Number_i 全国ライブツアーを完走! オーケストラの生音と共に約30万人のファンを魅了

2025.12.25 21:00
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平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iが全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』のファイナル公演を、12月24日から25日にかけて、さいたまスーパーアリーナで開催した。25日昼公演の模様をレポートでお届け。

Number_iが全国8都市25公演で約30万人を動員した全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』のファイナル公演を、12月24日から25日にかけて、さいたまスーパーアリーナで開催。本記事では25日昼公演の模様をレポート。
さらに、さいたまスーパーアリーナ公演が2026年2月14日(土)からPrime Videoで配信されることが決定した。

《『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』12月25日昼公演レポート》

満員の客席では開演直前に“Number_i”コールと手拍子が割れんばかりに鳴り響く。期待が膨らみに膨らむクリスマスのさいたまスーパーアリーナ。

暗転と同時にスクリーンに映し出されたのは、ツアーのために用意されたスペシャルムービー。世界観豊かに作り込まれた映像に会場は徐々に引き込まれていく。メンバーが突如として宇宙船に取り込まれる展開に驚くのもつかの間、次の瞬間には実物のメンバーがゴンドラ上に現れ、現実世界とシームレスに繋がる演出で登場。とてつもないライブのスタートを予感させる仕掛けとNumber_iの姿に、会場は一気に熱を帯びる。

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』

1曲目は『HIRAKEGOMA』。平野のラップが繰り出されると、期待と高揚が混じり合った大きな歓声が起こった。続く神宮寺プロデュース楽曲『ATAMI』、『FUJI』では、脈々としたメロウなメロディとバンドサウンド、メンバーの声質が三位一体となった音像に、会場のボルテージが上がっていく。上昇中の熱気『INZM』、『幸せいっぱい腹一杯』にて一つの頂点に至った。

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』
Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する平野紫耀
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』

アッパーチューンが畳みかけられ、3人のパワフル且つ研ぎ澄まされたパフォーマンスが観客の視線を強く引き寄せた後は、息をつく間もなく先ほどの映像の続きが。
映像の展開に合わせ『Numbers Ur Zone』を披露。スクリーンでコミカルに動くメンバーの3Dキャラクターとステージパフォーマンスが激しく連動。
重厚なストリングスの旋律に誘われ始まる『なんかHEAVEN』『ロミジュリ』と続く流れでは、チルとエモーションとが交錯し、ふくよかな音像に観客は酔いしれていく。
『Numbers Ur Zone』のライブパフォーマンス映像はこちらから

前半のハイライトのひとつは、神宮寺のソロ楽曲『LOOP』だ。ダンサーのソロパートで一気にステージが引き締められると、神宮寺の静と動を自在に行き来する表現力が際立ち、会場の空気を一瞬で掌握。
その流れを受けた『SQUARE_ONE』では、グループとしての結束力がより強く印象づけられるようなグルーヴが表出。ツアーを通して育て上げてきた楽曲群が、確かな存在感を放っていた。

Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する岸優太
Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する神宮寺勇太
Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する平野紫耀
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』

「埼玉の皆さん、こんにちはー!」という挨拶から始まったMCでは、子供のころサンタクロースからもらったプレゼントの話など、会場を巻き込みながらトークを展開。
「中学校一年生の時にジュエリーくださいとお願いしたら、(貰えたものは)駄菓子100個だった」という平野や、サンタさんを目撃してしまったことがあるという岸に、お互いツッコミ合いながらも和気藹々とクリスマスエピソードを語り合っていた。
「もし、今プレゼントをもらえるとしたら?」というお題に対して、平野は「加湿器」、神宮寺は「ムラシャン(紫シャンプー)」、岸は「金銀財宝」と答え、十分に会場がほぐれたところで後半戦に突入。後半戦への曲振りのコールアンドレスポンスに「金銀財(Number_i)、宝(iLYs)」のワードが使われるという場面も。
後半戦1曲目のナンバー『Hard Life』ではメンバーがステージの端から端まで歩き、観客との距離がグッと縮まるような温度感が生まれた。

映像を挟み、ストーリーは急展開へ。メンバーの顔のパーツをアップで映し出すパンチの効いたヴィジュアライザーとともに『2OMBIE』を披露。続いて日本情緒漂う『BON』では、低音の効いたビートと整然とした鋭いダンスが際立ち、会場の熱気は再び最高潮に。

Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する神宮寺勇太
Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する平野紫耀、神宮寺勇太

幻想的なピアノソロにクールダウンされながら、岸のソロ楽曲『KC Vibes』へ。伸びやかな歌声と攻撃的なラップとが交錯するステージは、シンガーとしての岸の凄みが滲み出る。ペンライトによって紫色に包まれた会場もステージ演出に一役買っていた。『Numbers』に続いて披露された平野によるソロ楽曲『ピンクストロベリーチョコレートフライデー』では、実直さと甘さを併せ持ったステージングで観客を惹きつける。ストレートに伸びる平野の歌声は、低音ラップを繰り広げる時とはまた違った魅力を放っていた。

Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する岸優太

再びのピアノソロから『i』へと流れる構成は、個の表現力とグループのアイデンティティが交差する瞬間を鮮やかに描き出す。オーケストラによる壮大なInterludeを経て披露された重厚なナンバー『GOD_i』、デビュー曲『GOAT』は、ツアーのクライマックスにふさわしいスケール感を伴って迫り来る。さらにNumber_iの拡張性を強く感じさせる『未確認領域』では、常に変化と挑戦を続けるNumber_iの現在地が明確に提示されているようだった。

Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する神宮寺勇太

アンコールでひときわ大きな歓声とともに投下されたのが新曲『LAVALAVA』。現在、配信チャートはもちろん、”LAVAdance”がSNSを賑わせている注目曲の一つだ。サビ部分の音と振り付けのユニークネスは、ライブの中でもすでに欠かせないキラーチューンとして機能している。Number_iの型にとらわれない多面性を象徴するような一曲だ。

その勢いを保ったまま、『No-Yes』『Midnight City』と畳みかけ、『JELLY』で祝祭感は最高潮へ。オーケストラの芳醇なハーモニーとベースの力強いビートに包まれながらダンサー、バンドメンバーなどの紹介をするシーンでは大きな歓声が鳴り響き、このステージに関わる全ての人とNumber_i、そして会場とが一体となる瞬間を体験した。
ラストの『i-mode』を歌唱し終えると、メンバーは会場に力強く感謝の言葉を投げかけた。
Number_iがこのツアーで積み重ねてきたもの、そして現在進行形で拡張し続けるスケール感が、『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』さいたまスーパーアリーナ公演には鮮明に刻み込まれていた。
『i-mode』のライブパフォーマンス映像はこちらから

Number_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』に出演する岸優太
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iの全国ライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ』

【セットリスト】

1. HIRAKEGOMA
2. ATAMI
3. FUJI
4. INZM
5. 幸せいっぱい腹一杯
6. Numbers Ur Zone
7. なんかHEAVEN
8. ロミジュリ
9. LOOP
10. SQUARE_ONE
11. Hard Life
12. 2OMBIE
13. BON
14. KC Vibes
15. Numbers
16. ピンクストロベリーチョコレートフライデー
17. i
18. GOD_i
19. GOAT
20. 未確認領域

<ENCORE>
1. LAVALAVA(※12/24 18:30公演、12/25 13:00公演、12/25 18:30公演のみ)
2. No-Yes
3. Midnight City
4. JELLY
5. i-mode

<W ENCORE>
1. iLY (※12/25 18:30公演のみ)

ⒸTOBE Co., Ltd.

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