10度の世界王者・吉成名高選手「勝つことはもう最低条件」王者の貫禄漂う一方で「絶叫系が苦手だった…(笑)」と語る、25歳らしい素顔とは【独自インタビュー】

2026.6.25 18:00

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吉成名高の写真

ムエタイで10度の世界王座を獲得した吉成名高(よしなり・なだか)選手。ムエタイの本場・タイのスポーツ省が承認する世界ムエタイ機構のPFP(※パウンド・フォー・パウンド、全階級で誰が一番強いかを決めるランキング)において、外国人選手として初めて1位に選出されるなど、世界中の立ち技格闘家から圧倒的な実力を認められている若きスーパースターだ。

今回、entaxではそんな吉成選手に独自インタビュー。こだわりのルーティンや食生活、ムエタイという競技の“美しさ”を語ったほか、王者の素顔も深掘り。自宅のフィギュア棚に加えたい“思い出の作品”のフィギュアとは?YouTubeチャンネルで挑戦してみたいことを聞くと、幼少期の“苦手だったもの”が明らかに!
entax公式Youtubeでは、この記事には書かれていない質問も含むインタビュー動画を公開中!
《動画はこちら》

Q.ムエタイとは?
タイの国技であるムエタイは、立ち技世界最強格闘技といわれるタイ式のキック・ボクシングで、両手、両肘、両脚、両膝の8箇所を用いて相手と戦う。

Q.吉成名高選手のココがすごい!
2001年1月8日、神奈川県生まれ。幼少期に兄の影響で空手を始め、小学3年生よりムエタイを始める。数々の試合を経験し、小学5年生の時には本場のタイで修行。14歳の時にプロデビューを果たすと、その直後から圧倒的な強さで世界に名を轟(とどろ)かせた。ムエタイの二大殿堂タイトル『ラチャダムヌン・スタジアム』で3度、『ルンピニー・スタジアム』で1度、さらにWMCおよびWBCムエタイ世界王座など、計10度の世界王座を獲得するなど、ムエタイの歴史を次々と塗り替えている。サウスポーの構えから繰り出す正確なテクニックと冷静な試合運びが特徴で、規律と適応力を兼ね備えたスタイルは、本場タイでも高く評価されている。

吉成選手のムエタイの魅力は、“美しさ”と“破壊力”。荒っぽさ・怖さという“格闘技”のイメージに反する“美しさ”とは一体どういうことなのか?

吉成:流血したりしますし、すごく怖いなっていうイメージもあると思うんですけど、ムエタイは相手への感謝の気持ちとか、相手の選手をリスペクトする気持ちを、文化としてすごく大事にしているんです。相手を痛めつけたくてやっているというより、“競技”として自分はやっているので。そういったところから“美しさ”が生まれると思いますし、単純に技の多さ、蹴りの速さ、スピード、フォームっていうところも自分は美しいと思っているので、そこを魅せつけていきたいですね。勝つことはもう最低条件、そこからいかに魅せるかというところが僕に求められるところだと思うので。

吉成:平均すると4時間以上はやってると思います。多い時は6時間ぐらいやってます。

吉成:前日に計量をするんですけど、計量が終わってからの食事は全部決まっていて、それは絶対崩してない。それを続けて今40何連勝してきているので。加えて、試合の朝にランニングと、少し強度のある運動をするんですが、そこでその日の調子をチェックします。
験担ぎは、自分で運転して会場入りするっていうことですかね。自分で運転して、試合が終わったあとも自分の運転で帰れるぐらいダメージなく勝つぞっていう。そこはすごく大事にしてます。

吉成:まず経口補水液や水分を取って、30分ぐらい休んでから果物を摂る。また少し休んでうどんを食べて、そのあとに1回寝るんですよ。寝て起きて、そのあとに焼肉行きます。肉ってあまり消化に良くなくて。消化するほうにエネルギーを使っちゃって、試合の日に体が重くなることが結構あるので。焼肉に行っても少量の脂の少ない肉を食べて、主に米をかきこむみたいな感じですね。これが試合前日に実践している食事のルーティーンです。

