筑後川の“イチバン上流ハウス”を探せ!武道館ライブも開催した、レジェンドミュージシャンの移住ハウスでの暮らしとは
あばれる君が5月21日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。川の1番上流にある家を探す企画『イチバン上流ハウス』で、レジェンドミュージシャンの移住ハウスを発見し、その暮らしぶりに迫った。
今回、『イチバン上流ハウス』の舞台となったのは、九州最長約143kmの筑後川。熊本県南小国町にある源流点を目指し、あばれる君は小国町から調査を開始した。日本最大の地図検索サービス『マピオン』のプロダクトマネージャー・荒木健功さんの協力のもと、上流に向かって歩きながら民家を探していく。
早速、洋風のオシャレな民家を発見したあばれる君。住人の西田直美さんは14年前にふるさとにUターン移住しており、この日は娘さんとお孫さんたちが遊びに来ていた。西田さんによると、この辺りは阿蘇山の噴火によってできた堆積物が100m以上積み重なっており、それが水をろ過して良質な水を生み出しているのだという。水道水をごちそうになったあばれる君は、「おいしい。筑後川がここ流れてます」と太鼓判を押した。

その後、源流点まで1.7kmの地点で、あばれる君は黒川温泉郷のエリアに入った。黒川温泉郷は、年間100万人以上が訪れる熊本県の観光地で、炭酸水素塩泉や硫酸塩泉など7種類の泉質が湧いている。そのため、泉質の違いを楽しむ湯めぐりができる。

黒川温泉郷を越えて、ついに源流点から0.74kmの場所まで来ると、荒木さんは「この先、行き止まりの道があるんですよ。ってことは、人がひょっとしたら住む、もしくは建物があるかもしれない」と地図を見ながら予想した。
荒木さんの予想に従って、人気がない山道を進んでいくと、突然道が開け、ロッジ風の建物がたくさん現れた。「別荘?」とあばれる君。さらに上流方向に歩いていくと、建物から何やら音楽と歌声が聞こえてきた。
建物に到着すると、デッキには帽子を被った男性が座り、楽器を奏でながら歌を歌っていた。あばれる君は「触らずにはいられないでしょ」と男性に興味しんしん。男性に「この辺りに住まれているんですか?」と尋ねると、男性は楽器をかき鳴らし、「ここに住んでます♪」と歌った。「おもしろい人ですね」という男性の言葉に、「こっちのセリフですよ!」とあばれる君。
源流点から0.67kmの家で出会ったのは、永井利充さんと妻のいずみさん。実は、利充さんは、1980年代後半~90年代に人気を集めたロックバンドBO GUMBOS(ボ・ガンボス)の元メンバーなのだ。日本レコード大賞で『アルバム・ニュー・アーチスト賞』を受賞しており、武道館ライブも開催したレジェンドミュージシャンだ。ミュージシャンの移住ハウスはどんな暮らしなのか。
あばれる君が「なぜここを選ばれたんですか?」と尋ねると、いずみさんは、住む場所を探したときに、アレルギーを考慮して水と空気がキレイなところを選んだと教えてくれた。そして「こっち引っ越して3ヶ月で治ったんですよ」とうれしそうに話すいずみさん。現在、2人は約470坪の土地でゲストハウスとカフェを経営している。
2人の家は、築30年の2階建てで、間取りは3LDK、広さは114平米だ。1階にはLDKのほかに2部屋、2階には寝室がある。
さっそく家を調査することに。まず、利充さんは自慢のテラスを案内してくれた。ここに座って夕陽を眺めるのが夫婦の楽しみなのだとか。また、家の反対側には高原が広がっており、遭遇率1%のダブルレインボーを見ることもできるという。
いよいよ、あばれる君は家の中へ。地元の木材で作られているというリビング・ダイニングは19帖(じょう)の広さで、木の温かみをそのまま残したロッジ風の空間となっていた。「(木が)呼吸する家です」といずみさん。
また、キッチンの蛇口からこの地域ならではのものが出るという。2つ並んだ右の蛇口からは湧水、左の蛇口からはなんと温泉が出るのだ。利充さんは「野菜とか蒸したら、ごちそうになるんよ。温泉で蒸すだけで」と話し、温泉のお湯をせいろ蒸しなどの調理に使っていることを教えてくれた。

お風呂も、もちろん温泉だ。ヒノキ風呂のそばには大きな窓があり、高原の景色を楽しむことができる。「とんでもない夢の叶(かな)え方してますね」とあばれる君。
スタジオの見取り図・盛山晋太郎が「ゲストハウスを利用される方は?」と尋ねると、あばれる君は予約サイトなどで1位になったこともあることを明かし、スタジオのゲストからは「ええ!」とその人気っぷりに驚きの声が上がった。カフェも、湧水で煮込んだオリジナルカレーが人気なのだとか。

果たして、永井さんの家は筑後川の“イチバン上流ハウス”なのか。あばれる君が「ここより上流に家はありますか?」と尋ねると、利充さんは「源流という意味ではうちでしょうね。源流です」と身振り手振りを交えながら陽気に答えた。「たどり着いた〜」と3人で拍手する。
永井さんの家を出て、あばれる君が向かったのは筑後川の源流点。どんどん険しくなる山道を進んでいき、荒木さんも「これはもう絶対人住んでいないですね」と太鼓判を押した。ついに、あばれる君は源流点にたどり着いた。源流点には大きな石が積み重なり、緑のコケがびっしりと生えている。あばれる君は川の水で顔を洗うと「源流点!」と言って右手を高く上げ、スタジオは笑いに包まれた。

