中森明菜や松田聖子に代表される1980年代アイドルの髪型が令和の時代に流行中?“昭和ヘアの神が”スゴ技を伝授
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が3月7日に放送。昭和ヘアスタイルの神に密着した。
道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・下北沢で声をかけた美容系短期大学に通う女性が挙げた“神”は、スタイリング剤を使わず、クシだけで髪のうねりを直す神技を持つ美容師、小野田光伸さん。昭和のカット技術を駆使し、TikTokでもバズり中だという。
“昭和カット”とは、中森明菜や松田聖子に代表される1980年代アイドルの髪形のこと。当時の若者がこぞって真似し、社会現象となったスタイルだ。では、令和の今、なぜ昭和カットを求める人が続出しているのか?その理由を探るため、スタッフは東京・新宿にある神・小野田さんの美容室へと向かった。

「小野田さんが神様だと聞いてきました」と伝えると、小野田さんは「うーん、私はね、普通にやってるだけなんですけど」と照れ笑い。すると早速、“中森明菜の髪形にしたい”という20代女性が来店。近年、若者の間では昭和歌謡が“エモい”“キャッチーで耳に残る”と再び注目を集めている。その流れは歌だけにとどまらず、見た目まで昭和風にしたいという人が増えているのだという。
そんな中、小野田さんが1年ほど前に何気なくSNSに投稿した中森明菜風ヘアに仕上げる動画が120万回再生の大バズり。現在の昭和ブームと見事にマッチし、“昭和カットにしたい”という女性たちが続々と小野田さんの元を訪れるようになった。

小野田さんの神たる所以は、街頭インタビューでも女性が語っていた、クシ1本で髪のうねりを直すという神技にある。スタッフは小野田さんが講師を務める山野美容芸術短期大学の講義を訪ねると、そこで「割れてしまって戻らない」という前髪を、あっという間に元に戻す技を見せてもらった。小野田さんは前髪の根元にハサミのような器具をそっと滑り込ませ、“チョキチョキ”と動かしていくが、髪は一切切っていない。それでもわずか30秒ほどで、割れていた前髪がまっすぐに整ってしまうのだ。
実はこのハサミは、神・小野田さんが開発に携わった『ヘアリセッター』と呼ばれるオリジナルのハサミで、一般的なハサミとは異なり先端部分にしか刃が付いていない特殊な構造をしている。この“切らないハサミ”によって根元の絡まりをほどき、毛流れをリセットすることで、クシだけでうねりを整える神技が可能になっている。

くせ毛やパサつきなど、髪に悩みを抱える人の頭皮を見てみると、根元で3本から5本ほどの毛が絡まってしまっていることが多い。実はこの絡まりこそが髪がまっすぐに落ちるのを邪魔し、前髪が割れてしまう原因にもなっている。そこで小野田さんは『ヘアリセッター』を使い、上向きのくし刃で根元の絡まりを丁寧にほどいていたのだ。
小野田さんが生み出した『ヘアリセッター』は、今や全国約3200店舗の美容室で取り入れられ、韓国からも現役美容師が学びに来るほど注目されている。まさに“神ハサミ”と“プロの技”がそろって初めて実現する施術だ。しかし日常的に髪のケアで悩んでいる人が多いので、「神のハサミとプロの技がなくても、家庭にあるものだけで悩みを解決できないだろうか?」と考えたスタッフは、神・小野田さんに“自宅でできる神技”を教えてもらうことにした。

番組AD・西濱の悩みは、前髪がいつも割れてしまうこと。これが本当に、神のハサミやプロの技術がなくても直せるのか。小野田さんは、100円ショップなどで売っている一般的なクシを手に取り、斜めに生えてしまっている前髪の根元にクシを当て、ヘアリセッターと同じ動きで左右にゴシゴシとこすっていく。前髪がまっすぐ前に落ちるようにしたいので、最後は真下に向かってクシを抜く。この動きを約30秒続けるだけで、割れていた前髪がストンとまっすぐそろうようになるのだ。

続いては、くせ毛のうねりに悩んでいるというプロデューサー森のお悩み。それを聞いた小野田さんは、「簡単ですよ!」とあっさり。誰でも家でできる、うねりの直し方を教えてくれた。使うのは、どの家庭にもある普通のドライヤーだけ。髪を濡らす必要はなく、うねっている部分を中心にドライヤーの熱を約4秒当て、そのまま冷風に切り替える。約1分、手で髪をまっすぐに引っ張りながら冷やし、仕上げに約5秒髪を伸ばした状態でキープすると、あっという間にうねっていた髪がまっすぐに整う。
髪の毛には、“温めると柔らかくなり、冷ますと形が固定される”という性質がある。そのため、温めたあとにまっすぐに伸ばしながら冷風で冷やすことで、うねりがリセットされるという仕組みだ。さらに、冷風を使うメリットはもう1つある。冷やすことで髪のキューティクルが引き締まり、ツヤが出る。つまり、うねりが直るだけでなく、仕上がりまで美しくなるのだ。

続いて番組プロデューサー・東の悩みは、髪のボリュームを抑えたいというもの。頭が大きく見えてしまううえ、髪が絡まりやすいのも悩みだという。毎日ヘアアイロンを使い、髪がやけどするほど格闘しているという東だが、小野田さんが取り出したのは意外にも“くるくるドライヤー”だった。
ボリュームを抑えるうえで最も大切なのは、髪の根元。ここが絡まっていると髪が立ち上がり、どうしても“もっさり”とした印象になってしまう。くるくるドライヤーは根元に風がしっかり届くため、クシの先を頭皮にしっかり当て、ドライヤーの風が根元に当たるように意識しながらとかしていくのがポイント。さらに、手で髪を軽く引っ張りながらドライヤーを進め、髪が冷えるまで待つと、うねりが収まり、ボリュームも自然と落ち着いていく。温めて柔らかくなった髪が、冷えることで形を固定する性質を利用した方法で、家庭にある道具だけで誰でも再現できる“神技”だ。
前髪割れ、うねり、ボリューム、3人の悩みをあっさり解決してしまった小野田さん。家庭にある道具だけで再現できる神技を伝授してくれた。
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