未来の神様候補?コーヒーの神様・粕谷哲さんも激推しする11歳の天才焙煎士・深谷東照さんに密着

2026.6.9 10:00

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子供焙煎士・深谷東照さんの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が6月6日に放送。11歳の子供焙煎(ばいせん)士の腕前に度肝を抜かれた。

道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京ビッグサイトで開催されたコーヒーイベントで話を聞いた男性の神は、“子供焙煎士”の深谷東照(とうしょう)さん、11歳。「結構ハイレベルでうまい」「衝撃」と語る男性。2016年にハンドドリップ世界大会でアジア人初優勝を果たした“コーヒーの神”粕谷哲さんに話を聞くと、「もちろん知ってますよ!有名です。絶対(取材)行った方がいい。将来の神様候補です」と即答。世界王者がここまで推す11歳の東照さんに会いに行ってみることに。

子供焙煎士・深谷東照さんの写真
子供焙煎士の深谷東照さん

取材班が訪れたのは、東照さんのご自宅。東照さんは、あどけなさの残る小学6年生だが、案内された部屋に足を踏み入れた瞬間、空気が変わった。壁にはコーヒー器具が整然と並び、棚には焙煎した豆の瓶、温度計、スケール、ドリッパー。そして、ひときわ目を引くのが、粕谷さんの直筆サイン入りドリッパー。「ここで淹(い)れてます」と案内されたスペースは、まるで小さなカフェのようだ。

子供焙煎士・深谷東照さんの写真
自宅には小さなカフェのようなスペースが

東照さんは、学校が終わると金曜日限定で不定期に鎌倉のハンバーガー店の一角を間借りし、自ら焙煎した豆でコーヒーを提供している。焙煎士というのは、簡単に言うと“豆を焼く人”。生豆を火で煎って、味を作る人のこと。焙煎はコーヒーの味を決めるうえで極めて重要な工程だという。そんな“味の根幹”を担う仕事。その重大な役割をなんと、11歳の少女が担っているのだ。

コーヒーをいれている東照さんの写真
ポップアップバリスタとして活動する東照さん

この日のラインナップには、ひときわ目を引く豆があった。それが、1杯5000円する、トトゥマス(農園)の“パナマゲイシャ”。世界最高峰の農園で、豆1kgが37万円で落札された実績を持つ“幻の豆”だ。

東照さんはワイングラスのような器に粉を入れ、「香りをどうぞ」と差し出す。その所作は、11歳とは思えないほどプロフェッショナル。淹れたコーヒーは、花のような香りと複雑な甘みがふわりと広がり、スタッフも思わず「めっちゃおいしい!」と感動する。さらに東照さんは、「温度が下がってくるとまた味が変わるので、ゆっくり飲むと変化が楽しめて、今の味を楽しむなら、ホット帯のうちにガブーっと飲んじゃって」と、飲み方まで丁寧に教えてくれた。

子供焙煎士・深谷東照さんの写真
ログをパソコンで管理する東照さん

後日、焙煎の様子を見せてもらうため、自宅近くにあるという焙煎所へ。使うのはイギリス製の本格焙煎機『CR600』。焙煎中は、釜の温度、豆の温度、RoR(温度上昇率)などのログ(記録)をパソコンで管理し、秒単位で火加減を調整する。「ハゼた!」と豆が爆ぜる(コーヒー豆がパチパチと音をたてて膨張すること)音を聞き分け、香りの変化を確かめながら最適なタイミングを見極める姿は、もはや“職人”そのもの。同じ豆・同じプロファイルで焙煎しても、その日の気温や湿度、豆の状態によって味は変化するため、まったく同じ味を再現するのが難しいのも焙煎の奥深さだ。

東照さんの焙煎歴は今年で4年目。数百回の焙煎を経験してきたという。コーヒーに興味を持ったのは、なんと2歳の時。父のコーヒーを真似して淹れ始め、7歳で焙煎に挑戦。2024年には東京の大会で8歳にして優勝!翌年には日本、韓国、ベトナムの3か国の大会で準優勝と、驚異的な成長を見せている。

子供焙煎士・深谷東照さんの写真
楽しそうに焙煎をする東照さん

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