「“じゃあ何グラム入れまーす”っていう風景が最終到達地点」　店主が全ての食材・調味料をグラム単位で量る『オモウマイ店』

12月30日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、2025年に番組が訪れた店の思い出を象徴的なキーワードから振り返った。

“計量”というキーワードで振り返るのは、山口県下関市にある『食堂オネット』。看板にはピクセルで「めし」と書かれている。店内のカウンター席にはお客さんが座り、店主の男性が料理をする様子を見ながら食事を楽しむことができる。

この店の特徴は、料理を作る時に、全ての食材・調味料をグラム単位で正確に計り、毎回全く同じ味に仕上げるという点だ。繊細な手つきで作られた『香味中華そば』は、お値段たったの350円。スタジオからは「安！あんなに量って？」と驚きの声が上がる。他にも、『ペペロンチーノ』は350円、『ブルスケッタ』は250円。

店主の男性は「最終目標というか野望みたいなものは、この考え方がみんなに広まっていくことなので。“じゃあ何グラム入れまーす”っていう風景が広がっているのが最終到達地点」と話し、“全てを量る”という店のポリシーを普及させたいという野望を明かした。

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写真提供：（C）中京テレビ