・神木譲(前田公輝)のクリニックで、由利子のカルテが見つかったと告げ、「娘さんだよね、“アイチャン”って…」と迫る。実は由利子には、真奈美と同じ読み方の名を持つ娘“愛美”がおり、そのあだ名が“アイチャン”だった。
そんな愛美は、15年前に当時付き合っていた複数の交際相手の1人によって殺害されていた。由利子は娘のその奔放な生き方を心配していたものの、愛美は“自分のことは自分で決める”と言って聞かなかったという。
そして数年後、亡き娘と同じく複数の相手と関係を持つ真奈美と出会った由利子は、恋愛から真奈美を守ることを自らの使命だと感じ、その行動をエスカレートさせていった。
「恋愛は暴力」だと真奈美に訴えかける由利子は、それぞれの身勝手な思いで、時に相手を傷つけてしまう交際のあり方を受け入れられなかった。そんな彼女の思いとは裏腹に、黒岩をはじめとする周囲は、真奈美の現在の生き方を尊重したまま真奈美を愛そうとし、自らの思いを理解してもらえない由利子は凶行に走ったのだった。
真奈美は、犯行を認めた由利子に「愛美さんと私は違うよ?」と諭したうえで、大切な人を奪われ傷つきながらも、日常の幸せのために何度も立ち直ってきたことを告げる。最愛の人を失った由利子が深い後悔を抱きながら流す大粒の涙を前に、真奈美は「恋は暴力になるかもしれない、でも生きる力をくれたりもする」と口にした。