吉成:自分は結構普段の代謝がいいほうで。プラスで練習もするので、1日にたぶん4000kcal*1ぐらい摂って、ようやく体重キープできるぐらいなんです。なので、常に野菜も肉も米も、好きなだけ食べているような感じですね。お米は普段からすごく摂るんですけど、練習の直前にお米を摂ると結構お腹も膨れるので、すぐにエネルギーに変換したい時にはバナナや“飲むあんこ”を重宝しています。

吉成選手が重宝しているという“飲むあんこ”とは大粒の小豆とショ糖99.9%以上の最高級ザラメ「鬼ザラ糖®」だけでできたあんこを、スパウトパウチに入れたもの。パウチ形状も細くコンパクトなサイズで、飲むことに特化した形に進化している。その”和菓子クオリティ”の味は、激しい運動の後でも喉を通りやすいとアスリートに好評のようだ。 

吉成:自分もマネージャーの紹介で“飲むあんこ”を知って、そこから試合の前に飲むようになったんですけど、結構良くて!アップの時に「すごく今日エネルギーを感じるな」みたいに、実感できました。そこからは試合の直前に限らず、練習前にさっと(飲んだり)。飲んでから練習をすると結構持つんです。あまり噛(か)まなくてもいいから手軽に摂取できますし、そこがすごくいいなと思いますね。エイワスポーツジムの選手もみんな、試合前・練習の時に飲んでます。自分は抹茶味が一番好きです!

WBCムエタイ世界ライト級王者 吉成士門選手(左)&WBCムエタイ 世界S.バンタム級王者 品川朝陽選手(右)も愛飲

吉成:自分のことを発信するのが得意じゃなくて…。SNSもあまり得意じゃないので、ファンクラブで、ファンクラブの人だけが見られるような自分の一面とかを共有できたらなとはすごく思いますね。

吉成:バンジージャンプやりたいです!

吉成:小学校低学年の時ジェットコースターが怖くて泣いてたぐらい、絶叫系苦手だったんですけど…。バンジージャンプやりたいです!強くなれる気がするんで(笑)

吉成:やめてくれって言ってました(笑)

吉成:読書、と言いたいところなんですけど、全然本も読まないし…(笑)趣味、ドライブにしときましょうか!車の運転がすごく好きなので。1人で行く当てを決めずに適当に走らせることもありますし、友達とワイワイ音楽をかけながら運転するのもすごく好きなので。

吉成:ハンバーグが殿堂入りなのは2023年から変わらずで、最近だと馬刺しですかね。

吉成:どうしても克服できないのが、トマトとキュウリですね。なんかだめなんですよね…。トマトはすごく体にいいし、アスリートは摂るべきだと思うんですけど…。ミニトマトも無理だし、大きいトマトもちょっと…(苦しげな顔)。トマト缶で代用するしかないです。料理に混ぜればいけます!

吉成:プロテインをちゃんと飲みたいです。飲んでないんで…。「めんどくさがってやらない」「練習とご飯食べて寝るだけでいいや」みたいなところがあって(笑)そこはもう少しファイターとして、アスリートとして見つめ直さなきゃいけないところだなとは思います。

吉成:『家庭教師ヒットマンREBORN!』の一番くじが出るんですよ(*取材日時点)。それをめっちゃ狙ってます!自分が小学生の時にすごくハマっていたアニメで、その時代を思い出す。部屋の棚の上に色んなアニメのフィギュアを飾っているので、そこにぜひとも飾りたいなって。

吉成:高校生の時はすごく乃木坂46さんが好きでした。最近はWatsonさんっていう日本のヒップホップアーティストさんの曲を聞いてますね。歌詞もいいし、ビートが結構耳に残りやすい。

吉成:世界で見るとムエタイの認知度が少しずつ上がっているみたいなので、自分は日本の代表として、日本でも広めていきたい。ムエタイに深く関わっていって、メジャースポーツって言われるぐらいムエタイを上げていけたらなっていう夢がありますね。

【吉成名高 公式SNS】
《X》@445_nada
《Instagram》nadakamuay
《YouTube》石井一成&吉成名高/なりなりちゃんねる

写真・取材・文:entax編集部

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