新⽔曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』完成披露試写会 杉咲「ポケットに忍ばせてそっとなでていたい」
放送に先駆け、1⽉10⽇に第1話完成披露試写会が⾏われ、主演の杉咲花、成⽥凌、内堀太郎、監督・脚本の今泉⼒哉が登壇し、第1話の感想や撮影現場の様⼦、お互いの意外な⼀⾯などを披露した。
まず、第1話の感想を聞かれた杉咲は「ポケットに忍ばせて誰にも⾒えないところで、そっとなでていたくなるようなドラマになっている気がしました。このドラマは(主⼈公の)極めて個⼈的で勝⼿な恋愛の話ですが、切実な悩みをそれぞれの登場⼈物が抱いていて、そんな時間をじっくり贅沢に描いている。⼿前味噌ですが、とても好きだと思ったし、こんなドラマが⾒たかったなと思いました」と話し、成⽥は「ずっと⾒ていたいような時間が毎週“無料”で流れるなんて贅沢だなと(笑)。⾒る⽅の状況や環境によって⾒え⽅が変わってくる作品だと思うので、それぞれの⾒⽅で楽しんでいただきたいですね」と語る。

撮影現場の雰囲気について、杉咲は「劇的なこととは反対にあるような、平凡な時間こそ⼤切に、⼀瞬も逃さずに撮ってやるぞという気概のある現場で、胸をうたれる⽇々です。今泉さんの繊細さは唯⼀無⼆で0.1ミリ単位0.1秒単位で調整を重ねながら、撮影していて。それによって深みが増したり、何かが変わる⾯⽩さがあってすごく楽しいです」。
今泉は、「細かい指⽰はあまり出さずに俳優たちに委ねています。例えば、⽂菜が何度も“うん”と繰り返すシーンなども、ある程度おまかせして⾃由に演じてもらった結果、そのひとつひとつの“うん”の表情の変化がすごく繊細で、カットを切り替えるとその過程を視聴者に届けられないので、編集時に杉咲さんの表情のワンカットでいくことになりました」と裏話を語った。

連続テレビ⼩説『おちょやん』(2020年11⽉〜2021年5⽉/NHK 総合ほか)では夫婦役を演じ、本作では恋⼈役として杉咲と再共演を果たした成⽥は「1年間毎⽇⼀緒に撮影していたので、⾔わなくてもわかることもたくさんあるし、必要なときは何でも⾔い合える関係だと思っています。ただ、撮影初⽇が冒頭のコインランドリーのシーンだったのですが、朝ドラぶりの再会だったのでなんだか照れてしまって。おかげで⾃然な初対⾯の感じが出ていた気がします」。⼀⽅の杉咲も「妙なこっ恥ずかしさがあったんですけれど、朝ドラが終わった当時、次に共演できるのは5年後くらいかなと話していたら、本当に5年経ってこんな機会を得たのはすごく嬉しいですね」と再共演の喜びを語った。

最後に、これから⾒る視聴者の皆さんへのメッセージとして、成⽥は「みんな当たり前に悩んでいて、⽣きづらさを感じている⽅もいると思うんですけど。この作品を⾒た⼈が、⼀⾔でも⼀⼈でも何か⾃分を肯定できるようなものに出会っていただくことができたら幸せだな、と思って⽇々撮影しています」とコメント。
杉咲は「このドラマは多くの⼈から分かりやすく共感を得られるような作品ではないかもしれませんが、なかなか⼈に理解してもらえないような葛藤や、まだあまり世の中に浸透していない悩み、優しい⼈が優しすぎるがゆえ感じてしまうささくれのような痛みやちいさなちいさな喜びが描かれているドラマで。そんなどこかにいるかもしれない⼀⼈⼀⼈に向けてつくられた作品だと思います。そのひとりが、テレビの向こう側にいる誰かだったらいいなと願っています。世界でたった⼀つの⼀本をみんなで毎⽇⼼を込めて撮影していますので、どうか最後まで⾒届けていただけたら嬉しいです」と語った。

新⽔曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』
2026年1⽉14⽇スタート 毎週⽔曜よる10時











