橋本環奈と“マブダチ”の番組Pが明かす舞台裏!誰もが納得の“らしい一言”が台本を変えた?元ヤン役 起用のワケは?【ドラマ『ヤンドク!』独自インタビュー】
橋本環奈が初の月9主演を務めたドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)。金髪の特攻服姿や豪華共演者たちの出演などで放送開始前から話題となった本作が3月23日(月)、ついに最終回を迎える。放送直前のいま、entaxでは“橋本とマブダチ”と言えるほど付き合いの長い番組プロデューサー2人に独自インタビュー。橋本の“妙案”で台本が変更? 元ヤンドクター役に橋本が選ばれた理由は? 今だからこそ話せる本作の舞台裏を明かしてもらった。
本作『ヤンドク!』は、かつてヤンキーとして荒れくれていた田上湖音波(たがみ・ことは/橋本環奈)が、親友を事故で亡くしたことをきっかけに脳神経外科医となり、医療現場に新しい風を吹き込んでいく痛快医療エンターテインメント。
3月23日の最終回では、第1話から描かれてきた2人──湖音波と、彼女の恩師・中田啓介(向井理)の関係性にスポットが当てられる。髄膜腫(ずいまくしゅ)を患い右側の視野が大きく欠けてしまっていた中田に対し、自分が手術をすると訴える湖音波。しかし、中田は「命が助かったとしても視力を失えば医者を続けることはできない」と断ってしまう。果たして、湖音波は無事に恩師を救うことができるのか……。今回は、そんな最終回の注目ポイントも含め、本作のプロデューサーを務める髙木由佳氏、貸川聡子氏に話を聞いた。

髙木氏は、橋本が20歳の時にヒロイン役で出演した映画『午前0時、キスしに来てよ』(2019年)を担当した際に、貸川氏はドラマ『警視庁いきもの係』(2017年)で、それぞれ橋本と出会った。両者とも、橋本とは当時からよく一緒に食事に行ったりしていたそう。現場での彼女は「何かあっても、毎回『私は味方だから』『私も頑張るから』」といった前向きな言葉をよく口にし、支えてくれたという。久々の協働となった本作では、3人はもはやマブダチと言えるほどの仲だそうだ。

|スイーツより〇〇? “ほぼ橋本環奈”なドラマ『ヤンドク!』の舞台裏
──お二人は本作で橋本さんと久々の協働。まずは、率直なお気持ちを聞かせてください。
髙木:ある種の恩返しと言いますか、自分がいつかちゃんとプロデューサーとしてやれるタイミングが来たら、環奈さんともう一度やりたいと思っていたので、今回いろんなご縁があって一緒にやらせてもらえたことがとてもうれしいです!
貸川:久々にご一緒させてもらったらもう圧倒的な驚くべき座長ぶりで、すごいな!って。もちろん、2017年(『警視庁いきもの係』)のときもしっかりされていたんですけど、今回の頼もしさは本当にびっくりしました。
──本作は元ヤンドクターという奇抜な設定も話題に。橋本さんが起用された経緯は?
髙木:貸川さんとは一度、連ドラをご一緒したことがあって、今回がちょうど「次、また何か一緒にやりたいね」と話していたタイミングでもあったんです。二人とも環奈さんに私は20歳の時、貸川さんは18歳の時にそれぞれのプロデュース作品にご出演いただいたご縁もあり、スケジュールを確認させていただきました。そこから、“真の橋本環奈”を知っている我々だからこそやれる企画はなんだろうという話になり、「彼女が演じていて楽しくて、彼女の本当の良さが出る役がいいよね」ということで、壁を壊していくような役どころとして“元ヤン”が出てきたんです。
貸川:“月9”は、警察や弁護士、医療モノをやっていくという軸がある枠だったので、「ヤンキー×医療」という方向でいけないかと二人で相談したんです。少しマンガチックな部分もある取り合わせなんですが、いろいろ探していたら、実際に“元ヤンだったけど脳外科医になった”ドクターがいらっしゃることを知って、すぐ取材しに行きました。その方のマインドが本当に素敵で──今回の連ドラでも使わせていただいていますが、患者さんの“その後の人生”まで考える医療をされていたんですね。環奈さんもそういうところがある子だなと思い、とっても合う役なんじゃないかなということで『ヤンドク!』が生まれました。

──橋本さんの性格は、湖音波とかなり似ている?
髙木:湖音波っぽいです! 「マブダチのためなら頑張るわ!」みたいなことを真面目に言ってくれます。本当に友達みたいな関係で、私はずっと支えてもらっていますね。
貸川:きっぷがいいと言いますか、気前がいいと言いますか──環奈さんは現場に差し入れもたくさんしてくれるんですよ。「わっしょい!」って感じで、ものすごい量のイチゴとか、うどん屋さんが丸々来たりとか(笑) 毎回すごくきれいに飾り付けもしてくれるので、スタッフのテンションも上がりますし、本当にみんなに喜んでほしいという気持ちが伝わってきます。周りを楽しませようというエンターテイナーな感じが、あらゆる局面である気がしますね。

──特に印象的だった“湖音波エピソード”を挙げるとしたら?
貸川:(髙木さんを見て)もうあそこしかないよね(笑) 8話しかないでしょ!
髙木:「ほぼ私じゃん!」とか言いながら撮ったところね(笑) 第8話で、謹慎になった湖音波がやけを起こして、ゲーセン行ってラーメン食べてスナックに行く…みたいなシーンがあるんですが、実はそこはもともとラーメンではなく、スイーツを食べる予定だったんです。“スイーツ食べ放題”みたいなところで。でも、環奈さんの方から「むしろここは、私だったらラーメンの替え玉かも(笑)」という話があり、急遽脚本をラーメンに変えたんです。
髙木:本当に、現場でもガンガン食べていましたよ! 朝から豚骨ラーメンを食べて「替え玉いけたわー!」って! スタンバイ中も「なくなっちゃったらどうしよう」って言いながら食べていました(笑)

──貴重なお話をありがとうございます(笑) では最後に、いよいよ放送される最終回の見どころをお願いします。
貸川:前回の第10話では、ずっと引っ張ってこられた病院の不祥事──患者さんが亡くなってしまった真相が明らかになったので、最終回では病院がどう責任を取っていくか、中田先生がそれによってどうなっていくかみたいなところはもちろんですが、それに加えて、今までベースにあった湖音波と中田先生の師弟関係みたいなものがぐんと真ん中に来ます。
貸川:中田先生の病気のこともそうですし、湖音波が最終的に恩師である中田先生とどう向き合っていくかとか、病気を治せるのかどうなのかみたいなこととか──本当に二人の関係性の総ざらいと言いますか、棚卸しをやることになるので、その行方も注目していただきたいなと思います。
髙木:最終的に脳神経外科チームがどうなっていくか── “中田先生がのこしていったもの”とは…というところに注目してほしいですね。最後には、湖音波も大きく成長するお話になっています!

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【髙木由佳 Profile】
2010年 フジテレビ入社。『午前0時、キスしにきてよ』『忍者に結婚は難しい』『パリピ孔明』『パリピ孔明 THE MOVIE』など担当
【貸川聡子 Profile】
2002年 共同テレビ入社。『無痛~診える眼~』『警視庁いきもの係』『知ってるワイフ』『忍者に結婚は難しい』『問題物件』など担当
ドラマ『ヤンドク!』
フジテレビにて毎週月曜21時から放送中(3月23日 最終回)

