横山裕「弟の記憶が無くなった」母の死や弟の悲劇 “父親代わり”として歩んできた時間を想起する

2026.5.14 10:45

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SUPER EIGHT・横山裕の写真

SUPER EIGHTの横山裕が5月9日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。今回は弟とともにフィリピン・セブを再訪。家族との思い出を振り返った。

三兄弟の長男で、10代のころから弟たちの面倒を見てきた横山。二男とは6歳、三男とは8歳も離れていたため、自然と父親代わりのような役目を担ってきた。セブは15年前、そんな三兄弟が初めての海外旅行で訪れた場所だという。

今回は三男の充さんとともに旅をした。充さんは横山について聞かれると、「小っちゃいころ怖かったですね。親代わりじゃないんですけど、よく怒られてましたね」と話す。横山も「絶対的兄貴でしたよ」と返し、笑いあった。

楽しい思い出であふれるセブだが、訪問のきっかけとなったのは、家族の辛い経験だった。横山は「二男が記憶なくなったから、っていうのが大きかったんですよ。それでなんか、楽しい思い出作ろうで行ってねんな」というと、充さんも「オカン亡くなった時か。それで気晴らしに行こかって」と当時を想起した。

横山が30歳になる直前、母が他界。二男の勤さんは、ショックで一時的な記憶障害を負った。「(記憶が)2年分くらい無くなってた」と横山が話す。「(二男が)倒れて病院に運ばれたんすよ。病院の先生が、“アンタお母さんが亡くなった時にいた弟さんやね?”って聞いたらしいんですけど、弟から電話かかってきて、“なんかオカンが亡くなったって訳わからんこと言ってるけど、何言ってるのこの人たち”って、ちょっと怒りながらかかってきた」とつづけた。

弟の記憶が戻るかどうか不明瞭ななか、とにかく楽しい思い出を作るため、多忙なスケジュールをぬってセブに飛んだ。それ以来、家族で海外旅行に行く機会も増え、別の旅行先で勤さんの記憶は回復。横山は「楽しい思い出作ることって大事なんやなって思いましたほんまに」と、安心した様子で語った。

SUPER EIGHT・横山裕の写真

三兄弟の長男として、父親代わりで弟たちに接してきた横山。ふたりの弟も立派に独立し、二男・勤さんは家庭をもち、今回ともに旅をした三男・充さんは税理士として活躍している。

横山は弟たちについて聞かれると、まず税理士となった充さんについて、「めちゃくちゃうれしかったです、ほんまに」とほほ笑む。「めちゃくちゃ勉強してましたし、めちゃくちゃ(試験に)落ちてました。その度になんか学費を請求してきよるんですけど、絶対に僕が酔っ払って機嫌良い時に言ってくるんですよ。やっぱ三男の処世術すごいっす」といって司会の今田耕司を笑わせつつ、しみじみと語った。

また、今回仕事の都合で旅には同行できなかった二男・勤さんとの通話では、「忙しいのしゃあないもんな。子どもちゃんができて忙しいと思いますが、また時間作って3人でいきましょう」と気遣い、「今はもうみんな自立して、それぞれの幸せつかんでるんで、お互い切磋琢磨して頑張ってるなっていう感覚ですかね」とつづけた。

大切な弟たちとの思い出があふれる、セブを旅した今回。旅の最後には、当時兄弟3人で写真を撮ったナルスアン島を訪れた。横山は当時撮影した写真を眺め、「ずっと待ち受けにしてます」といい、15年間一度も変えていないという。「意識はしてないんですけど多分この写真を超えてないんですよね。よっぽどなんか多分3人で来たのがうれしかったなと思うし」と話すと、兄の言葉を聞いた充さんは感激したのか、思わず言葉を詰まらせた。

朝日に照らされながら、写真の場所に向かったふたり。写真を撮った桟橋まで行くと、かつて架かっていた橋は台風で崩壊し、脚だけが海中に残されていた。3人での再訪は叶わなかったが、より頑丈に新設された橋の上で、当時と同じポーズで写真を撮った。

番組の終盤、司会の今田耕司が「いろいろと弟さんのために大変やったという思い出は?」と聞くと、横山は「大変なんて一回も思ったことない」と答える。「弟と出会えたことがオカンに感謝ですね」といい、ふたたび家族で過ごした日々に思いを馳せるのだった。

SUPER EIGHT・横山裕の写真
旅の最後、三男からサプライズで誕生日を祝ってもらった

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写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部

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